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あすなろBlogger

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OSのBIOS化も近い?

2010.07.30

ここ1ヶ月、久しぶりにちゃんとした(笑)メーカー製サーバを触ってます(HP ML115,HP DL380 G6)。部品はどんどんコモディティ化していてコンシューマ部品やPCVMと変わらなくなってきていますが、浦島太郎と思ったことが1点。

マザーボードの中に、USB A端子やらSDカードスロットが鎮座していること(外部に向けてじゃなく)。個人的にはここ1年、VMWare ESXiをUSBメモリにインストールして、PCの背面のUSBポートにさしてブートさせ、HDDは仮想OSに独占させていましたし、USBメモリにOSいれてブートさせる情報は最近検索するとヒットするので個人レベルではそういう使い方がPC自作ユーザに浸透していることは何となく感じていましたが、いつのまにやらエンタープライズ領域まで!

そういえばVMWareインストール済みサーバとかも発売されてましたが、あれはFlashメモリにインストールしてマザーボードに刺してたのかなと。

SunもFlashメディアを2枚挿せるサーバを出してきています。

Sun Fire X2270 M2が発表されました やっぱり Sun がスキ! : Weblog

2枚が別々に見えるのなら、FlashメディアでRAID1にしたくなりますね。(サーバ右上のロゴに某DB会社が付いているのが残念ですが・・・w)

FlashメディアはSSDで寿命について心配されているようですが、OS領域自体は、Live CDなOSがあるように、log以外ほぼRead Onlyのはずなので心配はない気がしています。また、HDDの大容量化に伴い、数GiBしか使わないOS(HyperVisor)用に数百GiBのディスク(アレイ)をあてがうのももったいないですので、合理的な方法かもしれないです。

HyperVisor型仮想化が普及するに連れ、HyperVisorはBIOSのように裏方に徹するようになるのでしょうか。


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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.30 08:00

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日本が混乱しないだろうか:DNSSEC

2010.07.29

すでにルートDNS13台については対応済みの、DNSキャッシュポイズニングの対応策として、「.jp」を管理するJPRSがDNSSECの導入を決めたようです。

JPRSが2011年1月に、JPドメイン名サービスにDNSSECを導入 / 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

JPドメイン名の登録管理及びドメインネームシステム(DNS)の運用を行う株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表 取締役社長 東田幸樹)は、JPドメイン名のセキュリティレベルの向上を目的として、2011年1月に、JPドメイン名サービスにDNSSECを導入します。

 すでにルートDNSは7月15日に終えているとはいえ、地デジ化より速いっすね。。。

すべてのDNSルート・サーバがDNSSECに対応 : セキュリティ・マネジメント - Computerworld.jp

インターネットのDNS(ドメイン・ネーム・システム)を支える13台のルート・サーバが、7月15日からDNSのセキュリティ拡張仕様「DNSSEC」に対応する。これにより、インターネットの安全性がかなり向上することになる。

 

.jpの対応スケジュールは

●2010年10月    JPゾーンにおけるDNSSEC署名開始

●2011年 1月    JPドメイン名サービスへの導入(署名鍵の登録受け付け開始、JP DNSでの提供開始)

  だそうです。

一般ユーザは関係ないと思いますが、.jpなドメインを自分で立てたDNSで管理している人は大変なのかなぁとか想像。そもそも、何をしなきゃならんのか、なにもしないで良いのかがよくわかりませんし、co.jp やらgr.jpなドメインの人は何もしなくていいのかどうかもよくわかりません。

てことで、解説記事。

@IT:次世代のセキュリティ拡張DNSSECをBIND 9で実現(1/3)

これ、一読で理解できた人を尊敬します。

今は幸いながら.jpなドメイン/DNSサーバは持っていないので傍観できますが、当事者の人はこれから半年頑張ってください。

そのうち.comとか.netとかも採用してくる時の参考にさせていただきます

追記: 2010/8/3

ルートDNSの特別な管理者は世界で7人。5人が揃わないと復旧出来ないみたいです。なんかアナログぽいけどかっこいい。

WWWへのアクセス権を持つ7人 : ギズモード・ジャパン

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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.29 08:00

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Apple新製品

2010.07.28

期待通りというか前評判通りのもの「しか」出ませんでしたね。

本日発表されたアップル製品まとめ : ギズモード・ジャパン

目玉はMagic TrackPadなんでしょうが、個人的には利用シーンが思いつかず微妙な感想。。。

MacBook(Pro)ユーザは買うかなぁ。Magic Mouseも結局、手の移動が面倒でメインのMacBookProでは使ってないです。(家でクラムシェル化した旧MacBook黒の操作用に成り下がってます)

かといって、iMac/Mac mini/Mac Proユーザーが、ワイヤレスキーボードと並べて使うかというと、やはり微妙な気が。。

トラックパッド付きワイヤレスキーボードがでれば食いつくと思うんですが、いかがでしょうか? 

