SIer業界を憂いてみる
2011.01.24
そんな私が常々感じているのは,日本でのソフトウェアの作り方が米国のそれと大きく違っていること。そして,日本のソフトウェアエンジニアの境遇が悪すぎること―そして,それが「日本のソフトウェアが世界で通用しない」一番の原因になっていることである。
うん、哀しいけど現実。日本で一生懸命に身を粉にして働いても、ガラパゴス化する製品・サービスを作らされる報われないエンジニアがSIerにたくさんいることが哀しい。
上場企業への株式投資ではなく,わざわざベンチャー企業に投資をする投資家たちは,ハイリスク・ハイリターンを承知で投資をしている。当然だが,そんな投資家を株主に持つベンチャー企業は,利益率の高い「知識集約型ビジネス」(注1)を選ぶことになる。Microsoft が確立した「ソフトウェアライセンス」というビジネスがその典型的な例だ。
逆に,ビジネスを大きくするためには人もたくさん雇わなければならない「労働集約型ビジネス」(注2)には投資家は見向きもしてくれない。
ええ、日本のIT企業は、戦前の製糸工場ばりの労働集約型です。せっかくのITコミュニケーションツールを、セキュリティが、とかPマークがとか思考停止のいいわけ番長で自分たち自身が使えない/使うことを禁止しているのは悲しすぎる現実。
ここからは、Twitterに書いたコメントを再掲します。
SIerが作るシステムって猿でも作れる程度のおもちゃみたいなレベルw だから、人月計算されるし、エンジニアは軽視され待遇悪いんだ
エンジニア時代にone of them扱いされた馬鹿な日本SIerのPMは、PMになったらこんどはエンジニアをone of themとして扱う。くずなサイクルだww そりゃSIerから抜け出さないとだめになるよ
とはいえ、営業がえらい日本のSIer業界。「じゃぁ作ってみろよ」というザッカーバーグ的発言は「じゃぁ受注してみろよ」で瞬殺される。エンジニアは自分で食い扶持を作っておかないと理論武装できないね。
SIerの営業が問題の根底か?いや違う。SIerに依存し、IS部門をコストセンター扱いする事業会社のバカ経営者が腐るほどいる日本そのものか。
SIerだけじゃないかも。製造業でも川上に行くほど立場が弱く、川下ほど立場が強い。どうしたもんかね。
猿でも作れるようなしょうもないシステムを、へり下りながら小銭で働くのは辞めたいよね。そんなのは猿にさせよう。
言われたことしかできなくなったら、イノベーションは生まれない。イノベーションを起してはいけない気風ができるw。だからイノベーションを起こしたいなら、そんな環境から早く脱出しよう!
ピラミッド型構造で、自分では何もできないのに偉そうにして高給取りの会社って、はやくなくなればいいのに。ユーザに大して対等の立場で取り組むべき。職能集団の疎結合で問題解決に挑みたいものだよ。
ITエンジニアって、縦割り(企業別)の組合に属するか、そもそも組合のない未熟な企業に勤めてることが多いきがする。ギルドのように職能別組合ができないかな。いまの勉強会ブームが強くなって、経営者側に物申すくらいになってほしい。
職能別組合をギルドっていうと古臭いけど、ハリウッドの分業体制といえば受け入れられやすいのかな。成功モデルにみえるのだが。内情は違うのかなぁ。http://bit.ly/ieZFLe
日本のSIerが血眼になって、クラウドプラットフォームを作って囲い込みしてるザマwは、Windows以前のPC消耗戦を彷彿とさせるwww どうせ自滅するのは自明なのに、株主対策でクラウドと言わざるを得ないのかねぇ。自縄自縛www
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下品な表現で失礼しました。すでにここ数年下落傾向にあるSIerの売上をみるに、抜本的な構造改革でもない限りSIerが泥船であることは間違いないでしょう。しかしイノベーションのジレンマで、既得権益がそれなりにあるため体質変換を自発的に行うのは無理で、結局国内という狭いマーケットシェアを食いつぶして自滅することになるんでしょう。
年配の方は、逃げきればいいんでしょうけど、若手・中堅社員をどうするつもりなのか?自分たちでやれ、というなら、上層部は即刻引責すべきでしょう。すでに株式配当と企業年金で十分暮らせるでしょ?
クラウド元年と言われる今年、少なからずSIerにもネガティブな転機が訪れることは間違いないのかなと。。。
投稿者 : 松尾 康博 | 投稿日時 : 2011.01.24 08:53
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