Web制作の基本はトレードオフ
2007.09.18
最近同業の友人から「営業が見積もりを安く上げすぎて困っている」との話を聞いたのですが、
うちの会社は逆にディレクターがWBSを出して、見積もりの大半を作成するのでむしろ「高すぎる!」というわれる事が大半です。
やはりどこの会社でも営業と開発現場では多かれ少なかれのギャップがあり、全くフラットになるという事は難しいかもしれませんね。
受注案件の場合はお客様に要件をヒアリングすることになりますが、
当然要件の数が多ければ多い程、難易度が高ければ高い程、工数はかさみ、値段は高くなってしまうのは当然の事です。
Web制作でも何の商売でも見積もりのキーはヒト・モノ・カネ、これはいつの時代も変わらないと思います。
これを「お客様の満足のために要望は全て適えたい」や「気合で工数は短縮できる」なんて言い出すと現場のヒトが寿命を削りながら工数を削ってくれるんですね。
それでも良いという企業はきっとたくさんあるでしょうからまぁ一概に間違いとはは言えないのですが、
要件に対して正当な工数を算出し、それに対する値段を提示するのは当然の事で、悪いことではありません。
しかしながら「それを開発するためには1千万かかりますね」なんて言い方はちょっとぶっきらぼうに聞こえてしまうケースがあります。
そういった場合には「それをする場合には少々時間がかかりますが、ASPで同様の機能を利用できますがいかがでしょう」などと、そっと誘導してあげる事も必要かもしれませんね。
機能やデザインと値段・時間はトレードオフです。
打ち合わせに行って要件をまとめる人は機能の実装にかかる工数と代替案の提案がおおまかにできる事が条件です。
これができないなら勉強するか、一番簡単なのはできる人を連れて行く事ですね。
餅は餅屋、その道の事はその道の人に頼るのが一番です。。
投稿者 : 鬼頭 健 | 投稿日時 : 2007.09.18 15:38
天才オウムの泣ける話
2007.09.14
どうも、鬼頭健です。今日はIT分野以外のニュースですが、とても感動したニュースがあったのでご紹介。
先日7日で天才オウムのアレックスの訃報が報じられました。
享年31歳だったそうです。
アレックスの主人は比較心理学者アイリーン・ペッパーバーグ(Irene
Pepperberg)博士で、
博士はアレックスのその知能を以下のように表しています
(参照:国際ニュース : AFPBB News)
「僕は~をしたい」「僕は~に行きたい」など、目的語や目的地を入れた簡単な会話をすることができた。
また、50の物体、7つの色、5つの形を認識し、数を6つまで数えることもできた。
「彼は2歳児の感情と5歳児の知性を持っていた」
さらに博士は追悼文として以下の文をアレックスを紹介するウェブサイト(www.alexfoundation.org)に寄せた。
彼は『オウムは人の言葉を無意識にまねるだけ』という固定観念をくつがえしてくれた。
彼は大いなる遺産を残した。鳥の心に対する一般概念を変えただけでなく、バカを表す『bird brain(鳥の脳みそ)』という言葉への認識も変えたのだ。
そんなアレックスは亡くなる前日の晩、
自分を鳥かごに入れて去ろうとする博士に「じゃあね、また明日。君を愛してるよ」と声をかけたそうです。
これだけでも僕はちょっとジーンと来てしまうのですが、
これは実は意訳であり、彼と博士のやりとりの原文(実際にあった会話)の方がとても感動しました。
「"You'll be in tomorrow," and she responded, "Yes, I'll be in tomorrow."」
これがオウムと人間の会話でしょうか、信じられません。
僕はたまに実家に帰ると能天気な猫を見て「こいつら今何考えてんだろなー」と考えてみたりしますが、
楽しそうであることくらいしか分かりませんからね。
昔、大学で哲学を勉強していた時、「我思うゆえに我あり」で有名なデカルトのもうひとつ有名な論説「動物(生命)機械論」を学びました。
デカルト曰く「人間以外の動物には精神がなく、痛みも感じず、機械と同じであるとする。」だそうです。
まぁこれが原則になっていた17世紀~19世紀はそれはひどいものだったそうですが、
