京都出張を終えて
2007.07.28
前回のエントリーでも少し書かせていただいたのですが、22日~24日の間、Red Herring Japan Insights に参加してきました。非常に貴重な経験であるとともに、日常の業務を行っていると忘れてしまいがちになることを思い出させてもらいました。
それは、「ベンチャー企業」にいるという意識です。一年半前に前職を退職し、ウタゴエに転職する決断をした際に、従来の組織人であることをあきらめたつもりでいたのですが、あれやこれやと仕事をするうちに薄れてきてしまっておりました。
もちろん、法人営業の経験だけしてきた人間がWebサイトの企画を考えたり、広報的な業務を行ったりと、大企業にいては体験できない広範な業務を経験しているという所では、ベンチャー企業にいる人間的な行動だったかもしれません。(まさか前職にいるときはYouTubeやニコニコ動画に顔出しで自社サービスのプロモーション映像を流しているなんて思いもよりませんでした…)
ただ、そういった行動よりも大事な「ベンチャースピリット」が少しばかり薄れてしまっていました。現場レベルでの営業や企画関係をマネージする立場として、ついつい現実路線に物事をまとめていたかもしれません。
でも、それじゃ枠を超えられないということに気がつきました。
特に、サイボウズの創業者であり、現在はアメリカでLunarrを立ち上げている高須賀さんの充実した表情をみて、そのことを痛感させられました。
「もっと冒険を!」そのことを確認させられただけでも参加する価値はあったかと思います。
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.28 01:04
Red Herring Japan に参加しにきました
2007.07.23
現在、京都に来ております。(e-mobileからの接続です)目的は火曜日に行われる社長スピーチのお供ですが、初日である今日はCity TourとCocktail Partyという内容でした。一見、気楽な内容なのですが、ひとつ大きな壁が待ち受けておりました。
それは英語。
City Tourをするのは外国人の方がメインだろうなあ、となんとなく思っていたのですが、その予想が的中。バスの中には日本人が2割程度しかいませんでした。日本なのに、完全アウェーです。
気合を振り絞ってところどころ話をしてはおりましたが、正直、自分の英語力の乏しさに愕然とするばかり。間違いなく、「この日本人、ぜんぜんダメだなー」とか思われていそうで、勝手にへこんでおりました。TOEICのスコアなんて本当に英会話能力と関係しないんだと思い知らされました。
事前に「よし、京都について英語で少しは教えられるようにしよう」と意気込んで購入した「NHK英語でしゃべらナイトTRAVEL 英語で京都を案内できますか?」の効果もむなしく、撃沈した日曜日の午後を味わいました。
夜のCocktail Partyではさすがに慣れ(10回位、英語で会社の事業を説明してたので)と酔いもあり、多少は話をすることができるようになりましたが・・・一年分ほどの英語を話した気がします。(もちろん、日本人の方ともいろいろと挨拶させていただきましたが)
とはいえ、本番は明日から。二日間にわたる文字通りの「英語漬け」になるかと思います。社長のスピーチが成功することもそうですが、無事に乗り切れるか、相当に心配です。とはいえ、少し通常の業務から離れ、がっつりと色々なバックグラウンドの人々の話を聴けることにワクワクしておりもしますが。
さて、二日後の印象はいかに?
