目の前の仕事に集中し続けるための一手間
2007.12.25
やるべき仕事がたくさんある時というのは、非常に不安定な状態といえます。
なぜなら、仕事の量に圧倒されることによって、やるべき仕事以外の余計なことに注意が分散しやすくなるからです。
目の前にある仕事を終わらせなければいけないことが分かっていても、
「これが終わっても、まだ次がある」
というエンドレスな不安が首をもたげてくれば、何とかしてその状況から逃げ出したくなります。
さらに、
「予定よりも時間がかかっている」
という追われる立場にいればなおさらでしょう。
つまり、そうでなくても時間が不足しているのに、なぜかメールチェックにいそしんだり、目に入ったブログ記事をじっくりと読んでみたり、はたまたじっくりと本棚の本を吟味し始めたりといった、いわゆる現実逃避に走るのです。
このようなことをしてしまう背景には、実は、
「まぁ、何とかなるだろう」
という油断があります。いうまでもなくこれは非常に危険な認識です。このまま放置すると、ほとんどの場合、「何とかな」らないからです。そして、フタを開けてみて、もはや手のつけようもない状況になって初めてそれに気づくのです。
そうならないためには(だいぶ引っ張りましたが)、どんなにたくさんの仕事を抱えていたとしても、常に目の前の仕事だけに集中し続けることです。それが一番の早道です。
とはいえ、「目の前の仕事だけに集中し続ける」ことはそれなりに大変です。
そこで、タイマーあるいはストップウォッチを用意します。
もし目の前の仕事が、どれくらいかかるか所要時間が見積もれるのであれば、タイマーを使ってその時間をセットして、カウントダウン開始と同時に仕事に取りかかります。
所要時間は見積もれないものの、急いでやらないといけないという場合は、ストップウォッチを使って計測を始めます。
いずれの場合も、ちょっとした一手間はかかりますが、それによって数字が刻々と変化していく様を横目に作業に取り組むという状況が生まれます。
もちろん、「時間内に終える」という小さな目標ができることで、意欲的に取り組みやすくなるということはあるでしょう。でも、それ以上に、
「タイマーがゼロに近づいているのだから(時間内に終えたいから)」
「時間を計っているのだから(新記録を達成したいから)
という、仕事そのものとはさほど関係のない部分が推進力に変わるところは注目に値します。
ゲームに熱中するのも、このあたりに密接に関係していそうです。
多くの人が英語学習サイト「iKnow」に夢中になってしまうのも同じでしょう。
そうなると、どれだけ「一手間」を軽減することができるかが、カギになってきます。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.12.25 23:32
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