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あすなろBlogger

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続けるためのたった1つの方法

2008.07.31

» カワイタクヤの頭の中

■塵も積もれば山となるなら

ひとつひとつの塵の

純度を上げようと考えたのが

このモブログです。

毎日欠かさずチェックしているブログの1つが、カワイタクヤさんのこのブログ。

サイドバーにあるとおり、次の3つのルールに従って続けていらっしゃいます。

 1.肉体が移動中に
 2.最小限の言葉で
 3.携帯から書く


習慣を続けるコツは、それだけで1冊の本が書けるくらいのコンテンツになりますが(実際、たくさんの本が出ていますが)、一言でまとめようと試みるなら、いかにほどよい手応えを作り出すか、ということになると思います。

逆に言えば、多くの本の中で語られていることは、この手応えを作るための方法ということになります。続ける方法そのものではなく。


なぜ、手応えが作ることが続けることにつながるのか?

それは、続けるということ自体が「対」を成しているからです。

 ・黒と白
 ・前と後
 ・右と左
 ・ハレとケ
 ・押すと引く
 ・攻めと守り
 ・上げと下げ
 ・吸うと吐く

一番わかりやすいのは最後の吸うと吐く。息を吸うから吐けるのですし、吐くから吸える、というシーソー構造です。お互いがお互いのトリガーになり、そこにほどよい反動が生じるために、リズムが生まれ、その結果円環を成す、すなわち回路となって回り続けるのです。

カワイさんはブログを書く上で3つのルールを決めていらっしゃいますが、それぞれに「対」が隠れていることに気づきます。

 1.肉体が移動中に ←→ 肉体が停止中
 2.最小限の言葉で ←→ 最大限の言葉を尽くす
 3.携帯から書く ←→ PCで書く

そして、いずれも「非日常」に傾斜していることがわかります。

つまり、そうであるのが自然あるいは当たり前という「のれんに腕押し」をあえて否定して、わざわざ「非日常」な状況を選んでルールにしているのです。

言い換えれば、ルールによって負荷をかけていることになります。それが手応えとなって、回路が形成されているのではないか。

そんな風に思いました。


冒頭に引用した「塵も積もれば山となる」ということわざに対するコメントも、あえて通常の解釈を否定するところから、始まっています。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.31 22:56

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「ちょっと」を嫌味なく

2008.07.30

» 松下幸之助[一日一話]

ちょっと立ち寄って“去年の扇風機の調子はどうですか”と声をかける。また“お納めした品物の具合はどうでしょう”と聞いてみる。いわば“声のサービス”です。これは全くの奉仕で、それですぐどうこうというものではないでしょうが、ご需要家にしてみたらどんなに嬉しく、また頼りに思われることでしょう。

こういうことを自然にできるようになればいいな、とつくづく思います。でも、だからといってマニュアル化してしまうと味気ないものになってしまうのでしょう。

ファーストフード店などで「ご一緒にポテトもいかがですか?」というように、ルーチンに組み込んでしまうことで、モレはなくなりますが、代わりに心が失われるような気がします。

かといって、こうした標準化を意識せずに何とかしようとしても、時間ばかりかかってしまって本末転倒になりそうです。


この点については、以下でも取り上げました。

» いま扱っている商品は、完全なサービスのできる範囲内にあるか?

例えば、ファーストフード店やコンビニでの店員の対応は、多くの場合マニュアルに沿った紋切り型のものですが、さほど問題を感じない(ことが多い)のは、支障なく買い物ができているからでしょう。もちろん、中には無愛想な店員もいるかもしれませんが、そうであったとしても、正確かつスピーディーに対応してもらえれば、気にならないはずです。

そういう意味では、サービスとは加点法ではなく減点法で評価されるものといえるでしょう。すなわち、あるべき評価項目が先に決まっていて、そこからいかに漏れなく履行できるかが問われているわけです。


一言でいえば、手段はどうあれ、いかに相手(お客様)を大事にできるか、が問われることになりそうです。

ちょうど最近読み終えた『沈黙のクレーマー』という本が「クレーム」を題材にしながらも、この問題を掘り下げていて興味深かったです。メルマガでも取り上げましたので、気になった方は是非読んでみてください。


