「ランチは一人で食べない」(2)
2007.10.31
前回は「ランチは一人で食べない」という取り組みについて、「午前中の仕事を必死に片付けることができる」というメリットをご紹介しましたが、他にもいくつかメリットがあります。
まず、普段はコミュニケーションの“圏外”にいる人と一緒に時間を過ごすことになるため、耳慣れないトピックに触れられること、が挙げられます。自分の仕事にとって思わぬヒントをもたらしてもらえることがあります。
さらに、その人(が所属する業界)が抱える課題を知ることもあります。
例えば、直近では、ブログを活用したプロモーションの仕事に携わっている方とご一緒したのですが、彼の課題は広告主となる企業にいかに自社サービスを知ってもらうかでした。
似たようなサービスは他にもあるため、
・どう違うのか?
・どのような優位性があるのか?
を明確にする必要があります。
そのサービスの資料も見せていただいたのですが、この点が明確には書かれていませんでした。
もちろん、彼の中では「差別化ポイント」がはっきりしていますし、口頭でそれを伝えてきました。
でも、資料の中には触れられていないため、資料だけが一人歩きした場合に、「もったいないこと」になりかねません。
それを伝えたところ、彼曰く、
「あまり露骨な比較広告なことはしたくない」
とのことでした。
こういった「正解」のない問いに直面している人間同士で飯を食うのは、それだけでも意味があることのように感じています。
解が得られるかどうかよりも、人がどのような課題を抱えているのかを知ることは、巡り巡って、自分がサービスを提供しようとするときに、役に立ちうることだからです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.31 20:25
「ランチは一人で食べない」(1)
2007.10.30
最近始めたばかりの取り組みに、
「ランチは一人で食べない」
というものがあります。
「PRESIDENT (プレジデント) 2007年 10/29号」で目に留まった言葉の1つです。
この号の特集タイトルは、
年収2000万の勉強法
実証!短時間、低コストで成果5倍
という刺激的なもので、その中で実際にこれだけの年収をあげている人たちがどのような勉強法を実践しているのかが紹介されています。
勉強法というよりむしろ、勉強を含めた生活習慣といった方がよく、その中の1つに、
「ランチは一人で食べない」
があった、というわけです。
確かにランチの時間返上で仕事に追われる時もあるかもしれませんが、そのような忙しさを招いてしまうのはそもそも自分のスケジューリングに何か問題があるはずです。
例えば、午前中はついついメールやネットサーフィンでだらだらと過ごした結果、午後一番の会議資料作りが間に合わなくなってしまったために、ランチ返上になったとか。
誰かとランチの約束をすることで、何が何でもその時間までに仕事のキリをつけなければならなくなります。
そういう意味では、ランチ相手は社外の人が望ましいでしょう。社内のメンバーですと
「ごめん、あと5分待って!」
などと気易く頼めてしまいかねないからです。
約束の時間を簡単には変更できない相手であれば、必死で午前中の仕事に取り組めるはずです。
その結果、有益な情報交換ができる(余地が生まれる)のですから、一石二鳥といえます。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.30 20:25
会社を挙げた残業防止策
2007.10.29
先日、仕事でお世話になっているHさんとランチをご一緒した折に、
「どうすれば残業を減らせるか」
もっと言えば、
「どうすれば定時に退社できるか」
についてお聞きしたところ、Hさんの会社が現在取り組まれている「残業防止策」を教えていただきいました。
一言でいえば、「夕礼」の実施、だそうです。
夕礼とは、朝礼の夕方バージョン。
毎日定時近くになると、各部署ごとにメンバーが集まり、リーダーがメンバーの残りタスクを確認します。その日のタスクがまだ残っていれば、残業をすることになりますから、ここでリーダーは各メンバーがどれくらい残業をしないといけないかを把握することができます。
一方、メンバーとしては、毎日の夕礼が始まる前までに、その日の進捗状況を人に説明できる状態を作る必要が生じるわけです。
Hさんの話によると、夕礼という強制的な“中締め”ができたおかげで、以前と比べて、定時で帰りやすくなった、といいます。
今までは、定時になって仕事のキリがついていたとしても、何となく上司や先輩が残っていると帰りづらい、と思っていた方もいたそうで、夕礼が退社のための“キュー”(合図)になったわけです。
また、定時を過ぎてから届いたメールについては、その日はもう返信をしてはいけない、という「メール締め」というルールもあるそうです。
「夕礼による中締め」と「メール締め」という2つの強制的な「他律」がHさんの会社の残業防止策のポイントといえるでしょう。
<関連>
・自律をアフォードする他律的手回し
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.29 11:10
今週のスライス
2007.10.26
今日は金曜日、ということで、
今週書いたブログエントリーを振り返ってみます。
★今週の人気記事ベスト3
1. 10/19(金) 仕事に取りかかるハードルを跳び越えるには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/19/news033.html
2. 10/19(金) プレゼンは模倣と模索で模範を目指す
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=565
3. 10/25(木) タスクのバリアフリーをめざす
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=566
●SOHO考流記(あすなろBLOG)
1. 10/19(金) 今週のスライス
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/399/5089.html
先週のスライス。
2. 10/22(月) 理想的なタスクリスト(2)
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5128.html
タグごとの軸でタスクの一覧を得ることができるようになります。
3. 10/23(火) 理想的なタスクリスト(3)
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5137.html
間違っても、完了したからと言って削除してはいけません。
4. 10/24(水) 理想的なタスクリスト(4)
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5154.html
タスクごとに「これまで」と「今後」が書き込めるように専用のスペースが設けておきます。
5. 10/25(木) 理想的なタスクリストを実現するツール
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5165.html
手軽に「これを使うといいよ」と気軽にオススメできそうです。
●シゴトハック研究所(ITMedia Biz.ID)
1.10/19(金) 仕事に取りかかるハードルを跳び越えるには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/19/news033.html
仕事に取りかかるまでに時間がかかる理由の1つが、「高すぎる理想」です。これを回避するため、“責任感の薄い”他人を活用する方法を紹介します。
2.10/25(木) ネットの情報を有効に活用するには?【問題編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/25/news048.html
次々と増えていくブラウザのブックマーク。「お気に入り」を使いますか? ソーシャルブックマークなどのネットサービスを使いますか?それとも?
