iMenuの入札制によるDeNAの売上への影響
2008.05.27
iMenuが6月23日から一部のメニュー掲載順位を入札制とします。これにより広告をビジネスモデルとする携帯の一般サイト、モバゲータウンのようなサービスにかなりの影響があるのではないか、と考えています。
今回、入札制となるのは 「働く/住む/学ぶ」「着うたフル」「着うた/着モーション」「着信メロディ/カラオケ」「メロディコール」「待受画面/フレーム」「ゲーム」「占い/診断」「コミック/書籍」「デコメール」の10カテゴリー。
この並びに注目してみてください。
なぜ「着うたフル」ではなく「働く/住む/学ぶ」が最初にきているのか。
偶然であるかもしれませんが、この「働く/住む/学ぶ」というカテゴリは人材ビジネスを行っている会社間での競争が激しく、広告収入が非常に見込みやすい領域です。
携帯でのアルバイト情報をはじめ、リクルートが情報誌を出しているようなマネタイズをしやすい案内広告(webっぽい言い方をすればclassified広告)でなりたっているサービスが数多く存在します。
少なくともこのことをドコモはかなり意識して、この並びとなっているのではないでしょうか。
残る9つのカテゴリは、携帯電話のコンテンツビジネスが収益となっており、公式プロパイダからの広告収入が見込みやすい分野です。
この10のカテゴリでビジネスを行っている事業者は、DeNAをはじめとする一般サイトの有望顧客(広告クライアント)でもあります。特にモバゲータウンでは、iMenuでの掲載順位を確保するために、ユーザーが入会することでモバコインが手に入る成果報酬型の広告を出稿していたクライアントが多く含まれています。
今回のiMenuの入札制により、iMenuでの掲載順位確保を目的として(ユニークユーザー数確保のため)携帯の一般サイトに出稿されていた成果報酬型広告のかなりの金額が今回スタートするドコモの入札制に流れるのではないかと私は思います。
一方でモバゲータウンは、キャリアの公式ポータルをしのぐPVがあると私は思っていますし、この予測は大きくは外れていないようです。
参考記事:
モバゲー包囲網?携帯フィルタリング騒動の裏にあるもうひとつの背景
すでにモバゲータウンではポータル化を進めており、ドコモのiMenuの入札制と同じような仕組みでの広告サービスを推進していくのは明らかだと思います。
iMenuの入札制がこの動きに拍車をかける形になり、結果としてモバゲータウン内の検索連動型広告等の売上が大きく成長していく可能性もあるかもしれません。
iMenuの入札制は携帯の広告ビジネスにおいて面白い転換点となりそうな気がします。
(下記、共著させて頂いたモバイルサイト制作のための手引書です。本屋などで見かけたら、ぜひページをめくってみてください。)
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2008.05.27 23:54
神宮で楽天×ヤクルト戦をみてきました
2008.05.27
昨日は両親と神宮へ楽天×ヤクルトの交流戦を見に行ってきました。神宮で野球をみるのは大学時代の早慶戦で高橋由伸のホームランを泥酔した状態でみて以来です。

(試合後の様子。結構お客さんが入っていました)
球場に入ったときは、5対1でかっていたのですが、次々と点をとられ、7回、8回、9回は常に3塁のランナーを抱える苦しい展開。9回は2アウト満塁でフォワボールで押し出しで、5対4と一点差にせまれ、なおもツーアウト満塁というハラハラドキドキした試合でした。
今のシーズン、屋外で野球をみるのはいいですね。
今回は野球好きの両親のために来ましたが、気分転換にたまに来るのもよさそうです。![]()
背番号刺繍の入ったプレイヤーズキャップ!!PC1:(PLayers) 田中
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2008.05.27 22:45
地デジはどうなるのか離島で考えた
2008.05.27
先週、北海道の離島、天売島、焼尻島を訪れ、地デジがはたしてこのまま順調に移行するのだろうかと考えてしまいました。
この二つの島はどちらも人口300人ほど。各世帯にテレビもあれば、旅館の客室には1部屋1台、島への定期船にまでテレビが備わっています。

(定期船内の様子)
東京では地デジも広まりつつあり普通に2011年には移行しているんだろな、と思っていたのですが、広大な地デジエリア外の土地を訪れてみると、これはなかなか厳しい状況だな、と考えさせられたわけです。
北海道では、札幌、旭川、小樽など主要都市周辺以外はエリア外。この二島はもちろん、留萌や羽幌といった町もまだエリア外ですし、今回訪れた島よりもさらに有名で人口も多い、奥尻、利尻、礼文といった島もあります。
天売島、焼尻島は羽幌よりも25キロ以上沖合にありますから、そこまで電波を届けようとするとなると、それなりの投資が必要になります。600人のための投資が必要であり、もちろんこのような地域は日本全国に多くあるに違いありません。果たしてそれが現実的なことなのか。
いや、そもそもいくらかかるのこれ?とくらくらくる感じ。デジタルBSやCSで代替することを前提としないと、厳しい気がします。 ネット時代の道路建設、公共事業なのかな。
参考記事:
2011年7月、地デジを見られない人たちはどうなる
実際に、天売島、焼尻島へは今年の夏にADSLが開通するかもしれないとききましたが、通信会社が損益分岐にのるのが厳しいと考えており、サービスが実際に開始されるかどうかは見えないとのこと。
また地デジのエリアを拡大するよりも、まずはブロードバンドをこのような地域に提供することが大事なのではないかと個人的には思います。
今後どうなっていくのか、気になります。
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2008.05.27 01:38
焼尻島は森と草原の島
2008.05.27
隣の焼尻島は、天売島とは港の様子はそっくりでも島内の様子は全く違っていました。これだから旅は面白いです。

島に残る豊かな森

森の中には見なれない植物がいろいろと。

島の西部は一面牧場でした。

森から牧場を眺めて。

天売島では30代のUターンの漁師から、焼尻島では偶然立ち寄った島に移住してきたカフェの女性オーナーや、島の人から面白いお話をお伺いすることができました。
近日、答志島での取材記事を公開する予定ですが、その後、天売島、焼尻島での取材記事も公開していく予定です。
ISDNしかきていないADSL以前という環境で面白いネット体験についても知ることができたのが大きな収穫でした。
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2008.05.27 01:25






