強みを軸にコイルを作って機会を引き寄せる
2010.01.30
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
23.自らの所を知り、機会をつかむ
自らの強み、仕事の仕方、価値観がわかっていれば、機会、職場、仕事について、私がやります、私のやり方はこうです、こういうものにすべきです、他の組織や人との関係はこうなります、これだけの期間内にこれだけのことを仕上げます、と言える。
ホームとアウェーという言葉があるが、今の自分の仕事がどちらなのかを確かめる。あるいは、仕事を変えようとするときにまた考える。アウェーに向かおうとしているのか、ホームを築こうとしているのか。
常にホームに向かってフォローであり続けなくてもいい。最終的にホームにたどり着くための必要なアウェーと認識できていれば、目の前のアゲインストを受け容れることができる。
ここで言うホームこそが「自らの所」であり、ここに少しでも近づくために日々行動を積み上げる。それがいわゆるキャリアとなる。これは会社員であろうとフリーランスであろうと変わらない。
逆に言えば、1つの仕事を長く続けようと、複数の仕事を転々としようと、本人の中で一貫した筋が通っていれば(あるいは、そうした筋を見いだせれば)、その連綿と続くプロセス全体が「自らの所」となる。コイルの周りに磁界が発生するように、
キャリアについては、次のように総括されている。
「最高のキャリアは、あらかじめ計画して手にできるものではない。自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむ用意をした者だけが手にできる」
強みを軸とした「自らの所」というコイルの周りに、機会が引き寄せられる。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
独立する前にこの本があったら良かったのに、と読みながら何度も思った。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.30 22:57
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