4413036808沈黙のクレーマー
宮崎 聡子
青春出版社 2008-07-01

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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.30 21:06

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「すぐ取りかかる」と「すぐ終える」は同義ではない

2008.07.29

実践が大切、知ったことは行動に移さないと意味がないなどとよく言われますが、いずれも別段新しいことでもないですし、理解困難なことでもないでしょう。

それでも、なかなか実行できない。

原因として考えられることは、

 「取りかかってもいいけど、最後までやり終える自信がない

という懸念。それがブレーキになっているのではないか、と思うのです。


そこで、

 ・とにかくすぐに取りかかること。
 ・ただし、やり終える必要はない。

ということにしたらどうでしょうか。


つまり、面白い話を聞いたり、良いアイデア思いついたり、ぐっと来るサイトを見つけたりしたら、それを忘れないうちにメモしておく。

もっと良いのは、やり始めてしまうことです。

メモする代わりに、後でそのメモを参照しながら自分が行うであろうことを先にやってしまうわけです。途中までで時間切れになったり力尽きたりしたとしても、そこには「始めた」という痕跡がくっきりと残ります。それが、種火になります。


これを説明するうえでうってつけの例が以下。

» Interview with Gina Trapani, Founder of Lifehacker - Morning Routine, Little Hacks with Big Results, and More… - The Blog of Author Tim Ferriss

For example, if I have an idea while I’m on line at the grocery store, instead of thinking “oh, I’ll write that down as soon as I get home,” I force myself to take out my phone and send myself an email or jot it down on a piece of paper in my pocket. If I get an email that requires a quick response, instead of moving onto the next one, firing off that response immediately and archiving the message. If I see a web page that looks like it might be a good Lifehacker post at some point, instead of just bookmarking it for later, creating a draft post in Lifehacker’s publishing system on the spot. This practice requires some discipline to develop, especially when you’re feeling lazy or distracted, but it can make a huge difference. Mostly, it’s about putting things in the right place as soon as you possibly can, to avoid having random stuff hanging around your mind and space.

3つの例が紹介されています。

●レジ待ちをしている間に何か良いアイデアを思いついたら、すぐにその場でメモする(携帯メールや紙切れメモ)
●すぐに返事の必要なメールを受け取ったら、即レスしてそのメールはアーカイブ(見えなく)してしまう
●ブログのネタになりそうなサイトを見つけたら、ブログの投稿画面を開いて記事を書き始める

いずれも、放っておくと後回しになりがちなものばかりです。

・良いアイデアを思いついた時なら、「家に帰ったらメモしよう」
・メールを受け取った時なら、とりあえず次のメールを読もう
・良いサイトを見つけた時なら、ブックマークしておこう

といった後回しです。これらの共通点は当たり前ですが「始まらない」ことです。

後回しにしたくなるのは、「始めてしまったら、やり終えなければならない」という気持ちがどこかにあるからではないでしょうか。それゆえ、「始める」ことを一時的に棚上げできるブックマークが活きるわけです。

でも、棚上げしたからには後で漏れなく棚卸しする必要があります。


棚卸しする手間を取るか、とりあえず種火を作る手間を取るか。ここが分水嶺になるでしょう。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.29 17:16

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オンライン作業は罠だらけ

2008.07.28

先日、仕事をしながら体験したこと。

●いつものように、デジカメからSDカードを抜いてノートPCにセットし、画像をコピーしていたところ、こういう手間を省くための「Eye-Fi」というプロダクトを思い出して、リサーチ開始。

見つかった記事を読みふけり、さっそく欲しくなったので購入方法を調べつつ、どうにかして購入。

●Eye-Fiは無線LAN経由で画像を取り込むものなので、外出先でもできるのだろうか、という疑問から現在は1つも入っていない無線LANサービスに加入しておいた方が良いかもしれない、ということで、リサーチ開始。

すぐに思いついたのはメインで使っているWILLCOMが提供する無線LANオプション。月額1600円だが、データ定額(月額1,050円)を申し込んでいれば700円になる(って合計したら足が出る!)。

