「伝える」から「伝えてもらう」へ
2010.05.26
「伝える」から「伝えてもらう」 へ
昨今、マーケティング界隈で有名になっている「マーケティングコミュニケーション」のコンセプトです。
例えば、あるメーカが新商品を発売したとする。その場合、当然、消費者に対して広告なりPRなりを通じて商品の魅力を伝えて購入につなげなければならない。
従来のマーケティングコミュニケーションの場合
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●メーカが情報発信主体
●自社の媒体や広告を経由して発信
●メーカ視点のメッセージで商品・サービスを語る
「ウチの商品はここがこんなに素晴らしいです。ぜひ、お買い上げください」
ひらたくいうと、こんなメッセージを「自社サイト」や「TV-CF」などの広告を通じて発信してきたわけです。
こうした「広告」的なコミュニケーションは大量のリーチによる認知獲得に向いているし、企業側が「伝えたい」情報を提供できる意味でも、今後もずっと行われてゆくでしょう。
しかし、一方ではこうした「広告」的な「伝える」コミュニケーションではない「伝えてもらう」タイプのコミュニケーションが飛躍的に増加してきています。
例えば、さきほどのメーカのケースだとこうなるでしょう。
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●利用者(顧客)が情報発信主体
●利用者が持つメディアを経由して発信
●顧客視点のメッセージで商品・サービスを語る
「この商品使ってみたけど、この機能がけっこうよかったよ~」
こうしたメッセージをユーザに「発信してもらう」ために様々な工夫を凝らすのです。
もちろん、こうした「クチコミマーケティング」は以前からありました。しかし、やはり昨今のブームを後押ししているのはTwitterというツールの影響が大きいでしょう。
当然、企業がこうした「伝えてもらう」的なマーケティングコミュニケーションにトライするのは理由があります。もっとも大きな理由は消費者が「利用者による顧客視点の情報」に価値を置くようになっていることでしょう。
筆者は仕事柄、消費者インタビューや座談会を行う機会が多いほうですが、今の消費者は本当に賢いです。
情報の目利き、売り場の峻別、節約のノウハウ……驚くほど精通しています。
企業の「買ってください」的セールストークも参考にするけど、全面的に信頼しているわけではなく「利用者の本音」を聞いてから決める。といった絶妙なバランス感覚を持つ人が増えています。
こうして消費者が「情報賢者」になってくると、やはり従来の広告的「伝える」コミュニケーションだけでは限界があります。
つまり
企業が「伝えたいこと」
顧客が「知りたいこと」
必ずしも両者がイコールではなくなった。
顧客が知りたい情報を企業が持っていない場合があるからです。Twitterやブログで発信される利用者のレビューなどもそのひとつです。
単なる情報の受け手だった消費者が、今や企業の広報マンや営業マンになれる。
今は消費者が発信する情報がブームの鍵を握る、つまり消費者がマーケターになれる時代でもあります。
こういう状況ですから、企業としても、この新しい有能なマーケターたちの力を借りて「伝えてもらう」ことが重要になってくるわけです。
「伝える」ことの限界を知り、「伝えてもらう」ことでその限界を補う相互補完のコミュニケーションがきっとこれからは増えてくるでしょう。
そうした相互補完コミュニケーションを後押しするのはメディアやツールの発展です。
昨今「Free」とう大きな流れの中で、ブログ・SNS・Twitterなどの無料のメディア・コミュニケーションツールが大量に出てきました。
これらのメディアを手にすることで「伝えてもらう」コミュニケーションが加速されてきたのは事実です。
ただ、これらのメディアでもまだまだ「ハードルが高い」と感じる人は少なくありません。
●継続的に更新しなければならない
●PCを使うことになれていない
続けるということは、考える以上に大変なことです。それに、消費の主役である主婦などはPCを持っていない・使えないという人も少なくありません。
もっと手軽に簡単に使えるWebツール。「伝えてもらう」メディアになり得るサービス。例えば、忙しい主婦でも手軽に使えて「伝える」ことができるツールがあれば、もっと「伝えてもらう」コミュニケーションが広がるはずです。
そして、その候補のひとつがこの「プロフ付き着せ替え名刺サービス」です。
>>>無料で使えるプロフ付き着せ替え名刺サービス<<<
→サービス利用は携帯版から
手前みそですが、こうしたマーケティングコミュニケーションの流れを背景につくられたFreeサービスです。
●携帯電話だけで使える
●無料で使える
●伝える(転送できる)機能がある
メッセージの更新よりもデザインの着せ替えに主眼が置かれているので、Twitterのようなメッセージツールではないですが、「伝えてもらう」マーケティングコミュニケーションの主役である「利用者兼発信者」の幅が広がることは間違いないでしょう。
こうしたWebツールが、マーケティングコミュニケーションの垣根を下げて、マーケティングコミュニケーションのバリエーションを増やしてくれるはずです。
「伝える」から「伝えてもらう」へが当たり前になったら、次は何が来るのでしょう。
今からワクワクしますね。
投稿者 : 濱川 智 | 投稿日時 : 2010.05.26 16:07





