ハードカバーの本はiPadで読む
2010.07.24
買ったはいいが、いっこうに読む気になれない本。いわゆる積ん読本ですが、僕の場合はハードカバーで400ページを超えるぶ厚い本がそうなりやすいようです。
場所を取るハードカバー本は、増えてくるとストレスになりますし、かといって本棚に入れるとその存在を忘れてしまいそうで恐く、結局目の届くところに積んでおく、という極めて怠惰な対処になります。
もちろん、GTD的に「○○を読む」というタスクを「サムデイ・メイビー」に入れてもいいのですが、本を読むという行為は、そこからどんな成果が得られるかが、通常のタスクに比べて予測が困難──セレンディピティ度が高い、というか──であるために、そのような処方は似つかわしくないと感じています。
結局、目につくところに置いておき、気が向いたときにうまい具合にその本に目が向いていれば、きっと手にとって読み始めるだろう、という“出会い”に期待をかけて、ずるずると行ってしまうのです。
しかし、もはや目に入る場所はほぼふさがってしまっています。そこで、もうアレをやるしかないな、ということで行動を起こしました。
アレとは、断裁 → ScanSnapでPDF化 → iPadのiBooksのライブラリに追加、という電子化作業です。
当初は、BOOKSCANのようなサービスも検討したのですが、納期が数ヶ月以上先になるということで、自分でやることにしました。
ただ、断裁作業はこれまた場所を取る断裁機を導入しなければならないため、アウトソースすることにします。
アウトソース先は、キンコーズ。雑誌1冊と6冊のハードカバー本をキンコーズに持ち込み、30分ほどで処理完了。締めて735円でした。
▼手間なく美しく断裁完了。

帰宅後、さっそく紙束と化した本をScanSnapにかけます。ポイントは、「継続読み取り」を有効にすること。400ページとなると200枚の紙束ですから、まとめてScanSnapにセットすることはできません。必然的に数十枚ずつに分けて読み込ませる形になります。
このとき、最初にセットした数十枚が終わったタイミングで、ScanSnapに待機させるための設定が「継続読み取り:有効」なのです。
有効にしていないと、そこでPDFファイルの生成が始まってしまうために、1冊の本が複数のPDFファイルに分かれることになってしまいます。
ScanSnapの横に立って、読み込みが残り数枚になったら、すかさず次の数十枚を補充する、というアクロバティックな対応もできますが、決してスマートではありません。付きっきりになって他に何もできなくなってしまうからです(ScanSnapの付き人状態)。


ともあれ、無事に雑誌1冊と6冊のハードカバー本がすべてiPadのiBooksライブラリに格納されました。

▼雑誌については、特集単位などで複数のファイルに分割

iBooksのいいところは、前回読んでいたページを記憶していて、再び同じ本を呼び出したときに容易に続きから再開できる点です。これで同時並行して複数のハードカバーを読み進めることができます。
まるで、テレビのチャンネルをザッピングするかのように複数の本を相手にできます。これは、紙の本でもできなくはないですが、本を開いたり閉じたり栞をはさんだりといった手間を考えると、あまり気の進むものではありません。
あとは、iBooksのライブラリをGTDのinboxの1つに見立てて、週次レビューで一瞥することを忘れないようにすれば良さそうです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.07.24 23:50
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