目先のパッション、彼方のウィッシュ
2009.06.03

『クリエイティブ・チョイス』p.82より
- 紙の真ん中に縦に線を引いて、左半分に「WANT」と書き出します。新しいレンズや地中海の別荘など、何でもかまいません。
- それらの右側に「FEEL」、すなわち「WANT」が手に入ったときに感じるであろうことを書いていきます。新しいレンズの右隣には「プロフェッショナルとしての自信」、別荘の右隣には「ゆったりした気持ち」など。
- 書けたら、紙を真ん中で切って、「WANT」のほうは捨ててしまってください。
- 手元に残った「FEEL」を眺めます。今度は「FEEL」のほうから発想します。プロとしての自信に満ちたカメラマンで、ゆったりした気持ちになれる、そういう気持ちにさせてくれるものって何だろう? そのようにオープンに考えると、「FEEL」に近づく方法はいくらでも沸いてきます。
上記のリストは、
ナショナル・ジオグラフィック誌に写真を提供していた元カメラマンで、今は創造性についての講演などを行っているデューイット・ジョーンズが「THE WANT LIST」と名付けて、ある雑誌向けの記事に書いていたものとのこと。
確かに手段に縛られて目的を見失うことはよくあります。
どんな「FEEL」を求めて「WANT」しているのかを改めて考えてみることは、「WANT」のための「WANT」という手段の目的化に陥らないようにするうえで役に立ちそうです。
試みに、いくつかリストしてみます。
- 新しいノートPC(WANT) → 今より軽量なのでストレスも軽減された状態(FEEL)
- ビジネス書をたくさん読みたい(WANT) → 行動がシャープになる(FEEL)
- 映画をたくさん観たい(WANT) → 人の心理状態に敏感になる(FEEL)
- 安定した売上(WANT) → リラックス(FEEL)
このうち「FEEL」だけを取り出すと、
- 今より軽量なのでストレスも軽減された状態(FEEL)
- 行動がシャープになる(FEEL)
- 人の心理状態に敏感になる(FEEL)
- リラックス(FEEL)
低ストレスで行動に無駄がなく、人の心を読んで、リラックスしている。
・・・仙人?
まぁ、仙人とまではいかないまでも、自宅に居ながらにして仕事が回る状態は目指し続けているところではあるので、大きくは外れていないと思います。
「WANT」に振り回されることなく、その先にある「FEEL」にフォーカスしていきたいですね。
とても中身が濃い書籍。
思考の原則や方法がわかり易い解説本
選ぶという固定概念を開放してくれます
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2009.06.03 22:34
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