自分をやる気にさせる15の“罠”(11~15)
2007.12.06
前回の続き。
少し前の記事ですが、「デパートやスーパーがあなたに仕掛けている15の罠」を読んでいて、ハッと気づいたことがあります。
もともとは、タイトルにある通り次のような内容の記事なのですが、
デパートやスーパーで工夫されている「いかに買わせるか」の小技です。ひっかからないようにしたいところですが、それ以上に「なーるほどー」と思ってしまいました。
デパートを仕事場(自分の席、オフィス)に読み替えてみると、
自分をやる気にさせる15の“罠”
ということになります。もちろん、この“罠”は文字通りの意味ではなく、ふと気がついた時には、あに図らんや、やる気になってしまっているという、自分を前に進めるための仕掛けを指します。
それぞれ読み替えてみます。今回は11~15。
11. 作業レベルにまで分解して時間を見積もる ← 値段は比較しにくいようにつけてある
「100グラムで$5.99、200グラムで$10.89」といった表示をすることによってあなたから判断力を奪うのです。
「まぁ、2時間あればできるだろう」
と踏んだ仕事は2時間では絶対に終わらないもの。終わらないどころか、2時間と見積もった瞬間に
「2時間もあるのだから」
ということで、
「とりあえずメールチェックしてから」
といった脱線に入ってしまうこともあるでしょう。
そうならないために、すぐにできる作業レベルにまで落とし込んで、
・仕様書に盛り込む機能のリストアップ=10分
・クライアントに確認の電話=5分
・交通費精算書の記入&捺印=3分
くらいに細かく分けて、所要時間とともに書き出しておくことで、
「早くやらなくては!」
という気持ちが出てきます。うかうかしていると3分や5分などはすぐに過ぎてしまうからです。
12. 山を小さくする ← 山積み
いかにもセールのように山積みにしてあったり、大きな缶に入れたりしていますが、別に安くなっているわけではありません。
「今日はやることがあんまりないな」と思える日でも、スケジュールが、
・企画書作成 2時間
・来期の提案書作成 3時間
といった、ざっくりとしたものである場合は注意が必要です。
いかにもラクに見えて、実は修羅場の予感。実際にとりかかってみたら、次から次へと細かい作業がわき出てきて、その整理をするだけで2時間が過ぎてしまうでしょう。
13. バッファを十分に確保する ← 高級な展示
ゆったりスペースを使って置いているアイテムはいかにも高そうに見えますが、こうしたアイテムこそ利益率がやたら高い製品です。
異なる種類の仕事をたくさん抱えている日は、余計に時間がかかるもの。仕事の種類を変えるたびに、頭の切り換えが必要になり、さらに各仕事で使用するファイルや書類を出したりしまったりする時間も新たに発生します。
それゆえ、仕事と仕事の間に意図的に長めの空き時間(15~30分程度)を確保しておくことでこれをヘッジするようにします。15ゲームに必ず1マスは空きがあるように(この1マスがないとゲームが進みません)。
14. 終わらせるとラクになるタスクを午前中に ← 利益率の高いお店は入り口近くに
化粧品売り場がそこにある理由っす。
苦手な仕事は朝イチに。
15. 今日でなくてもいいタスクは夜に ← トイレやカスタマーサービスは出口からやたら遠い
ここまで読んだあなたには理由はもうおわかりですね。
「今日できたら明日がラクになる」タスクは、一応予定に入れておくものの、一番最後に回す。
できなかったとしても、「明日がラクになる」という“含み益”がなくなるだけで済みます。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.12.06 09:46
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