他との違いを示せなければビジネスを始めるべきではない
2009.04.30
NY市立大学内で夜に行われてていた、起業を考える人をターゲットにしたマーケティングのセミナーに参加してきました。
正直、内容はさほど期待していなかったのですが、講師の方のユーモアを交えた話し方が非常にレベルが高く、その話をきけただけでも満足。
このセミナーではスライドなどは一切表示されなかったのですが(参考資料は配布されたものの)、1時間半以上の長時間を、ただひたすら飽きさせないで人に話をきかせるそのスピーチ力に感心してしまいました。
そういえばNYではあまりプレゼンを多用する人は今のところ見ていません。
あったとしてもグラフや数値などが中心で、そうしたものにたよらず会話だけで人に注意を向けてもらうということに小さい頃からトレーニングを受けていたり、そのことを能力として意識している人が多いように思います。
さて、このマーケティングセミナーの中で特に印象に残ったのが、
商品はUnique Selling Proposition(ユニークな売るための、売りになる提案)が命である
という言葉。
さらに「他の商品とは何かが違うということを示さなくてはいけない。もし何も違いをうみだせないのであれば、ビジネスを始めるべきではない」と断言していました。
そう、違いがないのであれば、Don't go businessということなのです。
それがなければ何かをスタートする意味はない。
そして戦略的に勝てる見込みが無いのです。
たまたま清水さんのオピニオンとビジョンという記事を読んだばかりということもあり、何が売れるか?を追いかけている人、企業が多い中、大事なのは何が違うとアピールできるのか、という言葉は深くつきささりました。
これは商品やサービスの話に限らず、当然自分という人間を会社やコミュニティーなどに対してどうプロモーションしていくかにも繋がってきます。
流行の情報を追いかけることも大切でしょうし、私も多分にそうしているのですが、このUnique Selling Propostionを自分の中に見出すべき何かを努力してきかたと自問してみると、ほとんど何もしていないとしかいえません。
それがなかったとしても雇用者のニーズを満たせている限り、仕事は続けられるかもしれませんが、自らのビジネスを始めるのは非常に難しいでしょう。
そんな意味でDon't go business!ともいえます。
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2009.04.30 23:46
ニューヨークは東京にすごくちかい
2009.04.30
ニューヨークへの出張もそろそろ終わり、一度日本に戻ります。豚インフルエンザが大変なようで、帰国の時は少しドタバタとしそうです。
アメリカには何度も来ているのですが、ニューヨークに滞在するのは今回がほぼ初めてでした(トランジットで真夜中の間だけニューヨークをみたことが以前にありました)
まず感じたのが、ニューヨークが他のどこのアメリカの場所とも違う異質な場所であること、そして他のアメリカの都市よりもむしろ東京にすごく似ているな、と感じます。(東京がニューヨークに似ている、というべきかな?)
まずご飯が美味しいですね。これは他のアメリカの都市では思ったことがなかったですが、グルメの街といわれる東京と同じように、ここNYもグルメな街です。
車中心ではなく、地下鉄中心の都心部。
そしてニューヨークにはロサンゼルスなど以上に多様な人種の方がいらっしゃいますが、そのため各民族の特色がでているというよりは、みんながニューヨーカーとしてのアイデンティティーを持っているように感じます。
東京に田舎から人が集まっても地域色が増えず、むしろ都会としての特色のほうが強まるのに似ているかもしれません。
距離は、ロサンゼルスなどよりもはるかに離れているのですが、LAが車を中心とした古き良きアメリカ時代の面影を感じるのにたいして、NYは日本食のお店や、日本生まれの店舗も多く(ユニクロ、無印、ブックオフなど)都会の持つ無個性さが他のどの都市よりも東京に近く感じています。
投稿者 : 美谷 広海 | 投稿日時 : 2009.04.30 23:20





