Microsoft InterConnectブロガーミーティングby AMNにいってきました。
2007.12.12
月曜にAMNのブロガーミーティングに参加しました。今回のテーマはMicrosoftの InterConnect。
全く前知識がない状態で今回は参加しました。会場はこんな感じ。
さて、このMicrosoft InterConnetという製品。2004年に最初のバージョンが登場したそうなのですが、その存在を全く知りませんでした。
詳しい話をきいていくと、
・日本で開発されたというマイクロソフトにおいては非常にユニークなソフト
・電子名刺管理というコンセプトを元につくられたソフト
・Outlookとセットで利用する。(アドレス帳の住所録や、メール情報と連動)
ということが分かってきました。
こちらがInterConnectのキャンペーンサイト
Microsoft InterConnect2007
サイトには人脈管理プログラムとかデジタル備忘録とあるのですが、なんのことだか良く分かりません。
ひととおり話をきいてくうちに、こんな風に理解できました。
・ブログを書くのと同じ感覚で、メモがとれる
・書いたメモは時系列で整理される(ブログのようなミニカレンダーが画面隅にある)
・記入したメモにはブログのように、ファイルを添付できる
・メモにはタグづけをして分類できる
・Outlookのアドレス蝶情報を参照して、書いたメモに関係する人をひも付けすることができる
こういった特徴を考えてきたときに、これはToDo管理や、個人での文書管理に最適では?と感じました。
紙という名前の私が愛用しているスクラップブックソフトやMacJournalというメモアプリに近い部分を持ったソフトウェアという印象を持ちました。
スクラップブック「紙」
両方ともフリーでダウンロードして使うことができます。
個人的には「紙」がWIndows版しかないので、Winでは紙を、Macではほぼ似たような操作感覚を持つMacJournalを利用しています。
どのようなソフトウェアかと言えば、
・ワンクリックで新しいページを作成して、そこにメモを記入
・書いた情報は自動的に保存され、ファイル名を入力したりする必要がない。
(Macでいえばスティッキーズに近い感覚です)
・書かれたテキスト情報はすべて一元管理されるので、デスクトップ上などにファイルがちらばったりしない
・書かれたメニューのタイトルが左メニューに一元表示され、ワンクリックで表示される
・書いたメモは、フォルダー分けができる
・メモを書いた日時や名前でソートができる
・書いたメモの情報を検索できる
といったところです。一方でInterConnectを見たあとでこれらのソフトウェアと同様のことがInterConnectにもできて、さらに上記にはない面白い特徴を持っているのではないか?と感じました。
それは、
・書いたメモをタグ付けで管理できる。フォルダとは異なり、複数のタグがつけられるので、プロジェクトがまたがる案件などのメモの整理に便利
・ブログのようなUI :ブログについているようなミニカレンダーが表示されるので、昨日書いたメモ、○日に書いたメモに簡単にアクセスできる
・書いたメモに関係する人を、アドレス帳から参照した氏名をクリックすることで管理できる:メモに対して、関連する人物名でタグをつけるという感覚ですね。
そして、ブログのような表示UIなので、ブログの記事の一覧画面のように複数のメモが一画面に表示される。ブログの記事をスクロールして参照するように、メモをスクロールして参照できる。
分量が少ないメモはちょっとした長さで、逆に長文のメモは長く表示されます。(これはブログも同じですね。エントリ内の記事が短ければ、記事の一覧を表示したときに、複数のエントリが一画面に収まりますし、逆にエントリが長いときは一画面では収まらない場合もあります)
「紙」や「MacJournal」では些細なメモを書いてもほぼソフトウェアの表示画面全体を使ってしまいます。
これはノートの1ページが表示されているというメタファーを用いているからですね。下記の画面のように両方とも、中央に大きなテキストフィールドが表示されます。


しかしメモをとるためには、これだけ大きなテキストフィールドは必要ありません。ちょっとしたメモを表示するのに、大きなテキストフィールド全体を使うのは無駄ですし、そのために一覧性が損なわれることになります。
ブログのように短いエントリは短いスペースで表示されれば、複数のエントリを一覧して見ることができます。また検索をしたときにも、「紙」や「MacJournal」では、紙をめくるように、メモがひとつひとつ表示されていくものを順に確認していかなくてはいけません。Googleの検索結果画面のように、一覧で確認することができません。
メモを一元管理していくと情報がたまると検索結果を探すのに何十枚も紙をめくっていくようになります。次の検索結果のメモを表示するためにショートカットキーが使えるとはいえ、このようにして情報を探すのはとてもストレスがたまることです。

InterConnectではその辺りの不便さを解決してくれそうなヒントがありそう。
スクロールして記入した情報を次々と一覧することができそうです。
もちろん開発された大元のコンセプトが必ずしもこのような目的のためにではなかったかもしれないのですが、「紙」や「MacJournal」で感じていた不便さの鍵を考えてみるのによいきっかけとなるかもしれません。
メールのフォルダ分けでは情報を分別するだけで補足する情報を入力することができなかったり、ToDoリストでは用件のタイトルしか書けず、詳細情報は別途管理しなくてはいけなかったのですが、 InterConnectでは、十分な情報を使いやすい形で扱うことができそうな予感がします。
モニターをさせて頂くことになりましたので仕事のやり方をうまくさばくことができるメモツールとして使えるか挑戦してみようと思っています。
追記:
今回のブロガーMTGで感じたのが、この製品の場合は、一回のMTGでは企業とブロガーの両方のかかわり合いが不十分ではないかな?ということ。
以前参加した、百式によるNIKONのPR Boardというキャンペーンイベントでは、
1:一度みんなで集まってMTG。NIKONの無線機能付きというユニークな製品についての説明を受け、みんなでどのような可能性がありそうかを考える
2:1ヶ月ほど全員でデジカメをモニター。実際に使ってみた感想を各自がブログでアップ。総勢20名ほどのブログがPR Boardにまとめられていたので、メンバー同士がお互いの記事をチェック。自分にはない視点などで考えさせられたり。
その間、開発者とも専用掲示板でのやりとりも。
3:一ヶ月後に、さいどメンバーで集まって実際に製品を使ってみた上で感じた課題や、可能性、欠点などのついて話しあう。フィードバックを徹底して行う時間。
という流れで新製品についてふれ、ブログでとりあげ、その結果をメーカーに対して返しました。
InterConnectというあまり世間ではなじみのない製品の場合は、上記のような中期的なスパンでの取組みのほうが効果をうみやすいのではないかと思います。
関連記事:『ワイヤレスピクチャー会議 sponsored by Nikon』に参加します。
さらに追記:
UIについて考えてみるいいきっかけになりそうです。試行錯誤で作られている新しい製品は欠点もあるでしょうが、いじってみるのが楽しいですね。
ウェブサービスは日々アップデートが可能ですが、クライアントソフトはそうもいかないのでユーザーに使ってもらいながら開発をしていくといったことは行いにくいのでそういう点では大変そうです。
個人的には、慶応SFCや、奈良先端大学といった大学の学生全員(1クラスとかに)無償提供して、徹底してフィードバックをもらうことができればとても面白そうなものが出来上がるのではないかな?と思ったりもしました。
MTGでは営業の人の顧客管理向けに良いのでは?という意見が多くでましたが、ITリテラシーの高い人、特に大学の授業を全てノートPCでとっていて仲間うちで講義のメモ情報をやりとりしている学生というのがアクティヴなユーザーになりそうだな、と。
大学のときにこのソフトがあればいじってみたかったソフトですね。
実際に使ってみていろいろと思ったことについては別エントリにて触れられればと思います。
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2007.12.12 03:10







