五島列島、福江の教会群
2008.10.24
五島列島の離島ブロガーを取材に行った後、ブログでの紹介が遅れてしまいました。
最近バタバタしていますが、時間をみつけて少しずつ書いていければと思います。
五島列島は歴史的には隠れキリシタンの地として知られおり、その後明治に入って建設された古い教会群があることでも有名です。福江島では4つの教会をまわってきました。
最初に向かったのが奥浦にある堂崎天主堂。
堂崎天主堂
明治41年に建てられた五島最古の洋風建築物。長崎のキリスト教関連遺産として福江島で唯一世界遺産候補に入っている教会です。
ですが、正直この教会が自分にとっては一番物足りなかったかも。
中は隠れキリシタン時代の資料館となっていたのですが、内部が撮影不可であり、また現在もミサが行われているそうなのですが、あまり生活感といった空気を感じず、少し一般の島民の生活からは外れてしまった、悪く言えば観光地化してしまったようにも感じてしまいました。

途中の田舎道ではガードレールの上に、ワラが干してありました。
続けて、水ノ浦教会へ
水ノ浦教会
白い木造の教会。訪れたときには他に観光客もいなくてひっそりとしていました。内部の列席者席の下には聖書がおいてあったり、参列者のマイスリッパが棚にはおいてあったりと、今も現役で使われている素朴な良さが伝わってきました。

教会の内部も白く、とても明るい教会でした。

座席の下に置かれたバイブルや、ブランケットがここに訪れる島民の姿を想像させてくれます。

ミサに参加する人のマイスリッパが置かれた棚。
次に訪れた貝津教会は、五島列島で取材させて頂いたウィズブーさんのFlickrに掲載されたステンドグラスの写真が見事だっため、それをみて訪れることを決めていました。
この教会は大きな道路から外れた、じゃり道のカーナビには載っていない道の傍らに建っていました。目立った看板も無かったので、ナビの目的地の表示をたよりに近くまで移動してようやく見つけました。
木造瓦葺きの素朴な雰囲気の教会です。
ステンドグラスも見事でしたが、真っ平らな木の板の天井というのも教会としては面白いです。

ステンドグラスも見事の一言。
その後、ウィズブーさんに実際にお会いした後、お薦めの教会は?と尋ねたところ教えていただいた楠原教会に行ってきました。
楠原教会
こちらの教会は学校のグランドの脇に建っていて趣きたっぶり。夕暮れ時に訪れたこともあり、とてもいい雰囲気でした。島の生活と一体になった教会という感じがでています。
この教会は、ペラ1枚の簡単な観光マップには載っていませんでした。地元の人だから知っていたといえる穴場な教会かもしれません。

夕方になっていたので、ドアは残念ながらしまっていました。「残念、入れなかったな」と思っていたら、中にいたシスターが開けてくれました。
こちらの教会は明治45年に建てられていますから、実は堂崎天主堂とは4年しか違いません。


夕方の暗くなった教会内部は、斜めに差し込んだ光で荘厳な静かな空気が満ちていました。
訪れたのは、有名な方からという順序だったのですが、満足したのはその逆の順序でした。楠原教会も堂崎天主堂と建てられたのは4年しか違いませんし、歴史的に占めてきたその教会の重みが違うかもしれませんが、世界遺産入りしてもおかしくない教会だと感じました。
その他の二つも同様です。とはいえ、このようなあまり有名ではない教会も観光地化されてしまうとその魅力を失ってしまうのかも・・・。
最初の教会以外は観光客向けの駐車場もなく、観光バスなどでは訪れるのは難しい場所です。しかし、それを観光地化してしまうとそこにある余韻や良さのようなものも一緒に失われてしまうのかもしれません。
この良さが果たして世界遺産入りしたり、観光地として残されうるものなのか・・・。
そんなことを思ったりしながら素朴な心地よい風景を眺め、最後の楠原教会をあとにしました。
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2008.10.24 01:44
2つの小型スピーカーから5.1chサラウンドが体感できる:ハイビジョンサウンド会議に参加してきました
2008.10.24
先日、ハイビジョン会議というブロガーイベントに参加してきて、Q:という小型のサラウンドシステムを体験してきました。
Niro Q:公式サイト
5.1chサラウンドは自宅でも体験できるようにしたいなぁ、という想いは常々あったのですが、配線や設置スペースなどを考えてずっと断念してきました。
このQ:は、前面に設置する2つのスピーカーユニットとサブウーファーという手頃な構成で、非常に高品質の「音」が体験できるとのこと。高級オーディオなどで知られるNakamichiの社長が立ち上げたNiroという会社の製品ということもあり、かなり楽しみにして参加してきました。