●ちなみにデータ定額を申し込むほどのパケットを使っているかという疑問が生じ、WILLCOMの会員サービスにログインして、リサーチ開始。

過去2ヶ月間のパケット料金が判明。思ったほど使っていなかった。せっかく調べた情報なのでどこかにメモしておこうと思い立つも、どこにメモするかで悩む。とりあえずEvernoteかな、と思いクライアントソフトを起動したところ、新しいバージョンがあるとのことで、ダウンロード。

ついでに、FirefoxにEvernoteのブックマークレットを設定して、今後は素早くクリップできるようにする。

●続いて目に入ってきたcrossreviewというサイト(たまたま同じウィンドウの別のタブに開いていた)が目に入り、最近読み終えた本のレビューを投稿。

すると、今度はcrossreview内で新着レビューとしてナウシカのマンガが紹介されており「うぉー10年前に読んだなぁ!」と懐かしくなってレビューを読み始める。


一通り読み終えたところで、ハッと気づく。

そういえば、デジカメの画像をPCにコピーしていたところからずっと脱線し続けていたのだった。


・・・こういうことがあるので(意志が弱いので)、日に一度3時間程度、あえてノートPCを持ってカフェに行き、オフライン状態で仕事をする。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.28 23:29

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与えられた仕事で与える仕事を

2008.07.27


どんな仕事も、最初は「与えられた仕事」です。

右も左も分からない状況では、言われるままに手を動かすほかありませんから、これはある程度は仕方がないでしょう。

でも、それを当たり前のことだと思わずに、むしろ特殊な状況だと考えてみる。

与えられるまで待つのではなく、逆にこちらから働きかけて与えようとすることが望ましいですし、求められているからです。


では、何を与えるか?

それを知るには、今の自分が取り組んでいる仕事を次の2つに分けてリストアップするとよいでしょう。

 1.(誰かの指示で)やらされている仕事
 2.(自分の意志で)やっている仕事


その上で、「やっている仕事」に注目し、なぜその仕事に「自分の意志」を注ぎ込めるのかを考えてみることです。

いいかえれば、主体性を持って取り組めている理由を知ること。


それがわかれば、可能な限り「やっている仕事」に時間を充てるようにすることで、「与える仕事」を育てることができます。

このとき、肥料となるのが「やらされている仕事」なのです。


 「こんなことをするためにこの会社に入ったんじゃない!」

などと居酒屋でくだを巻いたり、腐ったりするのではなく、そういう思いを文字通り「腐葉土」として、吸収していくことで、結果として早く「与える仕事」に近づけるはずです。


以下の本の中で、著者の土井英司さんは次のようなことを書かれています。

4794215851「伝説の社員」になれ! 成功する5%になる秘密とセオリー
土井 英司
草思社 2007-04-17

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「会社にいながら自分の価値を高める」などというと、仕事が終わったあと技術を身につけるために専門学校に行く、あるいは通信教育を受けるといったことを考えがちです。

しかし今、就いている仕事があなたの望んだ職業なら、仕事の内容そのものを授業として考えることができます。

給料が安くても、それは授業料を払っているから、というわけです。

僕自身、毎日15時間働いて、12万円程度しか給料をもらっていない時期がありましたが、仕事そのものを授業と考えていたので、給料の安いことはまったく苦になりませんでした。

12万円は、本来の収入から授業料を支払った手取りと考えたのです。

すると、「授業料を払っているのだから、もっと学ばねばソンだ」という気持ちになり、仕事そのものに意欲がわいてくるから不思議です。

これぞまさしく、与えられている仕事から、将来自分が「世の中に与えるべき仕事」を生み出すための姿勢といえるでしょう。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.27 23:59

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SuicaカードとモバイルSuica

2008.07.25


昨日、DoCoMoの携帯電話を契約してモバイルSuicaほかを使い始めたことを書きました。契約したのが一昨日で、各種設定をしたのが昨晩。

そして、今日ようやくモバイルSuicaデビュー。

大丈夫だとはわかっていつつも、内心やや緊張しながら改札をタッチ。

・・・何の問題もなく通過。


今まで使っていたSuicaカードとの一番の違いは、利用履歴と残高が確認できる点。その他、モバイルSuicaを基準にして違いを挙げると以下の通り。

●モバイルSuica
利用履歴と残高の確認ができる
・新幹線で「タッチ&ゴー」ができる(チケットレス)
・いつでもどこでもチャージ可能(通信圏内)
オートチャージはない
・携帯電話の電池が切れると使えない(参考