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.23 00:09
MNEMOSYNE(ニーモシネ) IMAGINATION との出会い
2007.07.19
仕事中の打合せ時などに用いるノートは、marumanのA5のミシン目付きのノートを基本的に使っています。通常のB5よりも小型のノートを利用しているのは、単純に中学生の頃からA5のルーズリーフを利用していたということもあるのですが、小さいノートを利用することで、1ページごとに独立したアイデアやメモを取りやすいからという理由です。
ただ、この場合には欠点がありました。それは、メンバーに共有しにくいということです。理由は2点です。「サイズが小さいため、共有できる内容に限界がある」ということと、「小さい紙をきっておいて置くとゴミに間違えられやすい」ということです。もちろん、後者は大体にして、自分の机の上が他の人より何倍も汚いのが悪いのですが…。(社内のメンバーに机の上の観察日記をつけられたことがあります。)
そのため、もう少しプロジェクトメンバーの間などでパワーポイントなどの資料にわざわざ落とさなくても共有できるように、いい紙ベースのノートやルーズリーフなどがないものか、以前から考えていました。
そんな中、この間ロフトで偶然、出会ったのが、marumanのA4サイズのノート、「MNEMOSYNE(ニーモシネ) IMAGINATION」です。このノートのすばらしい点は3点あります。
(1)タイトルと日付を記すスペースがある。
(2)ミシン目やパンチ穴の目印が入っている。
(3)A4サイズである。
いずれも地味な機能かもしれないですが、使い勝手としては重要化と考えております。(1)に関して言えば、ついつい日付や何についてのまとめかを書き忘れて、後から「この資料なんだっけなあということが防ぐことができますし、(2)のミシン目やパンチの目印も、きれいにきりとって共有することが可能としやすいと考えております。
加え、A4サイズというのも、単純にコピーしやすいという点で情報共有や整理に適していると思っております。
そういった気配りを含め、まさにIMAGINATIONを生むノートもしれません。
というわけで、840円とノートとしては決して安くない価格でしたが、少しでもプロジェクトメンバーでの情報共有が早く、スムーズになればと思い、5mmの方眼タイプのものを衝動買いしてしまいました。これで、来月のカットオーバーを目標としているプロジェクトがうまくいけば最高なんですけど・・・とプロジェクトのリーダーとしての力量を棚上げして考えてしまいました。
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.19 00:44
IE Sound Jamboree Vol.3が中止に。
2007.07.12
本当であれば、今、沖縄にいる予定でしたが、週末の台風接近のため、沖縄息は中止になったため、自宅におります。
その沖縄に行く目的は、沖縄の「伊江島」で行われる音楽イベントIE Sound Jamboree Vol.3のインターネットライブを、ウタゴエのもつライブ配信技術「Ocean Grid」で実現しようという所でした。
そのための準備も進んでおりました。多くのアーティストの許諾もいただいておりました。また、伊江島の村がもっている地域イントラネットと高速衛星インターネット環境を活用する許可もいただいた上、新規性のある試みということで、イントラネットと会場を結ぶための無線LANの機材も無償で貸与させていただく所まで話をし、調整しておりました。その他にも、特設ページの準備やこまごまとした機材の調達などもありました。(安全に機材を運ぶために、オフィスに縦1m、横42mもある「プチプチ」まできておりました!)
が、台風4号がすべてを中止に追い込んでくれました。中止が決定したとの連絡を受けた時には、本当に「神様・・・」と思いました。決定当時、伊江村の島に設置されているカメラから見る島の天気がよかったことも、なんとかならないのかなあ、と思わざるをえませんでした。
実は、このイベント昨年も中止になっております。その際は秋にリベンジのイベントを東京でやったのですが、(今回の主催者であるtPD Recordの方々に出会う前に、偶然、そのリベンジイベントのチケットを購入していたこともあり、「縁がある」と勝手に思っていたりもしました・・・余談ですが)なんとか今年もリベンジを行い、そして来年こそ伊江島でライブを楽しみたいと思っております。
営業企画的な仕事以外にエンジニア的な仕事も含め、色々と対応し、様々な面で勉強させられ、通常の仕事ではなかなか味わえない体験をさせていただいた話だけに、心から残念な出来事でした。
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.12 23:52
中曽根元総理の外交四原則に学ぶ
2007.07.09