そもそも、このようなスピーカーをつくりだしたきっかけは、ハイビジョン時代にふさわしい音響を手軽に多くの人が体験できるようにしたかったからなのだそうです。
ハイビジョンテレビの多くが薄型となり、そのためスピーカー用の厚みが確保できなくなり、画質の向上したのに対して音は悪くなっているとか。
ディスプレイが横に幅広くなったため、スピーカーの位置が左右に広がり、音がセンタ−で聴けなくなってしまったという弊害も起こっているようです。
最近では5.1chサラウンドに対応したフロントサラウンドスピーカーも人気になっていますが、Q:ではテレビの上と下にスピ−カ−を置き、より豊かな立体音響を実現。

テレビの画面の下のスピ−カ−で前の音を、上に置いてある小さなスピーカーで後ろの音を出しています。また上下にわかれているので音の干渉が少いとのこと。

(アップ。残念ながら上のスピーカーがうつっていないですが・・・)
ワイルドスピ−ドの音をつくった人間にスタッフに入ってもらい音作りを行っているとのこと。映画を観るときの体験の70%は音で決まるそうですが、映画館のように上から下へと流れる音が体験できるそうです。
さっそく、テレビの音、フロントサラウンドスピーカー、そしてQ:で音を聞き分けてみました。
フロントサラウンドスピーカーも中々いい音で、前後に音の奥行きがあるのが感じられます。
そしてQ:の音をきいてみると、圧倒的に音の空間に広がりが。
フロントサラウンドスピーカーでは、前後に平面的に広がっていた音が、球面に横方向にも広がったという印象です。フロントサラウンドだと前後の幅に広がりはあるけれどQ:を聴いたあとだと縦に二次元的な音に聴こえてしまいます。
前後の平べったい板状の音に、横方向という別次元の広がりも加わって何倍もの容積に増え、比較できない程豊かな音になっていました。
iPodの付属のイヤホンとBoseのヘッドホンとを聴き比べたときに感じる違いに近いのですが、音の層がより決め細やかに、聞こえなかった音がはっきりと聞こえてくるという違いだけではなく、それに加えて平面的に線状にきこえていた音が空間という広がりを持って聞こえてくるようになります。
これはフロントサラウンドが2つ、ないしは3つのスピーカーで5つのスピーカーの音を再現しているとは違い、Niroでは下のスピーカーにフロント用の3つのスピーカーのコーンが、上のスピーカーにはリア用の2つのスピーカーのコーンが別々に配置されていることも関係しているのかも。
現在、こちらの商品は、ビックカメラとオンラインサイトのみで販売しているそうです。価格は88000円+ビックカメラのポイント相当の10%のポイント(Amazonギフトなど)をオンライン販売でも付与してるとか。
2週間のモニターキャンペーンも行っています。
今回、モニターキャンペーンに参加することになったので、実際家ではどのように聴こえるのかを体験してみるのが楽しみです。
印象的だったのが、中道さんにとっていい音とは?との質問に、
いい音は聴いてストレスのない音。長時間聴いても疲れない音。目立つ音よりも、長く使えるいつまで使っても疲れない音が大事。
と答えていたこと。
はたしてどのような音か。この音と一緒に過ごす二週間がどんな体験になるか、またレポートしたいと思います。
(映画:フットルースでもかりてきてFlash Danceのシーンを観てみたいですね。)
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2008.10.24 00:11






