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24時間タイマー

2008.04.21

24 -TWENTY FOUR-」というドラマシリーズをよく観るのですが、繰り返し観る中でふと疑問が浮かびました。それは、どの登場人物も例外なく

 「10分後に到着する」
 「30分後に会見を開きます」

など、現在を起点にした相対指定で時間を扱う点です。

もちろん、観ている側としては

 「10:10に到着する」
 「11:00から会見を開く」

と言われるよりは緊迫感が増すわけですが、当事者たちにとってはお互いに時計を合わせておかなければロスを発生させかねないでしょう。


でも、そうであったとしても、「10分後」や「30分後」の方がストーリーに引き込まれやすくなります。

 「4時18分に爆弾が爆発する」

と言われるよりも、

 「あと8分で爆弾が爆発する」

と言われる方が「ぐっ」ときます。


そして、同じことは仕事にもいえます。それはすでに以下のエントリーで書いた通りです。

タイマーを使って仕事をするメリット | 仕事術 | SOHO考流記 | あすなろBLOG

タイマーをセットできるということは、自分の持ち時間を数字で把握できているということです。 言い換えれば、見通しがはっきりしていなければ、タイマーのセットはできないわけです。


時計は万人向けですが、タイマーはセットした人専用のものです。つまり、タイマーをセットした瞬間、リミットまでの時間が一時的にその人の所有するところになるのです。


「24 -TWENTY FOUR-」を観ていて、引き込まれるのは限られた時間の一時的な共有が繰り返されるからでしょう。

 「あと3分しかないぞ、急げ~!」

などと、主人公たちとともに思わず手に汗を握ってしまうのです。そういう意味では「24時間」というタイトルには偽りは一切ありません。名前と同時に持ち時間も明瞭に表しているからです(※)。


※実際には1話あたり45分程度ですから、正味18時間ではあるのですが…。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.04.21 23:43

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コメント

名前:n-yoshi2008年04月22日 15:39

逆じゃないかな、と、と思いました。
つまり、全員の時計を合わせていなくとも、各自の時計表示から「n分後」という起点と到達点を通達できる、と云う意味で。
もちろん、演出的な意味合いもあるのでしょうが、言う方も聞く方も、実は「時刻」よりも「所要時間」の方が使い勝手が良いように思えます。

例えば、到着「時刻」を連絡されたとしても、結局はそこから逆算して所要時間を確認し、その上で取りうる対応を組み立てるわけですよね。
だったら、最初から「あとn分」という所要時間自体を与えることで、より効率よく処理を進められる、とか。

もう一つ。
実際の切り分けを知らないのですが、アメリカにはいくつかの時間帯が混在しているわけですよね。タイムゾーン的にも夏/冬時間的にも。
と云うコトは、各人の時計は「常に合ってない」という前提が必要になるのではないかと。

名前:大橋 悦夫2008年04月22日 19:31

確かに、おっしゃる通りですね!
実際、今回のドラマの中でも、少なくとも西海岸(LA)と東海岸(ワシントン)の2つのタイムゾーンがありますしね。

わかりやすいご指摘をありがとうございます。

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