NozbeのiPhoneアプリ日本語化で思うこと
2010.09.21
前回の「Nozbeアプリのβテスト中」記事を投稿してから、はや2週間。NozbeのiPhoneアプリが2.1.2にバージョンアップし、バグフィックスと合わせて日本語化が完了されました(iTunesリンク貼っておきます)。
一部、日本語が微妙な所も残ってしまったり、ヘルプ文が英語のままだったりと気になる部分もあるのですが、少しは日本語化に携わった立場として、こうして無事にリリースされるのは嬉しいものです。
ただ、手伝っていながらこんな事を言うのもなんですが、「ここまで日本語化して、本当に良かったんだろうか?」というところもあります。
前述したような、使い方やGTDの概念を説明するような文章などは翻訳してあった方が使いやすいのは確かです。けれど一方で、英語から日本語に単語単位で変えてしまうことで概念がずれてしまう部分もあります。
前回の投稿で触れた「Inbox」の訳語などもそれ。GTDの考え方に沿って訳すなら、この単語には「自分がこれから扱うものを最初に放り込んでおく場所」くらいの意味があります。
それを「受信箱」としてしまって、本当に良かったのか?
この表現では、メールや依頼されたタスクのように、文字通り「受」信するものは入れるだろうけれど、自分の目標やゴールのように「能動的」に扱う物を入れようとするだろうか?
受動的な、与えられたタスクをこなし続けるだけのためのアプリに見えてしまわないだろうか?
など、気になってしまうところも色々と出てきます。
原語での意味を失わないように、それでいて伝わりやすいように訳す…というのはかなり難しい作業ですが、今回の一件でそれを改めて体験しました。
とはいえ、こうしたアプリの改善が嬉しいことに変わりはありません。
これを機に、さらにNozbeユーザーが増えて、活用方法などの共有・ユーザー同士でのコミュニケーションなどが活発になっていってくれればと思います。
投稿者 : 淺田 義和 | 投稿日時 : 2010.09.21 08:15





