「我まん」してがんばる?「我がまま」にがんばる?
2009.06.02

『クリエイティブ・チョイス』p.69より
聞き手が語り手の問題意識を「我がこと」として感じたとき、聞き手は語り手に「共感」します。聞き手が、この「我がこと」は「皆のこと」でもあると感じたとき、聞き手は語り手の「大義」を感じます。このようにして、聞き手は語り手個人の問題意識が社会的・事業的なインパクトを生み出し得ることに気がつくのです。
逆に「これは皆のためになる!」と意気込んで始めても、空振りすることがある。滅私奉公に論功行賞が及ばないこともある。むしろ「やりたいからやる!」というパッションで突き進んだ方が、望む結果を従えることは少なくない。
この違いは、「捨て身の覚悟」と「死にものぐるい」、それぞれの原動力の違いで説明できる。前者は誰かのために身を捨てる悲壮な決意であり、後者は己の誇りを賭けた勇壮な決断である。もちろん、ニュアンスの違いであり、人によっては逆の解釈もあるかもしれない。
いずれにしても、いま取り組んでいることに迷うことなく死にものぐるいになれるのなら、そのまま突き進んでしまえばいい。少しでも迷いがあるなら、すなわち、自分で自分に共感できないのなら、最初にして最大の支援者である自分自身を敵に回すことになり、袋小路の負け戦を強いられる。
同書に次のような勇壮な事例も紹介されている(p.62)。
たとえば「リヤカーマン」こと永瀬忠志さんは、文字どおりリヤカーを引いて地球一周四万キロ以上を歩いている「わがまま」な人です。ただただ「わがまま」に歩いていたら、50歳を目の前にした2006年に「若い人に夢を与える」という理由で植村直己冒険賞を受賞しました。
まずは、己を生かす“指し手”から。
とても中身が濃い書籍。
思考の原則や方法がわかり易い解説本
選ぶという固定概念を開放してくれます
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2009.06.02 23:59
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