暗号解読
2007.07.29
以前、読もうかなぁと思って一度借りた暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号までですが、かなり分厚くって持ち歩いて読むにはちょっとつらいので、読むのを断念したのですが、同じ著者のサイモン シンという方が書いている暗号解読が面白いと誰かのブログで書いてあったので、とりあえず上巻だけ読み始めたのですが、かなり面白いです。
過去、様々な暗号化の手法が生まれては、それを解読する手法が生まれ、絶対に解読されない新しい暗号方法が開発されて...ということが、歴史上繰り返されてきたのですが、暗号化したい内容に対して、暗号化のための”鍵”を考えだし、それを基にして暗号化されるのですが、解読者側からすると、どういう”鍵”を用いて暗号化されているのかを解き明かすそうで、暗号解読のために、当初は言語学者や古典学者といった人達が活躍していたそうですが、時代の経過とともにそういった人達ではなく、数学者や科学者といった、なんらかの法則性を見いだすのに長けた人物が活躍するようになってきたそうです。
暗号解読というタイトルからするとちょっと小難しい内容っぽく感じるかもしれませんが、豊富な事例とともに書かれていて著者の方の文章の書き方が上手なんで、意外に読みやすいので、
IT系の仕事でセキュリティ関連の業務に関わっている人だけでなく、金田一少年の事件簿のようなマンガ好きだったら、興味深く読める本だと思いますよ。
新潮社 (2007/06)
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投稿者 : 小山田 浩 | 投稿日時 : 2007.07.29 17:47





