天然モノは安全なのか?
2010.08.19
※この記事を読むのに必要な時間の目安:3分58秒
「猛暑日」134地点に 群馬や練馬、38度超というニュースがあり、都内での猛暑の代名詞として練馬が登場する機会が増えて、練馬に住んでいる自分としては、「ニュースでいうほど暑くないよー」と言いたくなるこの頃ですが、練馬といえば東京23区で最も多くの農地面積がある所としても有名(なはず)です。
農家の方が比較的いる地域がらというのもあるのですが区も農業支援について色々な策を打ち出しており、農家の方の指導付きの市民農園プログラムがありずいぶん前ですが、2年間ほど体験したことがあります。
農作業は実際に想像している以上に大変な作業で、雑草取りや、特に暑い時期は虫が発生しやすいから、その手入れなんかもあって、とにかく慣れていないと色々と骨の折れる作業が数多くあります。
お世話になった農家の方も当時「無農薬での栽培についてはしっかりと作業できればいいけど実際には手が行き届かず結果として病気が発生したり、虫がついたりするので」ということをお話されて、自分たちが栽培する作物については、一定量の農薬を散布するように指導されていました。
農薬を使った作物=健康に悪いとイメージするかもしれませんが、果たして自然なものとか天然なものが絶対に安全かというと、一概にそうと言えないというののをこの天然モノは安全なのか?を読むと理解できると思います。
1 この本の概要は?
塩素製品の全面禁止は、重力の法則に逆らうようなものだ。塩素は必須元素で、私たちの健康を守っている。水の塩素消毒が無数の命を救っている現実を忘れてはいけない。 1991年には、発がん性があるからと水道の塩素殺菌をやめたペルーでコレラが猛威をふるい、多くの人が命を落とした。"天然モノ"、"自然"という言葉の雰囲気からなんとなく安全でカラダにいいものという風潮はあると思うし、たしかにある側面をみればそうかもしれません。
ただ、ある一面だけをおおげさに取り出したり、あるいは強調することによって代償として失うモノが大きくなることは十分にあると思いますし、上記のペルーの件はその典型なのかと思いますが、上記の塩素の例以外にも、様々な化学物質の効能、それを使った場合の利点や弊害に加えて、世間で言われるほどの害は無いというのをしっかりと説明しています。
2 この本を読んで印象に残った個所は?
食中毒のほとんどは、生物のもつ天然物質によって起こされるということがあるというのは、ちょっとビックリしました。
そもそも貝はエサを摂取した時に取り込んだ毒を体内に蓄積しているそうですし、貝を食べて食あたりを起こすっていうのもこのあたり関係があるようです。(このブログ書いている時にちょっと調べたら貝毒(研究内容について)というページにその点くわしく書かれていました)
3 他の人におすすめのポイントは?
農薬を使った作物がなんかとても健康に悪いと感じる人がいるかもしれませんが、農薬を使わないことで、病気の発生確率も高くなるかもしれず、その分収穫量も減少するとなると本来、入手できるはずだった作物が手に入らないという状況も十分考えられると思います。
自然は、人間のために存在しているわけではないのです。(238ページ)
という一文を頭の片隅にいれておくだけでも少し違うのかなと感じました
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漠然とした安全、安心は危ないというコト
天然物は・・・
投稿者 : 小山田 浩 | 投稿日時 : 2010.08.19 08:07
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