●シゴタノ!
1. 10/19(金) プレゼンは模倣と模索で模範を目指す
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=565
「思わず実践したくなる」というアフォーダンスを備えた「高橋メソッド」は、プレゼンの裾野を広げるうえで、そして多くの方にとって模範となる、歴史に残る手法といえるでしょう。
2. 10/25(木) タスクのバリアフリーをめざす
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=566
仕事もバリアフリーで進めたいものです。
●編集後記
今週は、水曜日に大阪に行ってきました。
夜に「関西ライフハック研究会Vol.3」に参加させてもらい、
5分間のライトニングトークをしましたが、あえなく途中で時間切れ…。
スライド125枚はやはり多かったようです(106枚のところで打ち切り)。次回からは、5分のプレゼンには100枚にとどめようと誓いました。
では、よい週末を!
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.26 08:45
理想的なタスクリストを実現するツール
2007.10.25
これまで4回にわたって、「理想的なタスクリスト」について考えてきました。ポイントは次の4つです。
1.追加・参照・修正・削除が簡単
2.並べ替えや抽出が簡単
3.終わったものは消さずに取っておける
4.タスクごとにデコード結果を残しておける
結論から先に書くと、これらのポイントをすべて実現しうるツールは、Femoというメモツール(Webサービス)であると、現時点では考えています。
1つ1つ見ていきます。
1.追加・参照・修正・削除が簡単
Femoは、もともとはメモをするツールですが、Webサービスとは思えないほどレスポンスが高く、使っていてストレスを感じることがほとんどありません。
例えば、メモを追加する際は、ワンクリックでメモを入力するフォームが現れますし、メモを修正する際は、メモのタイトルをクリックすれば、すぐに編集画面になります。
2.並べ替えや抽出が簡単
Femoは、メモにタグをつけることができます。それゆえ、メモごとに適切なタグをつけておくことで、関連するメモを擬似的に集めておくことができるわけです。
さらに、「2007-10-25」(あるいは「20071025」)のように日付を表す言葉をタグとして登録しておくと、サイドバーにあるカレンダーから、その日付のタグがついたメモだけを抽出表示させる、といった使い方もできます。
例えば、締め切りの日付を、あるいは実行しようと思っている日付をタグとしてつけておくことで、その時々に必要なメモ(もはやタスクと同義)だけが表示される、という“露出管理”が可能になるわけです。
この機能が、Femoを単なるメモツールではなく、タスク管理にも応用できる可能性を示唆しています。
3.終わったものは消さずに取っておける
Femoには、日付のほかに特別なタグとして「完了」があります。このタグがついたメモは、自動的に背景がグレーで表示されます(「終了」や「finish」でも同様)。
完了したタスクは、削除せずに、「完了」のタグをつけておくことによって、実際に取りかかってから発生した“伏兵タスク”も「実際にやったこと」として記録に残ることになるわけです。
4.タスクごとにデコード結果を残しておける
Femoは、もともとがメモツールですから、タイトルにタスク名を書き、本文にはその具体的な進め方やアイデアなどを書いておくことで、デコード結果を保持するためのツールともなります。
以上、これまでにご紹介してきた4つのポイントごとに、タスク管理ツールとしてのFemoの機能を挙げてみましたが、唯一ネックとなることを挙げるとすれば、オンラインの状態でしか使えない、ということでしょうか。
そういう意味では、ローカルPCにWikiをインストールする、という方法が最良かもしれません。
でも、「Wikiをインストールする」のは万人向けとはいえませんから──そもそもWikiって何?という人も少なくないでしょう──、手軽に「これを使うといいよ」と気軽にオススメできるFemoに、現時点では、軍配が上がりそうです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.25 19:01
理想的なタスクリスト(4)
2007.10.24
前回に引き続き、「理想的なタスクリスト」について考えていきます。
タスクリストに是非欲しいと思える「機能」として次の4つを挙げていましたが、
・追加・参照・修正・削除が簡単
・並べ替えや抽出が簡単
・終わったものは消さずに取っておける
・タスクごとにデコード結果を残しておける
今回は最後の4つめです。
タスクごとにデコード結果を残しておける
まず、デコードとは、初回でもご紹介した通り、
「仕事において何が求められているかを、自分の頭で理解する段階」
です。
デコードさえうまくいけば、すなわち、求められているものが何なのかをきちんと理解できれば、仕事の半分は終わったも同然といえます。もしかすると半分以上かもしれません。
仕事が進まない原因の多くは、
「具体的に何をどうすればいいのかがわからない」
という“手詰まり”から抜け出せないことにあるといえるからです。
やるべきことがわかっているのになかなか仕事に手がつかない、という場合もあるかもしれませんが、それはわかっているように見えて、実はあまりわかっていない、という可能性があります。
このように、どんな状況にあっても、どんなにコンディションが悪くても、常に同じ結果を出せることも、デコードと並んで、仕事を進める上で欠かせない要件になります。
この「常に同じ結果を出せること」は、仕事のデコードと実行を繰り返す中で身についた、広い意味でのデコードといえるでしょう。
最初はおぼつかなかったお茶碗とお箸の扱いも、今や何の造作もなくできるはずです。これは、お茶碗とお箸の扱いに必要な手順や留意点、あるいは手の筋肉をどのように動かすか、といった一連のデコード結果がいつでも呼び出せる状態になっている、もっといえば、身体に染みついているからこそできることでしょう。
同様に、一部の仕事は、いちいちその場で考えなくとも手が勝手に動くくらいに習熟していることがあるわけです。
これがゴールだとすれば、その過程には、デコード結果が身体に染みつくまで、デコードと実行を繰り返すというトレーニングが欠かせません。
とはいえ、私たちは一度に複数の仕事を同時に進めることが少なくありませんから、1つの仕事に取りかかっているうちに別の仕事のことはすっかり忘れてしまうということがままあります。
やっているのは常に1つの仕事だけ、ということであれば不要ですが、複数の仕事を並行して進めているのであれば、別の仕事に移ったら、それまでやっていた仕事のデコード結果、すなわち
「その仕事について、何をどこまで行ったのか」
「次は何をどうするのか」
という「これまで」と「今後」をどこかに残しておく必要があります。
さもないと、再びこの仕事に戻ってきた時に、
「どこまでやったっけ?」
「次は何をするんだ?」
というムダな時間が発生してしまいます。
そこで、タスクリストには、タスクごとに「これまで」と「今後」が書き込めるように専用のスペースを設けておきます。こうすることで、一度デコードした内容がずっと活かせるため、トータルで仕事のスピードをアップさせることができるでしょう。
以上、「理想的なタスクリスト」ということで、タスクリストに是非欲しいと思える4つの機能について考えてきましたが、これらをすべて満たしているタスク管理ツールはあるでしょうか?
