心身を再構築中につき……
2008.08.06
すっかりご無沙汰です。
こんなにブログの更新が滞るのは、この5年間でも数えるほど。
前回、こうした更新停止状態に陥ったのは、拙著:最強のWebコミュニケーションシナリオの執筆時。
で、今回も、書籍の執筆中に更新停止状態に陥っている。
本当にすみません。
この理由は簡単でして……脳がパンクしちゃっているんです。執筆中は大抵こうなります。
書籍というものは、出版された時点で「 人格 」を持つようになります。著者が望む・望まないにかかわらず。書籍に著者の人格が宿る、といったほうが正確かもしれません。
いずれにしても、本を書くということは、「人格を公にさらす」ことなので、安易な気持ちで執筆するわけにはいきません。膨大なパワーを投入するのです。これは、わたしに限らず、著者のみなさんに言えると思います。
わたしの場合、執筆することで心身共に再構築されます。著書が持つ人格と自分の人格をリンクさせるために、どうしても必要な作業なのです。
例えば、前掲の拙著の場合、自分のマーケティングにおける考え方、言動、そして行動が全て再構築されました。
心身の再構築、これはまさに心身を削る作業です。
熱が出る。眠れなくなる。眠れても夢でうなされる。など。
だから、とてもじゃないけど、再構築中のときは、ほかの文章を書くゆとりがなくなる。だからブログの更新が滞る。という状況になるわけです。
これも、マーケティングという題材であれば、再構築する部分もある範囲内で済むからいい。しかし、「 幸せとは何か 」という題材を扱ったとしたら、それこそ人生観まで含めた、自分自身の再構築をしなければならない。
より深い題材を扱うと、再構築に有するパワーも桁外れに大きくなるのです。
まさに、魂を削る作業といえるでしょう。
別に、ブログを更新しない「いいわけ」を書きたいわけじゃありません。
書籍って、それだけ魂が込められているということを伝えたいのです。
読み手と書き手両方の視点から、書籍というものを考えると、いい点も悪い点も見えてきます。でもやはり
「本っていいよね」
と思うわけです。
魂を削るような作業をしてまで本を書く。
この原動力は、ただひとつだと思うのです。
「 伝えたいという想い 」
だから、受け手・読み手が「何かを得よう」と思えば、必ず得るものがあると思うのです。読み手の意識によって、本の価値っていくらでも高めることができるんですよ。
今は、手軽にWebで情報が手に入る時代です。しかし、本の良さはいささかも変わらないのです。
というわけで、心身再構築中につき、まともなメッセージにもならず……。
投稿者 : 濱川 智 | 投稿日時 : 2008.08.06 08:36