ThinkPadマニアはトラックポイント付きのキーボードをデスクトップでも使ってますよね。あれのMacBook版のイメージです。

 おねだりしたら出てきたりしないかな。

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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.28 19:11

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ようやくiOS4.1βを入れた

2010.07.28

1,2週間前にリリースされた次期iOSこと iOS4.1βを、検証用iPhoneに入れました。

リリースノート(もち英語)を見ても内容が少なくiPad対応の記述もなく、API diffもそんなに無かったので気休め程度に入れたんですがアップデート直後の起動画面はこんなかんじ。

IMG_0001.png

Game Centerアプリが追加されてます! APIとして開発者にはすでに公開されていましたので、ユーザー向けにiOS4.1がリリースされると同時にたくさんのゲームが用意されているんじゃないでしょうか。

What's New in iOS 4 - Apple Developer

The APIs are available to you now and Game Center will be available to iPhone and iPod touch users later this year.

 

リリースは今年後半ってことですかね。

アプリを開いてみます。最初にアカウント登録したあとの画面です。

IMG_0002.png

友達を登録したり、競いあったりできるようです。いわゆるソーシャルゲームですね。ただ、残念ながらゲームはまだ空っぽです。当たり前ですが。でも、これでGame Center APIを使ったゲームが、Game Centerでどういうふうに見えるのか開発者にもわかりますから今後が楽しみです。

(ゲーム作る自信無いのでここは、一ユーザーとして見守りますw)

追記:7/28 12:00

エントリ書いたあとに、iOS4.1β2、iOS SDK4.1β2のアナウンスメールが届きました。Game Center周りのバグが結構治ってますので、今年後半(もう入っていますが)の前半(ややこしいけどつまりQ3)くらいに登場でしょうか?


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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.28 08:00

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Google Appsはスモールビジネス業界の黒船なんだろうか

2010.07.28

Google Appsがリリースされてもう数年が経ちますでしょうか。まだ大企業での導入はニュースになりますが、スタートアップベンチャーやスモールビジネスでは普通になりつつあるのでしょうか。

私が学生の頃から2006年くらいまでは、いくら小さくても会社を作るとなれば、ドメインとって、メールサーバ・ウェブサーバ・ファイルサーバたてて(レンタルサーバなり自社設置なり)サーバ管理を業務の片手間でしながら(もしくはそのあたりを専門業者に発注して) 、MS Windows+Officeという効果なソフトウェアを購入するなど、結構なコストが必要だったんじゃないかと思います。とくに、メールサーバとファイルサーバの運用管理は、企業の動脈とも言えますし、スケジュール管理も複数人で働くには必須です。このあたりのいわゆるグループウェアも買うと高いですよね。

#ギークはMS製品使わないかもしれませんが、会社方針として統一を共用されることもあるでしょうし。

さて、今企業するとしてGoogle Appsを使うと、どうなるか?

それほど詳しくない人でも、メール・ウェブ・アプリ・スケジュール管理がSaaSですぐに使えるようになり、しかも携帯からも使えてしまう。動画共有もできてしまう。これで6,000円/人/年なので、500円/人/月/ですよ(Premier Edition)。しかも管理者コスト不要です。sendmailがうんたらとか言ってる時代じゃないのです。

スモールビジネス向けのこの手のパッケージ製品業者にとっては、これは黒船並の驚異だから同じようにSaaSに乗り出すんだろうなぁと感じます。

個人的には、こういう仕組みをDIYでインテグレーションするのが好きなので、自宅でいろいろ触ってますが、並行して敵を知る意味で使ってみて凹みますね。そのうち、「1家に1契約(家族人数分)のGoogle Apps」という時代が来るかもしれないですよね。(standard版は無料ですし)

Google Appsってよくわからんよって人もまだ多いからか、Googleの中の人もゲスト講演されるセミナーがあるようですね。

【無料講演】本気のGoogle Apps 完全マスターコース 説明会

日 程:8月2日(月)
時 間:1回目:13時半~15時半 2回目:19時~21時(受付は30分前から)
 

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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.28 08:00

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XCode4キター

2010.07.27

アメリカと大きく時差があることがいいなと思うのは、朝起きたらAppleからサプライズメールが来ること。

さて、今朝のサプライズメールはこちら。

XCode4announce.png

今まで、Xcode(いわゆるIDE)と、GUIを設定するInterface Builderなどがバラバラだったんですけども、それが統合されたようで使い勝手の向上に繋がりそうです。また、地味ですが、SCM(バージョン管理システム)との連携が今まではCVSかSubversionだったのに加えGitに対応しています。これは嬉しい!