次回は、そのツールについて考えてみます。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.24 18:15
理想的なタスクリスト(3)
2007.10.23
前回に引き続き、「理想的なタスクリスト」について考えていきます。
タスクリストに是非欲しいと思える「機能」として次の4つを挙げていましたが、
・追加・参照・修正・削除が簡単
・並べ替えや抽出が簡単
・終わったものは消さずに取っておける
・タスクごとにデコード結果を残しておける
今回は3つめです。
終わったものは消さずに取っておける
タスクリストというと、とかく、
「やるべきことを漏れなく洗い出す」
とか、
「すぐにできる単位にまで細かく分解して書く」
といった、リストを作るための心得ばかりが強調されがちです。
でも、本当に必要なのは、リストに書かれていることを確実に行うことであり、さらには次回以降にこの一連の経験を活かせるようにすることだと思うのです。
一連の経験とは、例えば次のような次のフローです。
・タスクリストにやるべきことを書いた
↓
・タスクリストに従って書かれているタスクを片付けた
↓
・タスクリストに載っていないタスク(伏兵)が発生した
↓
・なんとか伏兵をやっつけた
↓
・(中略)
↓
・すべてのタスクが完了した。
このフローの中で注目すべきポイントは2つです。
1つは、「タスクリストに従って書かれているタスクを片付けた」という部分です。この裏には「書いてあるから、やる」という面が少なからずあるはずです。つまり、ほかにもたくさんやるべきことはあるが、とりあえず今はタスクリストに書かれているこれだけを片付ければいいんだな、という安心感が得られるのです。
もう1つは、「タスクリストに載っていないタスク(伏兵)が発生した」という部分。すべてを見通すことは不可能ですし、こういったイレギュラーな事態は常に起こりえるものです。
でも、だからといってそれを「仕方がない」と受け流してしまうのではなく、「次回以降も同じようなことが起こるかもしれない」と積極的に受け止めて、タスクリストに追加するようにします。
その結果、当初のタスクリストにあったタスクに加えて、実際に取りかかってから発生した伏兵タスクも「実際にやったこと」として記録に残ることになります。
つまり、すべてのタスクが終わったあとに残る「完了済みのタスクリスト」は、次回以降に同種の仕事をする際のお手本となるモデルケースになるわけです。なぜなら、そこにはある仕事を完了させるのに必要なすべてのタスクが漏れなく入っているからです。
長いものに巻かれるのではなく、長いものを巻き込むくらいの勢いが必要です。すなわち、仕事に飲まれるのではなく、タスクリストで仕事を飲み込んでしまうのです。
そうすれば、文字通り、仕事を消化することができ、次の仕事に活かせる“栄養分”を吸収することができるはずです。
これを具体的に実現するなら、前回も書いた「タグ」を使って、完了した仕事に「完了済み」といったタグをつけておくことです。間違っても、完了したからと言って削除してはいけません。それでは、せっかく実った果実を捨てることになってしまうからです。
<関連>
・書いてあるから、やる
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.23 18:23
理想的なタスクリスト(2)
2007.10.22
前回に引き続き、「理想的なタスクリスト」について考えていきます。
タスクリストに是非欲しいと思える「機能」として次の4つを挙げていましたが、
・追加・参照・修正・削除が簡単
・並べ替えや抽出が簡単
・終わったものは消さずに取っておける
・タスクごとにデコード結果を残しておける
今回は2つめです。
並べ替えや抽出が簡単
冷蔵庫にあまり物をたくさん入れすぎると、必要なものが埋もれて見つけ出せなくなったり、忘れられたりしてしまいます。さらには腐らせてしまうこともあるでしょう。
タスクリストでこのようなことが起こると、「気づいたら明日が締め切りだった!」といった事態を招くことになります。それゆえ、頻繁に中身をチェックして、“賞味期限”の近いものから順に片付けていく必要があります。
その際に役に立つのが、並べ替えや抽出の機能。特に抽出が大事だと思っています。人は、あまりに多くの情報にさらされると、それだけでイヤになってしまったり、感覚が麻痺したり、大事なものを見落としたり、といった望ましくない状況に陥ることになります。
そこで、「いま見ておくべき資料はこれだけですよ」と、無理のない量だけを見せて、あとは見えなくしてしまうという“露出管理”が必要になります。
この課題に対する解決策として考えられるものに「分類」があります。でも、すぐに気づくと思いますが、分類軸は必ずしも1つでは済まないのです。そこで、次に登場するのが「タグ」(あるいはラベル)です。
「分類」が複数のモノをぶら下げる、「タグ」は複数のモノにぶら下がる、ということになります。1つのモノに1つしかつけられない「分類」よりも、複数つけられる「タグ」のほうが使い勝手がいいわけです。
例えば、次のようなタグがつけられたタスクがあったとします。
「10月18日」、「メール」、「30分」
意味するところは、やろうと思っている日が10月18日で、誰かにメールをするタスクであり、時間にして30分かかるだろう、ということになります。
他にも、すべてではないにしろ、同じタグがついたタスクがあれば、例えば、
・10月18日にやろうと思っているタスクの一覧
・メール関連タスクの一覧
・30分で終わるタスクの一覧
といった、タグごとの軸でタスクの一覧を得ることができるようになります。その時々の状況や気持ちに応じたタスクだけを相手にすることができれば、限りあるエネルギーを集中させることができるはずです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.22 22:16
今週のスライス
2007.10.19
今日は金曜日、ということで、
今週書いたブログエントリーを振り返ってみます。
★今週の人気記事ベスト3
1. 10/12(金) 会話をスムーズに運ぶには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/12/news065.html
2. 10/17(水) 相手のカチンを抑えつつ自分はきちんと学ぶために
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=563
3. 10/16(火) 出版記念セミナーのご案内
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=562
●SOHO考流記(あすなろBLOG)
1. 10/12(金) 今週のスライス
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/399/5015.html
先週のスライス。
2. 10/15(月) 10知は1行に如かず
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5054.html
うしろめたさを感じながらの情報収集は今すぐやめた方がいい。
3. 10/16(火) 「首都圏662駅で自動改札機がダウン」の原因は?