先日、政治学者のジェラルド・カーティス氏の講演を聴く機会がありました。その中にあった中曽根元総理の語る外交四原則が、印象的で「これって、外交だけじゃなくてビジネスも同じじゃないか」と思えたので、メモを。
1.力以上のことをやらない
売上を上げるためには、仕事単価「なんでもやります」的な発想になりがちですが、それを
やりすぎてしまうと「人が疲労する」「仕事のクオリティーが全般的に低下する」「(結果として)モチベーションが下がる」という悪循環が発生します。
もちろん自分たちの力量を過小評価も過大評価もしてもいけないのですが、自分たちが何ができ、何はできないかをきちんと分かった上で、対応することは重要でしょう。
2.ギャンブルをしてはいけない
「多分、間に合うだろう」「この仕事が取れればいくらになるだろうから、目標までは・・・」というようなことは往々にあります。考えられると思っております。堅実に堅実にやり続けるとそれはそれで成長しないというところがあるのかもしれませんが、自分達で完結できない不確定要素は極力排除できるか、そのリスクと対応策を考えた上で行動する必要がありそうです。
3.世界の潮流を読み間違えない
製品開発などの現場で当たり前のことですね。
4.外交と内政を混合しない
わかってはいるんだけど、意外に難しいこと。(IT)営業であれば、社内ルールに振り回され、社外のお客様やパートナー企業に怒られたことが一度や二度はあるはずだと思います。なんでも相手方のいうとおりにする必要はないのですが(往々にして営業は社内から「アイツは客の注文ばかり聞いて・・・」といわれますが)、社内のルールは社外の非常識になっていないか、常に問い続けなければならない、と。
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.09 00:50
自己研鑽の「Bank Time」の使い方
2007.07.06
現在勤務しているウタゴエでは、全ての正社員が勤務時間の10%程度(現在は3時間)を好きな活動に費やすことができる「Bank Time」という制度が存在します。(Googleの20%ルールやMixiのOne Day Freeの制度と近いものだと思っていただければ問題ないと思います。元々は3Mを意識して作られた制度、らしいです。)
要は、自由な時間でいろいろなものを見聞きし、その経験を社内に還元しようという制度なわけですが、この4月以降、その「Bank Time」を活用し、久しぶりに大学に通いました。それが、「科学技術インタープリター養成プログラム(社会人講座)」です。そして、7月5日に全ての講義がなんとか終わりました。
隔週に一度、全6回の講義とそれほど長い期間ではなかったのですが、毎回、レポートの提出が義務付けられているために、それなりに労力を費やす必要がありました。(ちなみにですが、まだ、2回分のレポートの作成、提出が終わっていません。)
そして、もう一つ思ったのが、社会人が定期的に平日に大学の講義に出席し続けることの難しさです。会社のメンバーはお陰様で協力的ですし、完全裁量労働制ということもあり、比較的時間の融通が利く人間ではあるのですが、社外の打ち合わせや沖縄への出張もあり、遅刻や欠席をせざるを得ないことがありました。(18:00開始ではなく19:30といった時間であれば、また話が変わるのかもしれませんが。)
自分のスケジューリングや仕事の進め方が悪かっただけだ!といわれてしまうだけかもしれません。ただ、やはり前職でも、営業関係の人間の方が、エンジニアや社内システム系の人間、企画系の人間に比べ、研修やセミナーに出席している回数が少なかった印象がありますので、営業職特有の難しさかもしれないと思いました。単純に、「営業にOJT以外の教育はいらない!」思われていたら、それはそれでさびしい話ですが・・・。
このあたりの自己研鑽に費やす時間と職種の相関関係は一般的に、どうなんでしょう?
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.06 01:17
Ping的思考法のススメ!?
2007.07.05
前職の通信会社で身につけ、今も役に立っているとしみじみ
感じることに「Ping的思考」があります。自分に起因するトラブルと
起因しないトラブルとともに経験する機会が幸か不幸か多かった
こともあって身についた能力ですが、技術的なことに限らず利用
でき、なかなか重宝しております。
もっとも、Ping的思考といってもGoogleで一件も検索されません。
(2007年7月5日現在)個人的な造語ですので、少し定義や使い方
のシーンを説明することとします。
1.定義
あるトラブルが発生した際に、一番手前の事象と結果として起きた
現象の間をいくつかのステップに分解し、どこで(致命的な)問題が
発生したかを考えることで、解決策をさぐるという考えです。
NWのトラブルの切り分けにPingがどこまで通るかをヒントに
することから、勝手に命名しております。
2.基本的な考え方
商談などの場面で、自分で決めた受注までの目標、それと現状の