デカルトはアレックスに謝って欲しいものですね。
原文全てはこちらで紹介されていました。
本当はもう少し長いです。
YAMDAS現更新履歴 - 世界一賢いオウムだったアレックスの最期の言葉は原文で読んだほうが泣ける
投稿者 : 鬼頭 健 | 投稿日時 : 2007.09.14 10:47
「"検索"が、世界を変える」google日本法人社長がテレビ出演
2007.09.10
今日はたまに見ている番組、カンブリア宮殿のゲストがグーグル米本社副社長兼日本法人社長村上憲郎氏 でしたので、
上司に「テレビ見たいんで帰ります」と言い残し早めに帰宅しました。
googleジャパンの様子やgoogle earth、google book検索などなどメジャーなgoogleのサービスは網羅した形で紹介されていましたが、
その中でももっともきになるのは商売柄adwordsの話題でしたね。
テレビで紹介されていたのは駐車場を営んでらっしゃる見たところそこそこのお年のご夫婦でしたが、
adwords利用前は稼働率が低く100万程度の売り上げしか無かった駐車場も、
1クリック辺りの単価20円の入札額でなんと売り上げは約5倍の500万近くまで売り上げを伸ばしたそうです。
普通に商売をしていて短期間で売り上げが5倍になるなんてそうあることではないですよね、
久々に広告の成功例を仕入れることができて良い収穫になりました。
ところでadwordsを利用する企業は日本で1万社以上だそうです、この数を聞いて僕は「たった1万社か」という感想なんですが、
P4P広告は今後間違いなく需要は高まるので数年後には何社が参入することになるやら。
ところで、IT業界というとどうしてもエンジニアが脚光を浴びている気がして、極端に文型の僕はたまにひがんでいたんですが(笑)、
Webライティングの他にも、こういった文字を扱う事がメインの仕事というものが増えると嬉しいですね。
でも結局半分以上は効果測定や検証で膨大な数字と長時間のにらめっこになるんですけどね。
投稿者 : 鬼頭 健 | 投稿日時 : 2007.09.10 23:08
iPod touchは未来がやってきた気がする
2007.09.06
昨日Appleのリリースをリアルタイムで見ていたので出勤が11時を回ってしまいました。やれやれ。
と、いうわけで太木さんも書いてらっしゃるように新しいipod、ipod touch出ましたね。
僕はいま旧型の方のipod shuffle(これは新型、あれもう売ってないのかな?)を使っているんですが、
太木さんも書いてらっしゃるように新しいipod、ipod touchに乗り換えようと思います。
さて、ところで、全面液晶やタッチインターフェイスのガジェットって未来がやってきた感じがしませんか?
iphoneやipod touchは子供の頃に憧れていた未来のイメージに反しないSFの世界のガジェットですね。
僕は最近夏のボーナスで工人舎というメーカーのウルトラモバイルPCを購入したんですが、
液晶が7インチしかないかわりに、画面が反転し、これもタッチインターフェイスでキーボードの操作なしでPCを操ることができます。
携帯も全面液晶のモデルがちらほらでてきました、
画面をタッチで操作、というわけにはいかないまでもセンサーキーを採用しているようですね。
製品はデバイスに依存してしまう面がありますが、
Actionscript3.0でかなりちゃんとした言語になったFlashを利用すると現時点でこんなものも作れるようになりました
かくゆう僕もActionscript2.0ですが、タッチで操れるFlashのユーザーインターフェイスの設計の仕事をしたこともありました。
こういったSFチックなインターフェイスは今後もきっと登場するに違いありませんね、
既にマイノリティーリポートのように手の平全体を使って操作するインターフェイスも実現しています。
今後プロダクトデザインで重要なキーワードは「全面液晶」「キーボードレス」「タッチインターフェイス」「光沢感」これでキマリですね。
ユーザーインターフェイスの基本はLow Effort(最小限の力で使えること)ですって?そんなの関係ねぇ!
投稿者 : 鬼頭 健 | 投稿日時 : 2007.09.06 12:02