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5070.html
“前例踏襲志向”は一刻も早く改めるべき。
4. 10/17(水) 言葉は心を映し出す
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5071.html
行動を言葉で表す際にはよくよく注意する必要があります。
5. 10/18(木) 理想的なタスクリスト(1)
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5082.html
仕事がイヤになるのは、本質的ではないところが原因になっている場合も少なくないのではないか、と思っています。
●シゴトハック研究所(ITMedia Biz.ID)
1.10/12(金) 会話をスムーズに運ぶには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/12/news065.html
難しい話題に入りそうになると、頻繁に「大変ですね」と言っていませんか? 会話に必要な相づちでは、「思考停止語」を避け「行動促進語」を使うようにしましょう。
2.10/18(木) 仕事に取りかかるハードルを跳び越えるには?【問題編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/18/news058.html
「どうしたら早く仕事に取りかかれるのだろう……」。明日やればいいや、明後日にしよう──と、ついつい考えてしまうものですが、当日になると後悔してしまうのはタカフミくんも同じでした。
●シゴタノ!
1. 10/16(火) 出版記念セミナーのご案内
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=562
『チームハックス』のセミナーです。
2. 10/17(水) 相手のカチンを抑えつつ自分はきちんと学ぶために
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=563
今から自分が口にしようとしている言葉を受け取る相手の身になってみて、その言葉がどのように感じられるかを想像すること。
3. 10/18(木) 「やりがい」とは何か?
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=564
「やりがい」があるからこそ、人は「やる気」が出るのか、「やる気」が出るから、その仕事には「やりがい」を感じるのか。
●編集後記
最近、引っ越したことでオフィスまでの通勤時間が延びました。以前は電車に乗っている時間はせいぜい10分程度だったので、ぼーっとしていてもすぐに着いてしまっていたところが、最近は30分と3倍に延びたため、ぼーっとしていてもなかなか着きません。
こうなると、「ぼーっと過ごしていてはもったいない!」という気になってきて、せっせと本を読むようになりました。本を読んでいると30分などあっという間です。いつも「もっと読んでいたいのにー」と後ろ髪を引かれる思いで電車を降りています。
面白い本を読んでいるときは、ホームから改札までの間にあるエスカレータに乗ったわずかな時間でも引き続き本を開きます。
見上げれば、読書の秋、ですね。
では、よい週末を!
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.19 07:03
理想的なタスクリスト(1)
2007.10.18
ふと、理想的なタスクリストについて考えてみました。
欲しいと思える「機能」は次のようなものです。
・追加・参照・修正・削除が簡単
・並べ替えや抽出が簡単
・終わったものは消さずに取っておける
・タスクごとにデコード結果(※)を残しておける
※デコードとは、『仕事を加速する技術』という本で知ったのですが、こちらの書評で次のようにまとめておきました。
意味するところは、「仕事において何が求められているかを、自分の頭で理解する段階」である。どんな仕事でも、具体的に何をするのかを理解していなければ手のつけようがない。「まずデコードありき」なのだ。例えば、タスクリストを眺めて、「よし、これをやろう」と決めた直後に頭の中で行われる“処理”がデコードである。
以上の「機能」がなぜ必要なのか、1つずつ見ていきます。
追加・参照・修正・削除が簡単
タスクリストは頻繁に追加・参照・修正・削除が行われる、仕事にとってのまな板のようなものです。まな板がやたらと高いところにあったり、ふにゃふにゃしていたり、サイズが極端に小さかったり、物を乗せにくかったりすれば、料理するのがイヤになってしまうでしょう。
仕事でも、タスクリストの扱いに手間がかかっては仕事どころではなくなってしまいます。仕事がイヤになるのは、仕事そのものというより、このような道具や環境という、本質的ではないところが原因になっている場合も少なくないのではないか、と思います。
受話器や箸や鉛筆のように、使っていることを意識させないくらいの自然さがタスクリストにも求められるわけです。
残りの「機能」についてはまた後日に。
| 仕事を加速する技術 | |
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.18 08:27
言葉は心を映し出す
2007.10.17
「PRESIDENT (プレジデント) 2007年 10/29号」で目に留まった言葉。
「応援」ではなく「学習」
資生堂の前田新造社長の言葉。以前は(商品の)企画担当は企画に専念し、たまに店頭で作業を手伝うのは「応援」という位置づけであったのを「学習」だ、と認識を改めたそうです。
販売第一線の人間は、売り場のどこに導線があるのか、什器のゴールデンラインにどう陳列すればいいのか、POPのつくり方から売り場の体制に至るまで、優れたノウハウやヒントを持っています。
それらを学び取る機会は、本社スタッフにとっては「応援」ではなく「学習」です。実際に見て、触れて、体で学んだことは、必ず次の企画の肥やしになります。
「手伝う」ではなく「する」
そういえば、増田さんが次のようなことを書かれていたのを思い出しました。
先日、友人から教わったこと。旦那さんが食器を洗う行為は、家事を手伝っているのではない。
家事をしているだけだ。
手伝うという表現は、家事というのは奥さんがやるものであって、その奥さんの家事をフォローするということを意味してしまう。
行動を言葉で表す際にはよくよく注意しなければ、と改めて思い知らされます。言葉には、それを口にする人間の心がそのまま投影されるのですから。
| PRESIDENT (プレジデント) 2007年 10/29号 [雑誌] | |
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.17 07:47
「首都圏662駅で自動改札機がダウン」の原因は?
