読書にかける時間を変動費にする
2008.08.25
先週定めた今週することの1つに以下があります。
●自分が抱えている個々の作業について、変動費にできないかを考えてみる
これは、以下と対になっています。
●やむを得ず固定費に甘んじるなら、それを最小化する方法を考えてみる
保険商品でいえば、「掛け捨て」で終わるのか「積み立て」で残すのかの違いです。言うまでもなく「積み立て」て、大きく育てたいもの。
そうなると、日々の習慣が重要になってきます。毎日のことですから、繰り返しているうちに難なくできるようになっていることはあるでしょう。でも、難なくできることであっても、「掛け捨て」の場合があります。
例えば、歯磨きという習慣は「掛け捨て」です。歯磨きにかける時間は戻ってきません。でも、歯を磨くことによって、虫歯を初めとする口内疾患を予防することになりますから、かけた時間は無駄にはならないわけです。
では、読書はどうでしょうか。一通り読んでそこで終わってしまえば「掛け捨て」です。歯磨きとの違いは、読んだだけで終わっては効果が薄い点です。
本を読み終えたら、その本から自分が学んだこと、気づいたこと、考えたこと、などを何らかの形でまとめるようにすると、読書にかけた時間は「積み立て」になります。
読んだ本の内容を実際にやってみる、同僚に話して聴かせる、ブログで紹介する、など「読む」ことを通して仕入れた情報を自分なりに加工してアウトプットすることで、価値が生まれます。
このとき、たくさん読めば読むほど、生み出される価値も増大するでしょう。つまり「積み立て」は「変動費」になるのです。
あなたは、読んだ本から価値を生み出しているでしょうか?
以下のエントリーが参考になるかもしれません。
・「いい」と思った本の内容を確実に身につける方法
・読書を仕事に役立てるまでの5つの関門
・あなたの読書は売上重視? それとも利益重視?
最後のエントリーでご紹介した『フォーカス・リーディング』という本の中に次のような一節があります。
多読をすること自体が目的となると、本来読後のフォローにあてられるべき時間が、次の一冊のために奪われていきます。量を求めることの弊害はここにもあります。読んで手に入れた知識を生かすにせよ、さらに深めるにせよ、「読んだ後」こそ重要なのです。(p.44)
これもまた、読書にかけた時間を「積み立て」にするというスタンスですね。
▼次にすること:
・自分の読書の仕方を振り返り、もっと価値を生み出す方法を考え、実行する
・『フォーカス・リーディング』を読んでみる
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.08.25 09:56
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