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PHP研究所の「書籍全文検索」から感じたこと

2008.02.28

各所で話題になっている、PHP研究所の書籍の全文検索ですが、

Google ブック検索

PHP研究所の書籍が全文検索できるようになりましたのでどうぞご利用下さい。 なお、全文検索は発売から1ヵ月以上経過した書籍が対象となります。

こうした取り組みは出版業界全体にも波及して欲しいなぁ、と感じました。もちろん、著作権の問題をはじめ、数々の乗り越えるべき障害があるとは思いますが、オンラインで中身を見ることができる、という特典は、「手元にも置いておきたい」という欲求を喚起するはずです。

そうなれば、手元に置いておいたうえで(=手元にあるにもかかわらず)、オンラインで中身を探しに行く、という不思議な行為が当たり前になるでしょう。

昨日書いたモレスキン手帳にしても、このようなことが実現できれば、紙媒体へのアレルギーもかなり低下するはずです(非常に偏った見解であることは承知しています)。


さらに、ブロガーという見地に立てば、オンラインで引用したい箇所が特定でき、そこへの参照リンクを張った上で本を紹介することによって、本の売り上げも相対的に上がるのではないか、と──楽観的に過ぎるかもしれませんが──考えています。


先頃、電通が発表した広告市場規模は7兆円。対して、出版市場はわずか2兆円(これは書店の売り上げで、書籍に限れば●●円ぐらいだそうです)。この数字を何とかしない限り、出版業界は・・・。

↓ちなみに「●●円」の部分は以下でどうぞ(『年収10倍アップ』シリーズで有名なディスカバーの干場社長のブログです)。

ディスカヴァー社長室blog: フェルミ推定問題!とビジネスマンのための「数字力」養成講座のカバーの色 ●干場

このところ、学生さんや一般の人に、出版書店業界の初歩の初歩みたいなお話をする機会がよくあって、最初に、では日本の全書店の雑誌と書籍の売り上げはいくらでしょう?  みたいなクイズ(?)を出します。

1 200億円 2 2000億円 3 2兆円 4 20兆円 5 200兆円

すると……、95%ぐらいの人が、1桁ならぬ2桁も違う数字をおっしゃる……。

特徴的なのは、社会人の方は、1桁とか2桁多く言い、学生さんは、逆に小さく言います。
(思うに、富裕層の子息は別として、一般の学生は、200万円以上のお金を想像できないみたい)

で、結局いくらですって?
見当つかなくても、例の「フェルミ推定」でもできますよね!
(正解は文末に)

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.02.28 07:15

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