2007.10.16
先週の話になりますが、10/12(金)の朝から自動改札機がダウンするという事件がありました。
実際に体験された方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私自身は珍しく外出する日であったため、朝のニュースでこれを知って、「改札を素通りできるのか!」と思って(珍しい体験ができるということで)駅に向かいました。でも、駅に着いたのは11時前で、すっかり復旧していました。。
それはともかく、どうしてこんなことが起こったのかについて、All About Japanのガイドをしている友人が記事で解説してくれていたので、読んでみました。
首都圏662駅で自動改札機がダウン - [企業のIT活用]All About
毎日、深夜2時以降に、センターサーバから自動改札機へ期限切れや不正使用など無効クレジットカード情報や定期券のデータが送られてきます。
12日早朝に自動改札機を起動し、自動改札機がこのデータを取り込んだところ、このデータ量が特定量だったためプログラムで不具合が発生し、自動改札機が停止してしまいました。データ量が特定の時だけで、それよりデータ量が大きくても小さくても不具合が発生しないと発表されています。おそらくプログラムの繰り返しの終了条件か判断条件にこの特定量の数字が使われているのでしょう。
データはICカードにチャージされている金額が不足になった場合、クレジットカードから自動的に入金するオートチャージ機能のデータでした。
今まで、センターサーバから送られてくるデータ量が特定量にならなかったため、プログラムの処理が実行されずトラブルになりませんでした。
プログラム単独で発生する不具合であれば単体テストで見逃したことになります。これはテストケース不足であり、プログラムの全ての処理を実行して確認するカバレージ(ホワイトボックステスト)が不足していたことになります。
複数のプログラムがからみあって起きる不具合の場合、システムテストや運用テストで見つけることになりますが、これはかなり困難です。困難な理由は膨大なテストケース数にあります。
かつてはシステム開発(システム設計とプログラミング)を生業としていましたので、ここに語られている話は身に染みてわかります。
昨今では、携帯電話の機能の複雑化などによって、十分にテストができず、その結果、出荷後に不具合が発生、回収やパッチの配布といったことが頻繁に起きています。
当然のことですが、便利さを追求すれば、つまり、人間が楽をすればするほど、仕組みの複雑さは増すことになります。そして、仕組みが複雑になれば、それを使う人間に負担がかかります。つまり、便利というベネフィットを負担というコストで取引しているわけです(使い手も、作り手ほどではないにせよ新環境に適応するという相応の負担を強いられます)。
一見成立しているかに見えるこの取引が、実は「今後継続が困難になるほどの構造的不均衡要因」を抱えているとしたら、それは具体的には何で、どのようにすれば解消できるでしょうか。
現実には、様々な利害関係が絡み合っているため、この問題を簡単に論じるのは難しそうです。
でも、個人に置き換えてみたとき、同じような「構造的不均衡要因」を抱えている「一見成立しているかに見える取引」というものが散見されるはずです。
●前回もそうだったから、今回も同じ方法でやろう
という、“前例踏襲志向”はその1つでしょう。
個人の中だけの問題であれば、自動改札の問題よりもぐっと取り組みやすいはず。“素通り”させておくのはもったいないです。
<関連>
・ゼロベースで組み立て直す
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.16 21:29
10知は1行に如かず
2007.10.15
よく目にする、そして思わず目が引きつけられる、
○○するための10のコツ
というタイトルがありますが、メッセージとしては、
○○するといいよ
の方が、質はともかく確実にアウトプットが得られるはずです。
いいと思った情報に出会った時に、行動する準備ができていなければ、その情報には出会わなかったのと同じこと。そういう意味では、切り抜いたり(新聞や雑誌)、ブックマークする(Webの情報)のは「結局やらない」とほぼ同義になりえます。
それゆえ、仕事の合間に情報収集するのは、純粋な時間の無駄、もっというなら、
うしろめたさを感じながらの情報収集は
今すぐやめた方がいい
とさえ、思います(自戒を込めて)。
手が離せない何かをしながら、ついでに情報収集をするのではなく、手元をクリアーにして、何か有益な情報に触れたら、すぐに行動を起こせるくらいの“中腰”で待ちかまえているからこそ、飛んできた“ボール”の落下点を予測してキャッチできると思うのです。
日々のスケジュールに、“ボール”をキャッチするために必要な時間を組み込んで、仕事と同じプライオリティを与えるようにすれば、うしろめたさを感じることなく、心おきなく自分のブラッシュアップができるはず。
仕事が忙しすぎて、情報収集の時間がとれないというなら、情報収集の時間がとれないから、仕事が忙しくなっているのではないか、という可能性を疑ってみる価値はあるでしょう。
まずは、一日の時間の使い方を振り返ることが出発点になります。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.15 22:39
今週のスライス
2007.10.12
今日は金曜日、ということで、
今週書いたブログエントリーを振り返ってみます。
★今週の人気記事ベスト3
1. 10/10(水) 自分を不利にしてやる気を節約する
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=561
2. 10/05(金) 相づちで会話をリードするには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/05/news038.html
3. 10/09(火) ノウハウの効用を最大化させるもの
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=560
●SOHO考流記(あすなろBLOG)
1. 10/05(金) 今週のスライス
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/399/4952.html
先週のスライス。
2. 10/09(火) 最適解へのショートカットは諦める
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/4991.html
初めにノウハウを知ってしまうことは、必要性の純度を引き下げることになります。やり方を知っていることで満足してしまいかねないのです。
3. 10/10(水) 思わずツッコミをいれたくなるようにし向ける
