自分をやる気にさせる15の“罠”(6~10)
2007.12.05
前回の続き。
少し前の記事ですが、「デパートやスーパーがあなたに仕掛けている15の罠」を読んでいて、ハッと気づいたことがあります。
もともとは、タイトルにある通り次のような内容の記事なのですが、
デパートやスーパーで工夫されている「いかに買わせるか」の小技です。ひっかからないようにしたいところですが、それ以上に「なーるほどー」と思ってしまいました。
デパートを仕事場(自分の席、オフィス)に読み替えてみると、
自分をやる気にさせる15の“罠”
ということになります。もちろん、この“罠”は文字通りの意味ではなく、ふと気がついた時には、あに図らんや、やる気になってしまっているという、自分を前に進めるための仕掛けを指します。
それぞれ読み替えてみます。今回は6~10。
6. 締め切りじゃないタスクを締め切りっぽく ← セールじゃないものもセールっぽく
高く積まれているおむつなどは大きな紙に大きく値段が書いてあります。これだけ見ると「お、今日は特売日か!」と思いますが別にそんなことはありません。セールっぽく見える値札を奴らは研究しつくしているのです。
人は、今日が締め切りではない仕事にはあまり気乗りしないものです。「どうせ今日は終わらせなくてもいいのだから」と油断してしまうからです。
そこで、「今日はここまでやる!」と決めておき、それが終わらなければ退社してはいけない、などと自分を追い込むことによって、締め切りのない日でも戦闘モードを発揮できます。
7. 苦手なタスクは得意タスクでサンドイッチ ← よく買うものはよく買わないものに囲まれている
靴下のようによく買うものは、よく買わないもの(シャツやジーンズ)に囲まれて配置されています。靴下を買いにいったら近くのジーンズが気になって・・・という狙いがあるのです。
なかなか取りかかれない苦手タスクは、毎日やっているルーチンタスクや得意なタスクを間に挟むことで、取りかかりやすくします。2の「好きな仕事は後回しにする」に似ていますね。
8. 所要時間の凸凹を減らす ← 安いものは高いものにはさまれて
安いものがそれだけでセクションをつくっていることはありません。たいていのお店では高いものにはさまれて安いものが配置されています。そうなると「ちょっといいもの買おうかな」と思ってしまうことも・・・。
1時間かかるタスクと3分で終わるタスクがあれば、3分で終わるタスクを先に片付けたくなるもの。でも、そうなると、なかなか「1時間かかるタスク」には取りかかれません。そこで、10分、15分、30分、45分、といった「1時間かかるタスク」よりも小さなタスクを用意して、徐々にペースアップしていくと取りかかりやすくなります。
でも、それ以前に「1時間かかるタスク」を「15分かかるタスク」×4に分けてしまう方がいいでしょう。凸凹が激しいとそこでつまづきやすくなってしまいます。
9. 迷わず行けよ、行けば終わるさ ← 止まれ!止まるのだ!
カートにモノをいれるのはあなたが止まっているときです。したがってデパートの中では止まらなくちゃいけないところがたくさん作ってあります。通路を狭くしたり、カラフルな飾りがあったり・・・。
仕事中に迷いは禁物。多少時間がかかっても、とにかく一筆書きで行ける最短ルートを決めてしまう。あとは、脇目もふらずにそのルートをひた走る。途中で迷ったり考えたりすると、心にスキマが生まれ、そこに脱線の誘惑がひたひたと忍び寄るのです。
そのためには、最短ルートを決める時間、すなわちその日のタスクに取りかかる順番をきちんとアレンジするための時間を確保する必要があります。この間は作業は進みませんが、後で取り返してお釣りが来ます。
10. 苦手タスクはしつこくリマインダー ← 高いものは通路の端に
よく買うものを通路の中ほどに配置し、高いものを通路の端に置いておくと・・・そう、何かを買うたびにあなたは高いものを”2回”目にすることになるのです!(入るときと出るとき)
先送りしてしまうタスクの共通点の1つは、苦手であるがゆえに関心が薄くなることです。得意なタスクは普段から繰り返し目にしたり、手にしたりしているため、一定以上の関心を持っていられるものですが、苦手なタスクはなるべく接点をもたないように忌避していますから、ますます「得体の知れない」感じが強くなり、いっそう近寄りがたくなります。
続きはまた明日。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.12.05 11:57





