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楽しさは正解がないところにある

2008.08.28

先週定めた今週することを毎日チェックしながら、そこから具体的なタスクを切り出そうとしているのですが、連日のように目にしながらも「今日はやめておこう」ということで先送りしてしまっているのが以下の2つ。

  • 自分が抱えている個々の作業について、変動費にできないかを考えてみる
  • やむを得ず固定費に甘んじるなら、それを最小化する方法を考えてみる

いずれも、言わんとしていることは何となくわかるものの、もう一つピンときません。もちろん、出所となるエントリーを参照すれば、「ピン」のヒントは得られるのでしょうが、どうにもその手間を惜しんでしまう自分がいます。

週末が近づき、追い詰められたので“損切り”ということでようやく腰を上げてそのエントリーに向かいます。


» やればやるほど成果が上がる「仕組み」になっているか? | 仕事術 | SOHO考流記 | あすなろBLOG

そういう意味では、まずはある程度の無駄を覚悟で、とことん「現場」に浸かることでしょう。そうして、「一から十」までを知った上で、自分にとって本当に必要なのは、例えば「四から八」であることがわかり、それを知るための方法に目を向けるのです。

「現場」にかかるコストは、何が必要かの見極め、そしてそれを得るための知識。この2つを得るための変動費であるべきであって、固定費であってはならない、ということでしょう。

昨今、「仕組み」という言葉が話題になっていますが、その背景には「そのコストは変動費にできないか?」という問いかけがあるのだと思っています。

つまり、やればやるほど成果が上がる「仕組み」になっているか、ということです。

ここから冒頭の2つの「すること」を引き出したわけです。そこで、もう少しシンプルに、例えば中学生でもわかるような表現に言い換えるとするなら、

  • 自分が日々繰り返していることを、飽きずに楽しく続けられる方法を考える
  • 方法が変えられないなら、それをする時間がなるべく短くてすむ方法を考える


こうしてリライトしてみると「変動費」「固定費」という言葉が障害になっていたことに気づきます。

「変動費」とは、「やればやった分だけ見返りがある」というニュアンスととらえることができます。であるなら、やればやるほど面白さが増すテレビゲームは変動費的といえるでしょう。あるいは、知れば知るほど好きになる恋人も当てはまるでしょう。

共通点は「飽きずに楽しく続けられる」という点。


一方「固定費」は、「きちんとやっても適当にやっても結果は変わらない」ようなものを指すと考えられます。

でも、冷静に考えて、そんなものはあるでしょうか? 勝手に「変わらない」と決めつけていることはないでしょうか。自然科学的には、刺激の与え方を変えているわけですから、それに対する反応は少なからず変化するはずです。

となると、その変化を感知できていないだけ、あるいはその変化に価値を感じていない、という可能性が浮かび上がってきます。

つまり、原因は人間の側にあるのです。


ここまでわかれば、あとは簡単です。対象(刺激の発信者)を変えようとすることはいったん脇に置き、人間(刺激の受信者)側の受け止め方に目を向けるのです。


『「心の翼」の見つけ方』という本に次のような一節があります。

何をやってもうまくいかない時というのは、自分を変えることを忘れているのです。(p.112)

著者は「雪が降っても自分の責任」とさえ言っています。

自分の人生で起こるさまざまなことを自分の責任にできるということは、「自己効力感」を持っているということです。

自己効力感というのは、自分のやったことがしっかりと作用する、自分のやったことが働いて何かの結果になって返ってくる、そういうことを実感できる力です。「運を味方につけている人(成功者)」は、必ずこの自己効力感を持っています。

だからこそ、アクションを起こせるわけです。そして、失敗しながらも、そのアクションによって、またレベルアップしていくわけです。これは、まさに正の循環です。成功のスパイラルです。(p.117)

結局のところ、変動費や固定費という考え方自体が恣意的なものであり、大切なことは「自己効力感」を持てるかどうかにかかっているわけです。ウィキペディアの「変動費用」の項に次のような説明を見つけました。

固定費は、住居費や光熱費と言った生活に伴う活動によってあまり変化しない費目を差す。一方、変動費はレジャー・娯楽や買い物など、活動によって変化する費目を差す。

ただし、報告書やレポートなどで固定費、変動費という言葉が出てきた場合、その時々によってそれぞれの範囲は大きく変わる可能性がある。例えば固定費に税金や保険年金まで含めたり、通信費を固定費にするか変動費にするかで分かれたりするため、利用時には対象範囲に注意する必要がある。

極論すれば、固定費にするか変動費にするかは自分で自由に決めていい、ということになります。「こうしないとダメ」という縛りはないのです。

唐突ですが、このことは、ブログについても言えますよね。ブログを楽しく続けようとするなら、「自己効力感」が得られるようなテーマとやり方をどうにかして見つければいいことになります。正解はないのです。


やにわにブログの話が出てきたのは、「今週すること」の1つに以下があったのを思い出したからです。

  • ブログセミナーの内容を詳細化する

長くなってきたので、これについては稿を改めます。


▼次にすること:
・ブログと「自己効力感」の関係についてまとめる
『「心の翼」の見つけ方』を読み返す


「心の翼」の見つけ方
フォレスト出版
発売日:2008-06-06
おすすめ度:5.0

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.08.28 22:26

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