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/206/4994.html
とにかく相手をして何らかのツッコミをせずにはおれないような材料を用意する。
4. 10/11(木) ペアで仕事をするメリット
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/5011.html
いかに非対称性を見つけ出し、これを活用するかという視点。
●シゴトハック研究所(ITMedia Biz.ID)
1.10/05(金) 相づちで会話をリードするには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/05/news038.html
会話をリードする──というと流暢に話すための話術を思い浮かべるかもしれません。しかし、相づちの打ち方1つでも、相手を動かすことにつながるのです。
2.10/11(木) 会話をスムーズに運ぶには?【問題編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/11/news053.html
会話をスムーズに運ぶために欠かせないのが相づち。しかし、ワンパターンになってしまった相づちも困るものです。そこに気づいたカホコさんでしたが……。
●シゴタノ!
1. 10/09(火) ノウハウの効用を最大化させるもの
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=560
本当に必要なのは、ノウハウという“トング”ではなく、それを使ってつかみ取る“ドーナツ”であるはずです。
2. 10/10(水) 自分を不利にしてやる気を節約する
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=561
私はかねてから、「セルフ・ハンディキャッピング」(自分をあえて不利にすること)という概念は興味深いし大切だと感じてきました。
●編集後記
以下の記事で「非対称性」について書きましたが、一見同じように見えるものの間に違いを見いだすのが第一歩だとすれば、一見同じように見えるものの間に非対称性を見いだすのは次の一歩ということになります。
最初の一歩は比較的簡単ですが、次の一歩が容易ではありません。でも、だからこそ、そこに違いが生まれるのだと考えています。
では、よい週末を!
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.12 08:29
ペアで仕事をするメリット
2007.10.11
昨日、以下のセミナーがありました。
第12回あすなろBLOGセミナー
~仕事のモチベーションを3倍アップする方法~
今回は、パートナーである佐々木正悟さんが先月刊行された『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』の出版記念セミナーという位置づけだったため、佐々木さんがメインスピーカーとして進行しました。
そんな中、同じスピーカーサイドからセミナーに参加しながら改めて感じたことは、いかに非対称性を見つけ出し、これを活用するかという視点です。
非対称性については、Wikipediaなどに詳しい解説がありますが、ひとことで言えば、違いを違い以上のものとしてとらえること、だと思っています。
例えば、今回のセミナーにおいては佐々木さんは理論編、大橋は実践編という役回りだったのですが、お互いの違いを明確に打ち出し、相互補完的な見せ方をすることによって、メリハリが生まれたのではないか、と思っています。
このように、ペアで仕事をするメリットは、非対称性を活用できることだと思っています。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.11 18:40
思わずツッコミをいれたくなるようにし向ける
2007.10.10
以下は、地下鉄の駅構内で見かけたポスターです。
列車とホームとの間を隔てる鉄のトビラ(「ホームドア」というそうです)についての注意事項です。よくよく見てみると、
「そんな格好はしないだろう」
などと思わずツッコミをいれたくなるようなイラストが散見されます。
もちろん、事故を未然に防ぐという観点では、危険なことを誤解のしようがないくらいに誇張してわかりやすく描いておくほうが注意を喚起できるため、より目的にかなうでしょう。
さらに、ツッコミをいれたくなるという特徴について考えてみると、人をしてそういう気持ちにさせるということはそれなりのエネルギー(吸引力)を持っているといえます。そうしたエネルギーに人は吸い寄せられるわけですから、必然的に印象に残りやすくなります。
これを「人との出会い」に応用するなら、初対面の人に覚えてもらいやすくするために、
「なんだこれは?」「どういうこと?」
などと思わずつぶやいてしまうくらいに、変わった名刺を手渡すか、エキセントリックな服装をして行くか、とにかく相手をして何らかのツッコミをせずにはおれないような材料を用意することが考えられます。
以上、地下鉄の駅構内で見かけたポスターに吸い寄せられるようにして、ブログで取り上げてみましたが、見た人をして情報を発信したい気持ちにさせる力、いわば「クチコミ誘発力」は、企業のみならず個人にとっても必要になってくるのではないかと思いました。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.10 13:48
最適解へのショートカットは諦める
2007.10.09
ここ2年ほど、日々の作業記録を欠かさずつけるようにしています(自作のExcelツールを使用)。何をやったかはもちろん、何時から何時までかも、分単位でデータとして残しているため、どんな仕事にどれだけの時間がかかるのかを後から調べることができます。
その結果、使途不明時間が限りなくゼロ、という状態が続いているわけですが、こういう話を人にすると、たいていの場合、引かれます。でも、中には「やはり、必要ですよね」と言ってくださる方もいます。
どんなことでもそうですが、本人が心から必要だと思えない限り、何をやってもうまくいかないでしょう。となると、何よりも大切なのは、まず必要性を感じること。ノウハウを知るのはその後でも遅くはないでしょう。
むしろ、初めにノウハウを知ってしまうことは、必要性の純度を引き下げることになります。やり方を知っていることで満足してしまいかねないのです。
本当に必要なのは、ノウハウという“トング”ではなく、それを使ってつかみ取る“ドーナツ”であるはずです。その“ドーナツ”を「心から必要だと感じる」ためには、“空腹であること”が不可欠でしょう。
使途不明時間を限りなくゼロにする、というのは仕事にとっては“トング”に過ぎず、これを使ってつかみ取りたいものは、人それぞれの“ドーナツ”でしょう。そのためには、まず“お腹をすかせる”必要があります。時間も必要ですし、“運動”することも必要かもしれません。
