あなたは会社人間? 仕事人間?
2010.02.10
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
21.会社だけが人生ではない
今や会社は、社員を会社人間にしておくことが、本人のためにも会社のためにも危険であり、いつまでも乳離れできなくさせるおそれのあることを認識すべきである。
この部分を読んで思い出すのは、『シャドーワーク』という本の以下の一節。
より複雑化する環境の中で、たんに個人のパフォーマンスを積み上げるだけでなく組織の利点を生かし、そのパフォーマンスをレバレッジして高めるような方策が注目されるようになったといえるだろう。強い個人をいかに結びつけていくかが問われているわけだ。
(中略)
たとえば、社内や社外の人や組織と連携し、自分の組織にとどまらない視点で協働しながら問題解決を図ったり、社内外のさまざまなリソースを積極的に活用してビジネスを展開していくようなワークスタイルです。
このワークスタイル、同書の中では「プロデューサ型」と呼ばれているが、その最大の特徴は「やるべきだと思えるからやる」「やりたいからやる」という個人の意志決定から発しているという点。
会社の指揮命令系統とは異なるレイヤーで展開されながらも、その成果は最終的には会社のレイヤーに還元される。このとき、会社のレイヤーにのみとどまって仕事をする人は会社人間であり、複数のレイヤーを行き来しながら意志を持って仕事をする人は仕事人間と呼べるだろう。
仕事人間は、そのまま会社を離れてもほとんど問題なく仕事を続けることができる。そのワークスタイルはフリーランスのそれとほとんど変わらないからである。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
独立する前にこの本があったら良かったのに、と読みながら何度も思った。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.02.10 23:51
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名前:あるちゃん2010年02月11日 14:29
うぉー良いこと書いてますね。
私も自営業15年でサラリーマンになったので、組織内とか組織外とか余り意識がないんです。
でも、組織のために利益を出すのがプロってものですからね。
いやー 納得です。