数学で考える
2008.01.27
ここ最近、数学に関する本にとっても興味をもつようになったので、ジュンク堂で数学関連コーナーで面白そうな本がないかなぁーと探していて出会った数学で考えるを読んだのですが
意外に思えるかもしれませんが、数学は一種の言語です。それも、「全世界で同義に使われている」という意味でも、「歴史を通じて同義に使われている」という意味でも、他に例を見ない「普遍的な言語」だということができると思います。数学で考える P.8より
と書かれている著者が、数学を通して、世の中の様々な出来事を解析してくれています。
経済あたりを題材にしているモノだと
経済学とは基本的に、人間と人間との利益のかねあいを描写するものであり、いってみれば60億個程度の点とそれらに関連する図形を持つ空間の理論であるという観点で展開されていたり、意外だったのは、
数学で考える P.153より
村上春樹の小説の数学性というのは、2種類の意味合いを持っていると思う。第一は、文章にときどき数学固有の概念を想起させる言い回しや表現が現れる、ということ。第二は、いくつかの小説において、小説全体の構造が数学の定理の連なりと似た側面を備えもっている、ということ
数学で考える P.181より
と、村上春樹の小説を数学者視点で、解析していたりするのですが、こういう自分の住んでいる世界とは全く違う世界観を持っている人の思考がなぞれる感覚がして、かなり興味深く読み終えました。
数学ではないですが、ノーベル物理学者のエンリコ・フェルミさんのフェルミ推定について取り上げていて、本屋さんで、平積みになっているのですでに読んだ方や、表紙だけは見たことがある人もいるかもしれませんが、地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」でも
・結論から考える仮説思考
・全体から考えるフレームワーク思考
・単純に考える抽象化思考
の3つが地頭力の本質と書かれていましたが、サラリーマンにとって全く必要でなさそうな数学や、物理学の世界の考え方をうまく取り入れて、特に抽象化の思考方法を鍛えることで仕事の能率があがるように最近感じているので、今年はなるべくこういう感じの本を読もうと決めています
青土社 (2007/09)
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数学と社会
数学の応用範囲の広さがわかる投稿者 : 小山田 浩 | 投稿日時 : 2008.01.27 12:31