詳しくはWebでw

What's New in Xcode - Developer Tools Technology Overview - Apple Developer

ファイルサイズが大きいですし使い勝手がかなり変わりそうなので週末にでも英語のマニュアルとにらめっこしてみますが、もう13インチのディスプレイで開発するのは無理そうですねぇ。(そもそもiPadエミュレータの実寸大が13インチに収まらないし)

iPhone SDK本が巷に溢れていますが、全部改訂ですね。10冊以上のiPhone SDK本を持っていますがすべてOut of Dateに(涙)

経験上、IDEとしてはVisualStudioが使いやすいと思っているんですが、それを上回ってくれることを期待。


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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.27 09:04

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言語学習について改めて思うこと

2010.07.27

本の整理(自炊w)をしていて、少し前の日経ビジネス Associe ( アソシエ ) 2010年 3/16号 [雑誌] の英語学習特集を読んでました。ちなみに、楽天やユニクロなど英語の社内公用化を話題を聞いている中、まったく英語が出来ない焦りを30半ばにして感じてます(恥)。


googleの村上会長や、レバレッジコンサルティングの本田直之さんなどのインタビュー記事が印象に残ったのと、読み替えれば、プログラミング言語学習にも応用できるかと思いました。

英語学習方についてざっくり要約を記載します。

・1日3時間x3年間=3000時間の勉強
・毎日1万語の英単語を眺める(暗記できずとも見る)
・300万語(小説30冊、ノンフィクション15冊)の英語を読む。意味がわからずとも読む
・1000時間英語を聴く。意味がわからずとも聴く。(週1回、易しい英語で聞こえる喜びを味わう)
・英作文ではなく英借文。ネタをストックする。
・少ない要素でいいまわす
・知っている単語でも辞書を引く
・添削を受ける
・分からないところはとりあえず日本語で

ここからプログラミング言語学習に置き換えてみる
・1日3時間x3年間=3000時間の勉強(ママ)
・毎日1万語のソースコードを眺める(暗記できずとも見る)
・300万語のコードを読む。意味がわからずとも読む
・1000時間コードの解説を読む。意味がわからずとも聴く。(週1回、易しいコードで読める喜びを味わう)
・コーディングではなくコードコピペ。ネタをストックする。
・少ないライブラリ(クラス、関数)で実装する
・知っているライブラリでもリファレンスを引く
・フィードバックを受ける
・分からないところはとりあえず日本語にしてみる(爆)

 フィードバックは自分より詳しい相手が必要ですが、ネットの時代、Twitterでつぶやけばだれか拾ってくれるでしょう。

部活並の練習法ですが、実践できるように工夫してみたいです。

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投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.27 08:00

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楽譜 on iPad

2010.07.26

学生時代、バンドでピアノ/エレクトーン/シンセサイザー等の電子楽器系の担当と吹奏楽(トランペット)をやっていたので 電子書籍(特にiPad)に楽譜の可能性を感じていました。数百冊の楽譜がiPadに収まりますし。

#余談ですが、pp(ピアニッシモ)中に楽譜をめくる音を出さない紙を研究開発している人もいると聞いたことがあります。かなりニッチなニーズですけどw

手を使わずに楽譜をめくるiPadアプリ | WIRED VISION

楽譜をめくる行為に比べて、ワンタッチで楽譜めくりができるならそれでいいんじゃね?と思いますが、フットペダルによるページめくり機能だそうです。

個人的には、iPadのサイズだと楽譜が狭いので、iPadを2個並べて見開きで見れるようにBlueToothで連携出来ればベストじゃないかと。

問題/要望は4点。

  • ePubが楽譜に対応しているか(それともPDF?)
  • 練習中、譜面への書き込みを行ないますが、それが紙媒体と同じ感覚で出来るか。
  • MIDI情報などを組み込んで自動演奏機能や、トラック(パート)別にON/OFFができるかどうか(独りでもセッション練習)
  • メトロノーム機能、チューニング機能が盛り込まれるかどうか

