思い通りに仕事を進める方法
2007.12.18
世の中の真理というのは見た目に相反するものだと思っています。止まって見えるものが実は高速で動いていたり、遠くに見えて近くにあったり。
仕事においても、この種の原理が働いていそうです。
例えば、自分の思い通りに仕事をしたい、と思えば、可能な限り多くの人や物を自分のコントロール下に置こうとするでしょう。そして、自分で自由に使える時間を増やそうとするはずです。権限も最高レベルのものを手に入れ、潤沢な予算を用意して…。
でも、実際のところは、すべてが思い通りになりすぎると、逆に何もできないものです。選択肢が豊富にありすぎて、どれも選べなくなってしまうからです。
制約が一切ない状態では、優先順位をつけることができず、従ってやってもやっても「終わった感」が得られません。
ちょうど休日の朝のような状態で、やることがたくさんあるものの、どれをどのような順番でやっても構わないという状況に置かれると、かえって迷ってしまうのです。
むしろ、「午前中しか自由に使えない」とか「電車に乗っている間しか読めない」という制約が人に行動をうながすのです。
そう考えると、一見矛盾するようですが、思い通りに仕事をするには、仕事の一部を思い通りにならないように細工してしまうことです。
例えば、「ランチは一人で食べない」はそういった“細工”の1つです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.12.18 15:58


