「xxxに関する調査」というものの数字の読み方
2006.10.11
ちょうどこの三連休でデータの罠という本を読み終わったのですが、ちょっと興味深い記事があって、日本人の英語力が低いというのが、本当にそうなのかというようなことが書かれていました。
日本人の英語力が低いという根拠としてTOEFLのスコアーから来ているらしく、実際そのスコアーの平均はアジア圏では最低レベルにあるそうです。
ただ、ここで重要なポイントがあって、そもそも日本人は受
験数が多く、平均して1万人(多いときには10万人超)ということらしく、アジア圏では、インド、中国、韓国が同じくらいの受験数がある一方で、その他の国では受験数が大幅に少ない(10人単位)ブルネイ
やモルジブのような国もあるそうです。
なんで、こんなにも受験者数の差が生じるかというと
- $140という受験料負担が国によってとても大きい。
- 日本の場合には自らの意思で受験する人はもちろん、場合によって企業/学校で強制的に受験を命じられて受験する人たちも少なからずいる一方、貧しい国の場合に将来の仕事(例えば政府関連の職)のために必死に勉強するために特定の人たちのみが受験
というようなことがあるそうで、まとめると以下のような関係になり、それぞれの国の受験者のTOEFLスコアーの平均値を比較することはあまり適切でないというような説明が書かれていました
日本:受験者→多い、レベル→様々
貧しい国:受験者→非常に少ない、レベル→高い
新聞、TV、インターネット等など色々なところで、xxxに関する調査というものがありますが、データの罠は、そういう数字の読み方の参考なる本なので、興味ある方は読んでみてはどうでしょうか?
投稿者 : 小山田 浩 | 投稿日時 : 2006.10.11 11:56




