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与えられた仕事で与える仕事を

2008.07.27


どんな仕事も、最初は「与えられた仕事」です。

右も左も分からない状況では、言われるままに手を動かすほかありませんから、これはある程度は仕方がないでしょう。

でも、それを当たり前のことだと思わずに、むしろ特殊な状況だと考えてみる。

与えられるまで待つのではなく、逆にこちらから働きかけて与えようとすることが望ましいですし、求められているからです。


では、何を与えるか?

それを知るには、今の自分が取り組んでいる仕事を次の2つに分けてリストアップするとよいでしょう。

 1.(誰かの指示で)やらされている仕事
 2.(自分の意志で)やっている仕事


その上で、「やっている仕事」に注目し、なぜその仕事に「自分の意志」を注ぎ込めるのかを考えてみることです。

いいかえれば、主体性を持って取り組めている理由を知ること。


それがわかれば、可能な限り「やっている仕事」に時間を充てるようにすることで、「与える仕事」を育てることができます。

このとき、肥料となるのが「やらされている仕事」なのです。


 「こんなことをするためにこの会社に入ったんじゃない!」

などと居酒屋でくだを巻いたり、腐ったりするのではなく、そういう思いを文字通り「腐葉土」として、吸収していくことで、結果として早く「与える仕事」に近づけるはずです。


以下の本の中で、著者の土井英司さんは次のようなことを書かれています。

4794215851「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー
土井 英司
草思社 2007-04-17

by G-Tools


「会社にいながら自分の価値を高める」などというと、仕事が終わったあと技術を身につけるために専門学校に行く、あるいは通信教育を受けるといったことを考えがちです。

しかし今、就いている仕事があなたの望んだ職業なら、仕事の内容そのものを授業として考えることができます。

給料が安くても、それは授業料を払っているから、というわけです。

僕自身、毎日15時間働いて、12万円程度しか給料をもらっていない時期がありましたが、仕事そのものを授業と考えていたので、給料の安いことはまったく苦になりませんでした。

12万円は、本来の収入から授業料を支払った手取りと考えたのです。

すると、「授業料を払っているのだから、もっと学ばねばソンだ」という気持ちになり、仕事そのものに意欲がわいてくるから不思議です。

これぞまさしく、与えられている仕事から、将来自分が「世の中に与えるべき仕事」を生み出すための姿勢といえるでしょう。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.27 23:59

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