習慣を継続させる上で欠かせないたった一つのこと
2008.09.29
長く続く習慣の共通点は、続ければ続けるほど何かが増えていく、あるいは溜まっていくという楽しみを実感できることでしょう。
例えば、貯金であれば貯金額ですし、日記ならページ数(あるいは冊数)、筋トレであれば増強されていく筋肉でしょう。一見すると貯まっているように見えない習慣もあります。
例えば、早起きなどは習慣化している人にとってはさほどの負荷はないものですし、続けたからといってこれといって蓄積されるものもなさそうです。でも、新鮮味こそないかもしれませんが、「自分は早起きできている」という実感あるいは自信は一朝一夕には得られないでしょう。そういう意味では、実績が蓄積されている、ととらえることができます。
このように考えると、自分の努力に対応する形で何かが増えていくことは、その行為を継続する上での十分条件といえそうです。では、必要条件は何か。
それは、継続していった延長線上にある目標だと思います。ただ続けるだけではその単調さゆえに、途中で嫌気が差してしまうでしょう。ワタミの渡邊美樹社長は、企業資金である300万円を貯めるという目標があったからこそ、運送会社でのハードワークを1年間継続できたと述べています。
一ヵ月フルで働いて、月収は額面で43万円。夢の実現のためにその金額を魅力に思ったのだ。一日の平均実働時間は20時間、休日は二週間に一度。労働環境は過酷すぎるほどだった。さらに、大卒者がめずらしい職場であったため、いじめの的とされ、罵声を浴びせかけられたり、荷物を投げつけられることもたびたびあった。人間関係の劣悪さは、言葉に尽くしがたい。
肉体労働がたたって、ぎっくり腰にもなった。体はボロボロ、心はカサカサ、私はいつもポケットに辞表を入れたまま働いていた。それでも私は目標に掲げた一年間という期間をしっかりとやり遂げ、会社の資本金である300万円をつくった。(p.41)
目標を持つことの重要性は、多くの「成功本」でも繰り返し主張されているところです。例えば『一瞬で自分を変える法』。
成功の第一歩は、「目標」を持つこと、つまり自分の望みを正確に定義することである。その次は「行動」することである。行動しないかぎり、夢は夢で終わってしまう。それも、ただ行動すればいいのではなく、希望どおりの結果を得るために一番の近道となるような行動をしなければならない。(p.32)
これは、「成功の4段階」の最初の2つ。3つめ以降は割愛しますが、少なくとも渡邊社長は、会社を起こすという「自分の望み」を正確に定義したうえで、それに向かって「行動」していることがわかります。
なお、目標を立てることに特化して、その手順を詳細に解説しているのが『これだっ!という「目標」を見つける本』。とはいえ、この本は400ページを超える大部なので、時間がない人は『ダイジェスト版』でもいいでしょう。
▼次にすること:
・改めて、目標を明確にする
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.09.29 23:59
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