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野良◯◯駆逐の歴史は繰り返す・・・

2010.12.27

あすなろブロガー 横田さんの 「野良クラウドを駆逐せよ」でふと脳裏をよぎったことが2つ。

歴史は繰り返している

もう30年以上前の、PC(というかWindows95が)でる前の、業務でPCがまだ使われないでおもちゃ(ホビーの道具)扱いされていたころ、企業ではメインフレームという大型コンピュータが各社のサーバールームに鎮座していた(らしい)のですが、そのころに「オフコン」という名の、オフィスに設置できる安価な部署サーバ(≒野良サーバ)が出てきて、情シス部門の統制外で、事業部が勝手に導入してカオスになったと聞かされています。

その次のフェーズで、Windows NTサーバが全盛を迎えた頃、オフコンからWindows NTへのリプレイスでSIer業界にプチバブルが出てきたそうです。それでも企業内に情シス部門が把握出来ていない野良サーバは存命していたわけです。今も、Windows Small Business Serverをプリインストールしたサーバを各ベンダーが売り出している二枚舌状態は続いていますw

ようやく最近は、野良サーバを統合(コンバージェンス、これも死語w) するぞといって、情シス部門が管理する仮想化基盤に寄せるP2Vが叫ばれていますが、仮想化されて野良サーバが収監されただけで、真の統合とは程遠い状況になるのだろうな、と。(それでも、統合している企業は偉いです 

それで、 収監された野良サーバの環境では自由度が無いので、もう見切りをつけてクラウドサービスに目をつけるのだろうなぁとか思います。

前職で、ネットマーケティング関係の部署の方とお仕事をご一緒させていただいた時も、情シスを通すと面倒なのでしれっとレンタルサーバなどでサイトを立ち上げるなんて話も聞いたことがあります。

情シス側としては様々なリスクや全社的なコストを考えるとガバナンスを効かせることは重要なのはわかりますが、締め付けが過ぎてしまって、結果的に野良が増えている気がしてなりません。許可ベースではなく事後申請ベースであれば野良ではないと思うんですけどね。

また、プライベートクラウドを構築して、容易に仮想サーバを増殖できたとして、膨大に膨れ上がって重複・類似した役割の仮想サーバが出てきた時にどうするか?という非技術的な運用面の話はまだまだ聞かないですね。

今は、ベンダー主導でプライベートクラウド作るためにウチの製品買ってくださいな、というクラウド以前と 同じセールストークが繰り広げられているだけですから(悲観)

クラウドでサーバ増設が簡単になったツケ

 もうひとつが、サーバが気楽に増やせるよ!っていうIaaS,PaaS,SaaSのツケです。これは個人で借りているものなのですが、もはや何がなんやらw

Amazon Web Services, Google App Engine, さくらVPS, Google Apps,と自分が管理する仮想サーバ/サービスが絶賛増殖中です。(加えて、Evernote,DropBox,SugerSyncとかのクラウドストレージも増殖の一途・・・)

自宅サーバを構築するより初期費用が安価なのでついつい借りてしまってこんな状況に。。。

先述した野良問題やコンバージェンス問題は、クラウド 時代になって加速するかもしれません。(少なくとも我が家では・・)

 

投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.12.27 09:29

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