「何でだろう?」より「何だろう?」
2009.06.04

『クリエイティブ・チョイス』p.91より
「Wisdom Access Question(WAQ)」=「叡智を引き出す問い」とでも訳すべき質問の方法を、コーチの方から教わりました。印象的な言葉なので調べてみたところ、ローラ・バーマン・フォートガングという方の造語のようです。WAQを作るには、“Why(Whose)”ではなく、“What”で問いを立てます。
ということで3つの例が挙げられています。
- どうしてこんな目に遭うんだろう?
→ これを切り抜けるために何をすることが必要だろうか? - どうして彼女はあんなことをいったんだろう?
→ 何が彼女にあんなことをいわせたんだろう? - だれの失敗だ?
→ 何が解決策なんだろう?
あれこれと思い悩む時というのは、知らず知らずのうちに「どうしてこんなことになっちゃったんだろう?」と、過去に意識の矢印が向かいがち。でも、過去はもはや変えられませんから、「これが原因だったのか!」と合点がいっても後の祭り。
もちろん、今後の再発防止には役に立つかもしれませんが、そうであれば最初から今後のこと、すなわち未来にフォーカスしたほうが話が早いでしょう。
人とのコミュニケーションにおいても「いったいどうして?!」と詰め寄る代わりに「じゃぁ次は何をしようか?」と“駒”を進めるほうが建設的かつ生産的な議論ができそうです。
「どうしてこんなことになっちゃったんだろう?」という問いが頭に浮かんだら、すかさず「(現状を打破するために)まだやっていないことは何だろう?」という問いに切り替えてみる。
とても中身が濃い書籍。
思考の原則や方法がわかり易い解説本
選ぶという固定概念を開放してくれます
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2009.06.04 07:00
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