電子書籍はどこへ?
2009.11.12
最近話題が多い電子書籍ビジネスですが、昨日もエポックメイキングなニュースがありました。
Amazon、「Kindle for PC」提供開始 - ITmedia エンタープライズ
米Amazonは11月10日、PCで電子書籍を購読できるツール「Kindle for PC」を公開した。(中略)Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」を持っていなくても、36万冊に上る電子書籍や雑誌、新聞をPC上で購入し、読むことができる
Kindle用コンテンツをPCでも閲覧できるようになったことで、音楽やゲーム以上にデジタルコンテンツを買うという行為が身近になる可能性があります。紙以外の媒体に慣れないという声もあるとようですが、紙媒体の代表ともいえる新聞会社でさえ、ネットにシフトしつつあるということは消費者の紙離れ・デジタル媒体への慣れを認めざるを得ないということでしょう。
kindleコンテンツが英語書籍だけなのでkindleの購入に躊躇していたのですが、アプリは無償なので取り急ぎインストールしてみました。とはいえ、kindle用コンテンツを見渡しても欲しい本が無い(というかわからない)ので何か探してみようと思います。
デジタル書籍の萌芽を象徴するようなもう一つのニュースが日本雑誌協会の件。
講談社や集英社など出版社50社は2010年1月、雑誌のデジタル化の実証実験を始める。11日までにKDDIやシャープ、ソニー、パナソニック、楽天な ど44社の「パートナー企業」も参加を表明。11年をめどに携帯電話やパソコン、テレビなどへ電子雑誌を有料配信する体制を整える。独自の電子書籍端末の 開発や、日本の雑誌が人気のアジアなど海外への配信も目指す。
日経紙面(笑)では、Amazon Kindleに対抗することを表明している旨書かれていました。この日本雑誌協会によるpararaは、日本語の壁に守られたガラパゴスをまた作ろうしていると感じるのは私だけでしょうか。同協会が、Amazonが日本語書籍のデジタルコンテンツ配信を始めたらどのような対応をするのか興味があります。先月のうちにサービス開始/一時停止となったコルシカのように、Amazon側が折れるのか、Amazonの流通力と時勢に従いAmazonでの配信を並行して行い、そのうちpararaがフェードアウトするのか。
個人的には携帯電話を早く制した方が勝ちそうですが、これもまたガラパゴス携帯で勝ってもすぐに飽和してしまうことは自明でしょうし。
1ユーザとしては、一度買ったコンテンツをマルチデバイスで使えるようにしてもらえればうれしいのですが。
投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2009.11.12 22:24





