自分をやる気にさせる15の“罠”(1~5)
2007.12.04
少し前の記事ですが、「デパートやスーパーがあなたに仕掛けている15の罠」を読んでいて、ハッと気づいたことがあります。
もともとは、タイトルにある通り次のような内容の記事なのですが、
デパートやスーパーで工夫されている「いかに買わせるか」の小技です。ひっかからないようにしたいところですが、それ以上に「なーるほどー」と思ってしまいました。
デパートを仕事場(自分の席、オフィス)に読み替えてみると、
自分をやる気にさせる15の“罠”
ということになるのではないか、と思ったのです。
もちろん、この“罠”は文字通りの意味ではなく、ふと気がついた時には、あに図らんや、やる気になってしまっているという、自分を前に進めるための仕掛けを指します。
それぞれ読み替えてみます。今回は1~5。
1. 使いやすいタスクリスト ← ショッピングカート
たいていのデパートには入り口にカートが置いてあります。歩くのも楽になるし使おうか、と思ってしまったらもう罠にはまっています。そこに空間があれば人はそこにモノを放り込みたくなるものなのです。
使いやすいタスクリストは、ついそこに何かを書き込んでみたくなるものです。一度書いてしまえば、覚えておく必要がなくなるためラクになります。
2.好きな仕事は後回しにする ← 行きたいお店は入り口から遠くにある
人気のお店はデパートの奥の方にあります。その道のりが長ければ長いほど、あなたが買おうと思っていなかったものを買ってしまう可能性が高くなるのです。
好きな仕事、あるいは得意な仕事を早々に終わらせてしまうと、残る仕事は苦痛に満ちたものになり、仕事の歩みが止まってしまうかもしれません。「これが終われば、あの仕事ができる!」というワクワク感があれば、苦手な仕事も乗り越えやすくなるはずです。
3. 息抜きルーチンは後回しにする ← おもちゃ売り場もやたら遠い
子供を連れて歩けば歩くほど「買って!買って!」攻撃にさらされることになります。
メールチェック、人気エントリーチェック、RSSリーダーチェック、mixiチェックなど、一連の「息抜きチェック」は、一度始めると収拾がつかなくなりがち。あとでがっつりと時間を取っておき、先に仕事を終わらせるようにします。
仕事に手こずっていると息抜きの時間がどんどん削られていくことになりますからいやが上にも仕事に熱がはいるはず。
4. “注意分散タスク”は一日の終わりに ← 衝動買いアイテムはレジの近くに
「たいしたものじゃないし、まぁ、これもついでに」と思ってしまいますよね。
関連エントリーを読み漁ったり、ウィキペディアでつっこんで調べ始めたり、Amazonで値段をチェックしてみたり、といった注意を多方面にまき散らす“泥沼タスク”は一日の終わりに設定。「肝心の仕事がぜんぜん進まなかった!」という後悔を防止できます。
ちょっとのつもりで始めた人気エントリーのチェックが「気づいたら1時間が過ぎていた」というのでは、その後の仕事にも悪い影響が出てしまいます。「無駄に時間を使ってしまった…」という後悔と自己嫌悪の念に苛まれるからです。
5. 一日の初めに苦手なタスクを配置する ← 一番高いものは目の高さに配置されている
目の高さにあるものが一番目に入りやすいもの。棚の配置では利益率の高いものがそこに配置されているのですよ。
2と同じですね。
続きはまた明日。
<関連>
・「やらなければならないのに今はやりたくない」葛藤対策
何でもいいから、とにかく目の前の気の進まない仕事から逃れられることであれば、手当たり次第に取りかかります。普段は決して見ることのない行動力がいかんなく発揮されます。こういう時というのは、無駄にクリエイティブになりますから、
「まさかこんなことが仕事の障害になりうるなんて!」
という驚きとともに、意外なアイデアがすぐに現実になります。例えば、普段は決して手に取ることのない、とっくに読み飽きたようなマンガをじっくり読み返し始めたり、おもむろに部屋の掃除を始めたりといった「非常に大事な雑用」がはかどるのです。
とにかく何が“セキュリティホール”になるかは予想できませんから非常に厄介と言えます。
そんなわけで、抜本的な対策は難しいのですが、“セキュリティパッチ”としては以下の2つが考えられます。
苦手なものと得意なものがあれば、得意なものから先に手をつけたくなるものですが、ここで踏ん張って、苦手なものから片付けていくようにしてみる。そうすれば、苦手なものは減っていき、残るのは得意なものですから、やればやるほどやる気がわいてくるようになるはずです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.12.04 10:29