あたりができれば、最強の楽譜プラットフォームになりそうですけどね。

投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.26 08:00

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1企業が主導権を握るOSSの難しさ

2010.07.25

紆余曲折があったものの、ある程度のシェアを持った2つのOSSの実質の主導権を持つOracle。調査結果はまっぷたつのようです。

 OpenSolaris理事会、オラクルに対し解散を示唆 - CNET Japan

OracleによるSun Microsystemsの買収後、同理事会はOracleと連絡が取れない状態が続いているという。理事会メンバーのNeale Ferguson氏は、8月16日までにOracleが連絡担当者を任命しなければ、8月23日の会議で、OpenSolarisコミュニティーの統制権 をOracleに返還するための行動を起こすことを提案している。

うーん、キナ臭い話です。初めて触ったUnixがSolarisだけに、存亡は他人事とは思えません。良いOSなので、なんとか継続してしてほしいです。

MySQLコミュニティがOracleに及第点、切り替え考える企業は5% - ニュース:ITpro

多くのオープンソースコミュニティが、米Oracleの米Sun Microsystems買収によってOracleに移管されるJavaとMySQLの将来を悲観したが、買収が完了した今ではOracleをJavaと MySQLの管理者として好意的にとらえる企業が多いという。

うーん、Oracleは、コミュニティとのやりとりをどうやっているんでしょうか。同じように進めていれば、OpenSolarisとMySQLのように明暗が分かれることは無かったと思うのですが。。

OracleがSunを買収したことにより、MySQLから他のデータベースへ切り替えるという企業はわずか5%だった。47%はMySQLの使用を継続 すると答え、まだ判断する時期ではないとする回答者は19%だった。なお、切り替えを考えている企業は、代替品としてPostgreSQLを一番に挙げ た。 

おおまかに言えばUnix系OSのスイッチと異なり、DBはスイッチングコストが高いですからそうそう乗り換えられるものでは無いにしろ、安心感を持っている人が多いみたいですね。

いまや、サーバ(Sun サーバ x86,SPARC)からOracle VMというHyperVisor(仮想化環境), OS(Solaris,Oracle Enterprise Linux), DB(Oracle,TimesTen,MySQL),JVM(Sun JVM,JRockit),J2EEサーバ(WebLogic,Oracle Application Server)、各種ERPパッケージと、フルスタックにおいてポートフォリオを持っているOracleだからこそ、OSSを持つ意味・ビジョン・方向性をしっかりとだして欲しいです。ここまでOSSが広まったのはコミュニティの力であることを認識していただけると期待したいです。

#じゃないと、ベンチャーにとってOSSが使いづらくなってスタートアップしにくくなるので

投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.25 08:00

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クラウドが危ない (という記事が10年後にでるかな?)

2010.07.15

TVCMでもでてくるようになった「クラウド」という単語なので、IT業界の方なら少なくとも聞いたことはあると思います。

以前のエントリ(下記リンク)の中で、その中で各部署が勝手にオフコン/PCサーバをいれていた十数年前と、各部署が勝手にクラウドサービスを使い始める(可能性がある)今後について述べました。

クラウドって結局オフコン/PCサーバ だったわけね

上記記事中で引用したITProさんからまたもや興味深い記事がありました。

現状:オープンシステムが危ない - 「オープンレガシー」を救え:ITpro

「オープンシステムは素晴らしいものに思えた。早く開発でき、拡張の自由度が高く、製品の価格自体も安いのでコストダウンもできる。だが実際に導入してみ ると、それまでメインフレームで培ってきた運用体制をたった半年で失った。あっという間だった」。
  オープンシステムをクラウドに、メインフレームをオープンシステムに置換して読んでみると未来にワープした気分になりました。

オープンシステムの輝きに隠された影の部分。それが今ユーザー企業を苦しめている。早く安く作れるというメリットは、運用のことま で意識しないままにオープンシステムを乱立させた。その結果、運用がままならない状況を生み出した。新技術を使えるというメリットはベンダーの開発競争の 成果だが、それが製品や技術の短命化につながった。

早く安く作れる。最近よく聞きますね。

記事中には、ソフトウェアの保守切れと、それに伴うバージョンアップ&アプリ改修のコストなど、導入当初は想定していなかったことも述べられています。

翻って、クラウドはどうなんでしょうか?やはり、各種サービスはバージョンアップしていくと思いますが、いつまで後方互換を残してくれるのかあまり見えないですし、バージョンアップの選択肢がユーザ企業側にあるのかどうかすら見えていないです。

よくERPをカスタマイズしすぎてバージョンアップ時のカスタマイズ箇所の改修コストが膨大になったという、日本ならではの話と似ているのかもしれません。

特に、物理的に所有していた従来のシステムは、保守切れだろうとメーカーがなくなろうと、動いているものは使い続けることが可能ですが、クラウド(XaaS)になると、クラウドサービス業者が撤退したら行き場を失うわけですよね。まるで賃貸物件に住んでいていきなり大家から立退きを迫られるようなw