ステータスを比べた上で、そこまでに必要なステップを考え、
そのステップを越えるために何をすれば考えるようにし、相手方に
確認するようにします。
より具体的に言えば「この担当者は、安定性を心配している
(だろう)」「他社は価格をアピールしてくる(だろう)」という
ことを推測した上で、担当者にその推測が当たっているか
どうかをたずね、ポイントを重ね受注やシステム構築と
いった目標を達成する、ということです。
ここで、大事なのは「だろう」という考え方だと思っています。
Ping自体が決して原因を教えてくれるわけではないのと同様、
推定し、突き止めていくというある種のTrial & Errorを大事に
しなければというところです。
3.注意点
Ping的思考の基本的な注意点は3点です。具体的には
「順序は考える」「間違いないだろうという推論を立てる」
「紙に書いて俯瞰してみる」ということです。
一点目の順序に関しては、Pingを打つにしても、目星をつけるのと
同じです。限られた時間で、無駄なPingを打つのは避けたいものなので。
論に関しても無駄を避けたいというのは同じです。さらに言えば、
NW機器と違い、あまり的外れなことを言うと、相手に信用されなく
なってしまうので、注意しましょう。
なお、的外れなことを言わないコツとしては、相手方が言った
内容を少しだけアレンジして言い返すというのが間違いのない
方法かと思います・・・が、やりすぎるとお互い「ですねー」という
相づちの応酬となり、商談が進まないので、やり過ぎないように
気をつけましょう。(私はよくやってしまいますが・・・)
最後の紙というのも結構大事です。頭の中で切り分けても
なかなかうまくスッキリしないことも、紙に書いてみることで
シンプルに対応できるようになることもあります。A4の紙を
持ち歩いてもいいですし、B5やA5タイプのノートやレポート
用紙などに書き確認する形でもいいと思いますが、
紙に図示したり、箇条書きにして確認するようにしましょう。
(私はA5サイズで一枚ずつ切り取れる小型ノートをメインで
利用しております。)
4.最後に
正直いって、Ping的思考法は、ビジネス書でよく言われそうな
「論理的思考法」の一類型に過ぎません。
ただ、エンジニア的な対応方法の基本であるPingに模して
様々なことを考えることで、もっとシンプルに肩肘を張らないで
論理形成ができるのではないかと思っております。ぜひ、一度
試してみてください。
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.05 00:48
「はじめまして」は難しい
2007.07.04
はじめまして、本日より、この「あすなろNEXTBlog」にて
ブログを書かせていただくことになりました山田と申します。
まずは、簡単に自己紹介を。
2006年3月まで3年間は新卒採用で入社した大手通信事業者で
エンジニアを1年、営業を2年経験しました。その後は、現職である
ウタゴエ株式会社に入社し、製品企画部のマネージャーを担当
しております。(余談ですが、転職当時、社員数が数千分の1の
ベンチャー企業に普通に転職したこともあり、前職の上司には
「そもそも、来る場所を間違えていた」と言われました。)
次に、ブログのタイトルについての説明を。
「ポテンヒット」とは仕事の中で、立場の違いにより生まれる
「ギャップ」や「行き違い」を意味してます。この「ポテンヒット」は
エンジニアや営業、社内や社外、企業と個人、ベンチャー企業と
大企業、その対象は違えど、仕事をする以上、なんらかの形で
発生してしまっていると思っております。そして、これらの「ポテン
ヒット」が様々な物事の生産性を落としてしまっているだろうと
考えております。
言い換えれば、生産性やイノベーションを確保するために、
今後の世の中では、この「ポテンヒット」を上手く「キャッチ」
できる人間がもとめられるのでは、と考えるに至りました。
さらに、自分自身、全く違う規模の企業に勤務し、様々な
職務を経験してきたこともあり、行動原則を持ち、経験を
ベースに考えていけばば、この役目を果たす能力を身に
つけられるのではと考えました。
そういった形で、今後求められていくだろう「ギャップを埋める
人材」になっていこうという意味をこめたブログタイトルが、
「ポテンヒットをキャッチ!」というわけです。
と、少し硬い印象になってしまいましたが、初回位はまじめに
書いてみました。(やはり、いつになっても「初回」には慣れません…)
ちなみに、個人的にも「縁の下の目立ちたがり屋」というブログを
書いております。
(あすなろブログでは書けないような事も含め、書いております。)
また、YouTubeで「ウタゴエ」と検索すると、音楽のプロモーション
ビデオにまざり、微妙な顔出し映像が発見できます。
これらもよろしければ、お楽しみ下さい。
それでは、今後とも、よろしく御願いいたします。
投稿者 : 山田 洋輔 | 投稿日時 : 2007.07.04 00:27