例えば、とりあえずいろいろな方法で試してみて、うまくいかないという体験をすることはいい“運動”になるでしょう。
私が日々作業記録をつけ続けることができているのは、試行錯誤を経てきたことが大きいと思っています。逆にいえば、最適解へのショートカットはない、ということにもなります。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.09 22:15
今週のスライス
2007.10.05
今日は金曜日、ということで、
今週書いたブログエントリーを振り返ってみます。
★今週の人気記事ベスト3
1. 09/28(金) 同僚の気持ちを理解するには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/28/news043.html
2. 10/02(火) アドレス帳の分類と整理
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/4932.html
3. 10/04(木) 相づちで会話を盛り上げるには【問題編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/04/news033.html
●SOHO考流記(あすなろBLOG)
1. 09/28(金) 今週のスライス
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/399/4875.html
先週のスライス。
2. 09/30(日) 今月の振り返り
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/206/4901.html
本当に手帳は便利ですね。
3. 10/01(月) 自律の研究:質問させる
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/4913.html
「負担減」というエサで、自分の自律を後押ししてもらうための他律を得るわけです。
4. 10/02(火) アドレス帳の分類と整理
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/4932.html
引っ越し後の転居通知。
5. 10/03(水) PCの電源と照明のON/OFFとを連動させる
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/102/4943.html
夜、仕事を終える際に、PCの電源を落とせば照明も一緒に落ちるわけです。
6. 10/04(木) 類似タスクは束ねておいてまとめて処理
http://blog.pasonatech.co.jp/ohashi/105/4948.html
クリアフォルダを文字通りクリアーにするわけです。
●シゴトハック研究所(ITMedia Biz.ID)
1.09/28(金) 同僚の気持ちを理解するには?【解決編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/28/news043.html
ビジネスパーソンが常に遭遇するのが“人間関係の難しさ”。人間関係のトラブルの元となる、陥りがちな心理法則7つを知っておき、感情的な議論に発展しないようにしましょう。
2.10/04(木) 相づちで会話を盛り上げるには【問題編】
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/04/news033.html
黙っている相手に一方的にこちらの話をすることが多くて、最後まで話し終えないうちに「ウチはいいよ」と言われてしまう──カコホさんのこんな悩みをどう解決したらいいでしょう。
●5分で読むビジネス書(ITMedia Biz.ID)
1.10/02(火) 『ティッピング・ポイント』──人を動かすための3つの原則
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/01/news028.html
●シゴタノ!
1. 10/04(木) 未来日記の密かな楽しみ
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=559
未来日記の本当のおもしろさは、「読む楽しみ」にあります。
●編集後記
今週は、引っ越し明けて最初の週だったため、身の回りが激しく変化し、従っていろいろと書く題材に事欠きませんでした。まだ書き切れていないテーマもありますので、次週も引き続き書いていきます。
では、よい週末を!
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.05 08:47
類似タスクは束ねておいてまとめて処理
2007.10.04
改めていうまでもないことですが、わかっていてもなかなか実践できていないことかもしれない、と思い、自戒を込めて。
取りかかろうとすると思いのほか煩わしく感じられるために、つい後回しにしたい衝動にかられるというタスクがあります。急ぎではないケースがほとんどなので、いっそう後回しにされやすいのですが、そういうタスクに限って、あるいはそういうタスクゆえに、締切間際になって気づいて慌てたり、気づいたら締切が過ぎていた、ということになりがちです。
例えば、交通費や会社の経費を立て替えた場合などに、伝票を起こすタスクというのがこれにあたります。
その都度処理すれば漏れがなくなる、という解決方法はとうに知っていますが、実際にその都度処理するのは困難です。なぜなら、その都度では効率が下がる、という感じがするからです。
もちろん、実際に効率が下がるでしょう。でも、私たちは「効率が下がる」ことを過大評価してしまいがちです。その結果、必要以上に先送りされることになってしまうわけです。
そこで、すぐにできる対策としては、
・類似したタスクはクリアフォルダに放り込んでおく
・週に1度、中身を洗ってまとめて処理する
(曜日と時間を決めておく)
というものがあります。クリアフォルダに放り込むのは手軽でありながら、その手軽さ以上に机の上も頭の中もスッキリするという効用があります。
そして、週に1度は欠かさず中身を処理するようにします。これが、慣れるまでは難しいかもしれませんが、一度スッキリ感を味わえれば、それが動機づけとなって続けられるようになるはずです。
クリアフォルダを文字通りクリアーにするわけです。
あまりないことかもしれませんが、例えば引っ越しなどをすると、口座振替の変更が立て込むことがあります。そのような時に便利です。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.04 18:01
PCの電源と照明のON/OFFとを連動させる
2007.10.03
