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9月の振り返り

2009.09.30

努力すれば2割か3割は良くなるが、その先には進めない。強く自己否定できた瞬間に目の前の壁が消える。 (木村昌次 スタジオアリス社長) 

9月も今日で終わりですが、心なしか9月は今年で最も早く過ぎ去った印象があります。時間がたつのが早いと感じられるとき、考えられる理由は2つあります。

 1.時間を忘れるほどに充実している
 2.時間がいくらあっても足りない

 
前者は理想的な「追いかけ」状態、後者は現実的な「追われる」状態、といえます。充実していると思っていたのに、実際には単に忙しく動き回っているだけ、ということもあるわけです。

残念ながら9月については、「追われる」モードでした。セミナーが6回あり(稼働日数ベース)、そのための準備や手配や運営といったことに時間を取られ、またセミナー会場や出張の手配にも注意を奪われ、まとまった時間、落ち着いてPCに向かうのが容易ではありませんでした。

でも、そんな緊急事態だからこそ体験できることや学べることがあるものです。

例えば、実際に時間に追われることによって、「今を乗り越えるためには作業の効率をアップさせなければならない」という危機感が芽生え、これを実現するための行動に駆り立てられるでしょう。このエネルギーが新しい「ハック」を生み出す原動力になります。

あるいは、通常のルーチンがこなせなくなることで、おのずと体制のスクラップ&ビルドが進行します。ずっと使い続けてきたツールから卒業することになったり、新たな情報整理の手法を思いついたり。

このとき、過去のツールややり方にこだわっていると前に進めません。思い切ってこれまでの自分を否定することも時には必要なのです。

冒頭の木村昌次氏の言葉は『心に書きとめておきたい名経営者の至言』で紹介されていたものですが、引用箇所に続いて次のような解説が付されています。

子供専門の写真館を全国にチェーン展開するスタジオアリスの木村昌次社長は20年前まで、「写真は品質がすべて」というプライドを持っていた。しかし客足が伸び悩む中で、「何がいいかはお客様が決めることだ」と反省。たくさんの写真の中から、顧客が好きなカットを選べる新しいタイプの写真スタジオを立ち上げた。同社の急成長はここから始まった。

 
10月以降、何をやめますか? そして何を新たに始めますか?

 

心に書きとめておきたい名経営者の至言
日経ベンチャー編
日経BP社 ( 2008-08-04 )
ISBN: 9784822265274
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2009.09.30 23:59

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