そろそろ東大生のノート術について一言いっておくか:ノートを取るのは何のため?
2008.11.06
最近、「東大合格生のノートはかならず美しい」なんて書籍をよく見かけます。先日はとうとう、東大の生協でも平積みされているのを眼にしました。
確かにノートをきれいに描くことは利点もあるんですが、気を付けないと弊害の方が大きくなってしまうのでちょっと一言書いてみます。※今でこそマインドマップはきれいにしてますが、以前はかなり雑なノートでした=ノートがきれいじゃない東大合格生でした。
「東大合格生のノート」と「ビジネスで役立つノート」は違う
ノート術と言っても単なる板書を写すようなものから発想を膨らませていくようなものまで色々あります。目的に応じてその作り方も変わってきます。これらをひとくくりに「ノート術」とまとめてしまうのはちょっと危険です。
例えば東大合格という枠組みで考えた場合、そのノートの目的は基本的に「大学に入るための勉強」でしょう。極端に言えば、「答えのある試験問題を解くのに役立つノート術」です。
一方でビジネスの場合、単なる勉強という枠組みを超えて、思いついた発想や後で使えそうと思った引用など、様々な物をメモする可能性も出てきます。さらに、そのメモしたもの同士を結び付けて、新しいものを創り出す…なんてケースも考えられます。
これはビジネスに限らず、大学院での研究生活を送る場合も同じようなものです。「予め答えのあるもの」ではなく、「答えが分かっていないもの」に対するアプローチや「自分で問題そのものを作り出す」ためのノート術が求められるようになります。
自分の目的に合ったノート術を使おう。
大学受験とか資格試験への合格とか、「答えの決まった問題を解けるようにするため」のノート術(覚えるためのノート術)だったら「きれいに」ノートを作るのもありでしょう。
一方、「未知の問題を解決するため」のノート術(発想を活かすためのノート術)が必要とされる立場であるなら、マインドマップやアイデアマラソンノートのような違ったアプローチも多数あります。
自分が今、ノートをとるのは何のためか。それを考慮してノート術を選ぶことが、まず第一に求められることでしょう。
…ほか、勉強法とノート術に関してはまだまだ書けますが、長くなってしまったので一度この辺で区切ります。
投稿者 : 淺田 義和 | 投稿日時 : 2008.11.06 10:26
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