自宅でもオフィスでもPCは何かと電気を消費します。象徴的なのは、足元でとぐろを巻く電源ケーブルの“スパゲッティ”でしょう。
引っ越しネタが続きますが、引っ越してPC環境を一から設定し直すたびに、何かしら(必要に駆られて)工夫を重ねてきています。
そんなわけで、今回はPCの電源周りについて。
かれこれ7年ほど、PC連動タップと呼ばれる電源タップを使っています。普通の電源タップとの違いは、一口だけ特別な口があり、ここにPC本体を接続するのですが(PC専用口)、残りの口(連動口)はPC本体の電源がONになった時のみ通電する仕組みです。それ以外に、PC本体のON/OFFにかかわらず通電する口もあります(非連動口)。
この3種類の口をうまく組み合わせて使うことで、周辺機器の待機電流をカットできるため、省エネになると同時に、個々の周辺機器の電源を切る手間を削減できます。
例えば、モニタやプリンタなどは、PC本体の電源がOFFの時には通電している必要がないため、PC本体のON/OFFと連動させることで、ムダな電気と個別に電源を切る手間を同時に省けるわけです。
※こちらでイラスト入りのわかりやすい解説があります(サンワサプライ社の製品情報ページ)。
さらに、今回は照明も組み合わせてみました。
朝、仕事部屋に入ってPCの電源を入れれば、照明が灯ります。夜、仕事を終える際に、PCの電源を落とせば照明も一緒に落ちるわけです(天井の電灯は使用しません)。
ただし、今回ご紹介したケースは、以下の3つのタイミングが揃っているから都合がいいというだけなので、それぞれのタイミングにズレがある場合には逆に面倒なことになるでしょう。
・仕事をしている時間
・PCの電源がONになっている時間
・照明が灯っている時間

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<関連>
・時間をスライスするツール

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.03 23:59
アドレス帳の分類と整理
2007.10.02
先日、引っ越しとその効用の話を書きましたが、その後にまた新たな課題と対峙することになりました。
それは、ハガキによる転居通知です。
今や、メールや携帯電話の普及により、メールだけ、あるいは携帯電話だけでつながっている人間関係も一般的になりつつあります。あるいは、会ったことも話したこともないが、SNSでは頻繁にコミュニケーションをとっている、という場合もあるでしょう。
このような背景では、住所の変更を知らせる範囲というのは思いのほか限られてきます。メールで知らせるのは簡単ですが、自宅の住所を知らない相手には不必要に教えなくてもいいかな、と思うからです。
また、普段は連絡はとらないが、年賀状だけは欠かさない、という相手もいます。このような相手がハガキによる転居通知の対象となるのですが、メールのやり取りをしていても、あまりメールを見ないという相手であれば、やはりハガキでの通知がよいでしょう。
これに加えて、今回はオフィスの移転も重なりました。オフィスの移転通知は、当然仕事関係のみに絞られます。とはいえ、仕事を超えて、家族ぐるみでつき合いがある人もいますから、自宅の住所変更も合わせて知らせたいところです。
以上を勘案すると、通知は次の4つのパターンに分けられます。
1.自宅とオフィスの両方をメールで通知
2.自宅のみをメールで通知
3.自宅のみをハガキで通知
4.オフィスのみをメールで通知
例えば、「仕事を超えて、家族ぐるみでつき合いがある人」は、1のパターン、“年賀状メイト”は、3のパターン、ということになります。
なお、オフィスの移転通知については、メールだけにしました。仕事でつながっている相手というのはほぼ100%メールでつながっていますし、メールでデータとして渡した方が先方も何かと都合がいいからです。例えば、先方の住所管理ツールを書き換える際に、メールから住所をコピー&ペーストすれば間違いも手間も減るはずです。
こうして、交友関係にある人々を上記の4つのパターンに仕分けることで、ハガキの枚数を最小化させ、コストを抑えることができそうです。
以上がプランで、実際の進捗としては、対象となるアドレスデータについて、上記の4つのパターン分けをし終えたところです。すべて例外なく仕分けられましたので、後はラベルへの印刷です。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.02 23:59
自律の研究:質問させる
2007.10.01
耳で「ジリツ」という言葉を聞いた時、多くの場合は次の言葉を思い浮かべるでしょう。
●自立
でも、同じ音で、
●自律
という言葉もあります。文字通り、自分で自分を律する、という意味です。そう考えると「自立」と「自律」は、親和性の高い、溶け合う言葉同士だといえます。すなわち、自らの足で立ち、自らを律する、という姿勢がカギです。
ところで、「自律」の反意語に「他律」があります。
こちらは、見てのとおり自分以外の他人に律してもらうことになります。いうまでもなく、人から言われて渋々行動を起こすのはおもしろくないでしょう。つまり、人に律せられるくらいなら、自分で自分を律した方がいい、ということです。
とはいえ、人に促してもらったほうがいい場合もあります。
例えば、メルマガ「えのさんのeの素」に次のような事例が紹介されていました。
商品部長に新作CDの売れ行きを聞いた。「けっこう売れてます」との回答に「けっこうではわからない」と返した。部長はすぐに各店長に何枚売れたのか尋ね、各店長は担当者に調べさせた。結果を聞いた私は、「そう、結構売れてるね」と答えただけだった。
ただ知りたいがために、どれだけ多くの人の手を煩わせたのだろう。「知りたい」という欲求は、猛烈なコストである。だが、ついつい知りたい欲求は出てしまう。そこで、部下からこう質問させるようにした。
「社長、その目的は何ですか?」答えられない時は、即座に質問を撤回することにした。
人から質問をしてもらうことによって、自分の行動を前向きに制していることが窺えます。
同時に、質問をする側にもメリットが生じることになります。上記の場合なら、質問をすることによって、もしかすると余計な仕事をしなくても済むようになるかもしれない、というメリットです。
ポイントは、自分の都合にあわせることによって、相手の負担が減るということを示すことでしょう。つまり、「負担減」というエサで、自分の自律を後押ししてもらうための他律を得るわけです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.10.01 23:59


![PRESIDENT (プレジデント) 2007年 10/29号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31Ee-LKwnDL.jpg)