ということで、10年後くらいにタイトルのような記事が出てくるのかなぁと思った次第です。(決してクラウド業者をdisってるわけじゃないです。継続的で後方互換を意識した改善をしていただきたいと願うばかりです)


投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.15 08:00

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デファクトスタンダードに抗う?(SONYがiPod関連商品発表)

2010.07.14

少し前のエントリですが

SonyはSDを、東芝はBDを

の中で、Sonyが自前媒体のメモリースティックに固執せずにSDカードをだしてきたことについて触れました。(あと、ソニー・エリクソン製携帯がいつのまにかメモリースティックからmicroSDになっていることなど)

そして、ついにSONYの代名詞の一つでもある携帯音楽プレイヤーの領域でも、デファクトスタンダードに乗り始めたようです。

ソニー、iPod/iPhone用スピーカーを日本国内でも発売 -AV Watch

ソニーは、海外市場ではドックスピーカーなどiPod/iPhone対応製品を多く展開している。しかし、ウォークマンのシェアの高い国内市場において は、これまでiPod/iPhone対応製品はほとんど投入しておらず、「iPod/iPhoneに直接接続するスピーカーの国内発売は、今回の3製品が 初(ソニー広報)」としている。

これでウォークマンのシェアを自ら落とすことに拍車をかける可能性もあるでしょうが、逆にiPod/iPhone周辺機器でもしかしたら売上を伸ばすかもしれないし、PS3とかPSPとiPhone/iPodとの連携とかも出てくるかもしれないと考えるとワクワクします。

元SONYのカーオーディオファンとしては、ひっそりと車載器から撤退した裏には、他車載オーディオメーカーのほとんどがデファクトスタンダードになりつつあるiPodに対応しはじめていた中、独自路線を貫くことの葛藤もあったのかなぁとか邪推。

製品に関する重要なお知らせ | カーナビ “nav-u”「ナブ・ユー」 | ソニー

この度、国内における現行の車載機器製品の生産・販売を2006年3月末日をもって一旦終了し、日本での車載機器事業の再構築をめざしていくことになりま した。

なんとなく、種の保存は環境(デファクトスタンダード)に順応すること、というのが頭に浮かびました。SONYには、魅力的なiPhone/iPod周辺機器をだしてくれることを期待します。

投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.14 08:00

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本の価値

2010.07.13

先週末、東京国際ブックフェアが開催されたようで、中でも電子書籍のブースはTVニュースで取り上げられるほどの活況だったようです。

また、先々週は第45回明治古典会「七夕古書大入札会」も開催されたようです。

Business Media 誠:郷好文の“うふふ”マーケティング:神保町「古書大入札会」で電子書籍の未来を考えた

でも取り上げられていますが、古書市場でも電子書籍は関心事に成っているようです。

電子書籍時代の紙事業者のミッションとは、デジタルを使ってリアル書籍に触れさせる機会を多く作ること。書の目利きを真ん中に置いて、偉大な作家を現代っ ぽいデジタルで結ぶ。作品に敬意を払い、真の価値を広める“ソーシャル・マーケット作り”。リアルのビジネスとITをiPadという生活者コンピュータで 結ぶ。
  とあるように、媒体が紙かデジタルか?というような、各論を議論するのではなく、このように総論として、媒体ではなくコンテンツを重視して欲しいものです。

実際、青空文庫のように、著作権が切れてデジタル化されても色褪せない作品は多いわけで、裏をかえせば、紙媒体のまま稀少価値だけが増して行きながら(保存状態により)劣化していくだけで埋もれていく作品を救出するのもデジタルの役割(というか責任)だと思うんですよね。

また、電子書籍について否定的な方もいらっしゃるのですが、H/Wの話とコンテンツ(著作権)、配信プラットフォーム・ビジネスモデルの話とフォーマット(PDF,epub、etc)が咬み合っていないように思いますし、議論をしている人のほとんどがユーザ・著者を置き去りにしている気がしてなりません。

別エントリで書こうと思いますが、単純にPDFを読むだけだと、iPad/iPhoneでもPCで読むのと変わらないストレスを感じますが、ePubのばあい、縦書き横書きの切り替えや文字サイズの変更などを自分好みに変更できますので読みやすいです。(といっても私の表現能力ではお伝えできないですが)

数冊、300ページ程度の電子書籍を読んでみて、その良さが実感できたのと併せて、本の本質的な価値とは文章そのものなんじゃないかなと何となく感じています。



投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2010.07.13 07:36

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