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知りたいことを聞き出すコツ

2007.06.12

どこで読んだかは忘れてしまいましたが、シャーロック・ホームズの言葉に「知りたいことを聞き出すコツは、こちらの言うことに異議を唱えさせることだ」というのがあるそうです。

例えば、相手に当てずっぽうに、

 「好きな色は緑だっけ?」

などと言います。すると相手は(好きな色が緑でなければ)、

 「違うよ、青だよ」

と返してくるでしょう。

つまり、あえて間違ったことを言って、「本当のことを教えてあげたい」という気にさせるわけです。


この方法は、インタビューなどでも実は巧妙に使われているのではないかと思っています。もちろん、「この人は何もわかってないな…」などと見くびられるリスクもありますが、あえてバカな質問をする、というのは手法としては確立していると感じます。


例えば、『「伝説の社員」になれ!』という本には、次のような事例が紹介されています。

予備知識はもっているにもかかわらず、あえてバカな質問をすることで相手のキャラクターを引き出す方法もあります。

記者というのは、知っていて当たり前というところがあるので、逆に言えば知らないことでも知ったかぶりをし、初歩的なことは質問できないという人が多い。けれどバカな初歩的な質問が本質を突くことはよくあるのです。

たとえばハーバード卒の先生に「ハーバード大学って有名ですけど、なんでそんなに有名になったんですか?」という質問をあびせる。相手にしてみれば自分の出た大学ですから、あわせて根拠となる事実、データを並べてくれるはずです。おまけに卒業生のうち有名になった人など、さまざまなネタも手に入ります。


こんなこと聞いたら失礼かもしれない、というリスクをあえて冒すことで得られるリターンもないことはないと言えます。でも、そうであったとしても、準備をまったくしなくてもよい、ということにはならないとは思いますが。。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.06.12 10:32

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