CCに入れるか入れないか
2006.08.10
一対一で仕事をしている場合はともかく、多対多で仕事をしている場合は、情報共有のために送受信するメールに関係者をCCに入れることが一般化しています。
ただ、やたらとCCに入れるのも考えもので、「関係ないメールが増えて困る」という“苦情”もあるでしょう。そんな場合は、“not to me”というフィルタが有効です。
要するに、宛先(TO:)に自分のアドレスが入らないメール(CCで届いたメールやメーリングリスト)は、特定のフォルダに自動的に振り分けられるようにしておき、必要になったときにそのフォルダをチェックする、というやり方です。ただし、チェックし忘れないように習慣化しておく必要がありますが…。
あるいは、フォルダに振り分けるのではなく、自分宛てのメールは自動的に文字が赤くなるようにする、という手もあります。これについては、“Outlook tip: Color code messages addressed only to you”という記事に解説があります。これなら、CCで届いたメールも受信箱に残るので見逃さないでしょう。
いずれにしても、CCで届くメールというの、自分宛てに届くメールに比べればさほど重要ではないものの、仕事を進めるうえでは必要不可欠な情報が届くこともありますので、なかなかやっかいです。
とはいえ、上司と部下の間であれば少し事情が違うと考えています。
上司にとって、部下の仕事の進捗状況を手っ取り早く知る上では部下に必ずCCに入れてもらうようにすることは有効ですし、よく見受けられることです。
部下としても、改めて報告する手間が省けるため、お互いに時間の節約になります。もちろん、上記の“Not to Me”フィルタのような対策を施している前提です。
上司としても、余裕がない時は別として、普段から部下が外に送るメールに目を通しておく──たとえ流し読みであれ──ことは、何かがあった時のための心の準備になりますし、何らかの兆候を感じればすぐに手を打つことができます。
それが、何かが起こった後で、部下から「実は…」という“第一報”を知るのでは手遅れなこともあるでしょうし、先方からも管理者責任を問われかねません。
「いちいちCCに入れなくてもいいよ」という上司や「わざわざ上司に読んでもらうこともないか」という部下、いずれも、一度でも“例外”を作るとメールを送るたびに「CC問題」に頭を悩ますことになって、それだけでちょっとした時間のロスと軽微ながらも心理的なストレスになります。
上記のようなフィルタもあるわけですから、部下としても、その仕事が上司の責任のもとで行われている限りは例外なくCCを入れるようにすれば良いのではないでしょうか。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2006.08.10 01:46





