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スカウターを最初に作るのは?

2008.06.06

日本のインターネット事業者が、グローバル(特にアメリカ)の事業者に対して太刀打ちできない理由については、さまざまな意見があります。

タイトルに挙げている「Best & Bright(最高の輝かしい頭脳を持つ人たち)」が活躍する場が日本には無い、ということを理由の一つに加えたいと思います。

アメリカでは、Best & Bright と呼ばれる人たちは、受け皿として、それこそグーグルのようなインターネット・ベンチャーは勿論のこと、何よりもSRI(Stanford Research Institute)のような国防総省の高等研究計画局(DARPA)の委託研究所、要するにハイテク軍事技術の研究所があります。

インターネットやGPSなどの技術も、元は軍事技術から民生転化されたものです。税金から捻出される軍事技術は積極的に国民に還元されるし、そもそもこういった研究は採算度外視で行われるケースがほとんどなので、イノベーションが発生し、それを国民が享受する確率は民間の研究と比較して圧倒的に高くなります。

これは人から聞いたのですが、ネズミの脳にGPS付きのICチップを埋め込み脳波を解析し、その脳波が特定の波長に変化した時点で、その位置にミサイルを撃ち込む、対テロリスト用の生物兵器を開発しているとか。

脳波の変化を信号として捉える技術が進歩すれば、漫画『ドラゴンボール』に出てくるあのスカウターのようなデバイスが実現可能になるかもしれない。キーボードやマウスが不要な究極のインターフェイス。

欲しいと思っただけで、その物が買えてしまうようなことが可能になる日も近いのかもしれません。そういったイノベーションもこのままだと海外から生まれてくるのでしょう。

日本にも天才と呼ばれる研究者が、思う存分基礎研究に打ち込める環境があれば良いのにと思います。そのことが結局、民間の技術競争力の向上にも寄与するのは間違いないですし。

ただ、日本で軍事技術の開発というのは微妙だと思うので、他の目的を考えなければなりませんが。(でも防衛省が無駄な戦車やステルス戦闘機を購入するくらいなら、技術開発にお金を使えとは言いたくなります。)

政府には、山ほどある無駄な出費を抑えて、Best & Bright に投資するよう切にお願いしたいです。

余談ですが、もし僕が10年前に戻れるならば、研究者の道を確実に目指したでしょう。

投稿者 : 新上 幸二 | 投稿日時 : 2008.06.06 13:41

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新上 幸二

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