マルチタッチは誰のもの?
2010.03.04
Appleがようやくマルチタッチ特許で動き始めたようです。
Apple、Androidの脅威にいら立ち? HTC訴訟はGoogleへの「間接攻撃」か - ITmedia News
技術特許については不勉強なので、ググった結果を備忘録がてら並べてながめてみます。
まずは先日紹介したMacFan 2010.4にある大谷和利さんの連載から。アップルと権利について書かれていました。
「アップル基準 自社の権利はとことん守る」
アップルは、過去に自社の権利や著作権を守りきれなかったために痛い目に遭ったことが何度もあった。それは法律がコンピュータ世界の進歩に追いついてなかった事にも原因があるが、きちんと主張しきれなかったところも散見された。しかしアップルに復帰したスティーブ・ジョブズは、過去の二の舞をするつもりはないようだ。
という導入で、Mac OSとそのGUIをライセンス提供してもらっていた初代Windowsの歴史、過去のPowerBook100が広めた現在主流のノートブックPCの形状(キーボード手前にパームレストとポインティングデバイス)や、初代iMacと類似品のe-one等の事例を取り上げ、Appleの技術戦略について説明している。
そして、マルチタッチ技術について最後にこうしめくくっている。
こうした動きをアップルが手をこまねいてみているとは思わず、おそらく同社の法務部は、どの企業をどのように攻めるのがもっとも効果的かを見極める作業で忙しい日々を送っているに違いない。
これは、冒頭のリンクのように、結局HTC(間接的にGoogle,Microsoft)がターゲットになりました。さらにこう書かれています。
その一方で経営陣は、個々の要素を真似するのみでは追従し得ない、トータルなビジネスモデルの強化に邁進中のはずだ。
特許や意匠登録で自社の権利を守りながら、先行して市場を押さえることでポジションを確立し、単に製品をコピーしただけでは追いつくことのできないビジネス基盤を創出する。それがアップルの基準なのである。
アップルはよくプロダクトアウトの会社といわれることが多いような気がしますが、ビジネスモデルも考えられているということですね。iTunes/iTune Storeのコピーを今から作ることもできますが、それでけでは通常のやり方では、シェアを覆すのは難しそうですし。
ちなみに、マイクロソフトと特許技術についてはよく話題にされますが、実はアップルも特許や商標でそれなりに話題になってました。マルチタッチの訴訟はどうなったのでしょうか。。
・iPad:2002年富士通製の専用端末
・iPhone:アイホン株式会社と商標で和解。
・マルチタッチ:2009年4月、Elanから提訴
投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.03.04 02:03
あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。