●Suicaカード
・利用履歴と残高の確認はできない(改札通過時に残高を確認することは可能)
・新幹線で「タッチ&ゴー」はできない(チケット要)
・駅の券売機でしかチャージできない(※)
オートチャージを設定していれば、規定の額以下になると規定の額だけチャージされる
・バッテリーフリー


オートチャージが使えなくなった点は残念ですが、オートチャージには次のような制約があり、手動チャージになった今の方が個人的には都合が良いと感じています。


●チャージされるのは自動改札機を通過した時だけ

売店や自販機でジュースを買ったり、バスに乗ったりする際にもSuicaを使うのですが、Suicaカードの場合は、残額が確認できないため、常に「足りなかったらどうしよう…」という不安と背中合わせになります。

しばらく電車に乗らずに(=改札を通らない)、バスだけを使う日々が続くことがあるのですが(超個人的な事情!)、そうなると「そろそろ電車に乗らないとな…」などと余計な心配をさせられることになります。


●オートチャージの設定変更は「VIEW ALTTE」でしかできない

Suicaカードを使っていた折、残高が1000円以下になったら自動的に3000円チャージ、という設定にしていたのですが、買い物をすることも考えて、チャージ金額をもう少し増やそうかな、と思い立ちました。でも、この設定変更は「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)というJR東日本のATMコーナーでしかできません。

つまり、おいそれと変更できないのです。JR沿線に住んでいない(=PASMO沿線に住んでいる)自分としては、この点が意外と大きかったです。


この2つの制約は、モバイルSuicaを使うことで解消します。すなわち、好きな時にチャージができるからです。

ただし、この乗り換えの結果、Suicaカード側に残高が残ったままになってしまいました。JR東日本の窓口に行けば精算してくれるそうなのですが、JR沿線に住んでいない(=PASMO沿線に住んでいる)自分としては(以下略)。

<参考記事>
Business Media 誠:iPhone 3GにVIEWカードを貼ったらおサイフケータイになるか?

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.25 23:59

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EdyとモバイルSuica専用端末

2008.07.24

昨日のことですが、新たにDoCoMoの携帯電話を契約しました。機種はD705iμ。今年2月発売のFOMA端末で、ここ最近の機種では希有なストレートタイプ。

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通話もメールもウェブもメインに使っているWILLCOMでまかなえている中で、DoCoMoを買い足したのは、単純に以下の3つのサービスを使いたかったため。

 ・Edy
 ・モバイルSuica
 ・nanacoモバイル

実はこれまでもSoftBankの携帯電話(703SHfというVodafone時代の2005年モデル)をEdy端末としてホワイトプランで使い続けてきたのですが、ここに来てモバイルSuicaも使ってみたくなり、ついでにnanacoモバイルも入れてしまえ! という勢いに乗じての乗り換え。

Edy端末ゆえにこれまでに同端末で音声通話はもちろんメール送受信をしたことはなかったため、特にMNPするまでもなく個別に契約(DoCoMo)と解約(SoftBank)にての乗り換え。


しかし、契約時にDoCoMoショップでカウンターの向こう側に座っている、ラーメンズの小林賢太郎さんとヤッパの伊藤正裕社長を足して2で割ったような風貌の(個人的には嫌いじゃない)店員に言われた次のひと言に凍り付きました。

一度に登録できるのは2つまでです。

つまり、

 ・Edy
 ・モバイルSuica
 ・nanacoモバイル

の3つの登録はできないというわけです。そこで、とりあえず

 「あんまりセブンイレブンは利用しないよな、自分」
 「む、確かに」

という自問自答ののち、晴れて、

 ・Edy
 ・モバイルSuica

というツートップに収まったのでした。

ウェブは多少は使うかもしれませんが、なんせ最安プランのタイプSSのため、SoftBank時代同様、電話もメールも使わない魔封じ端末として使っていくことになりそうです。

それゆえに端末を選ぶ際にも、「おサイフケータイ対応で一番軽い」という条件で探しました(ワンセグとか必要なし)。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.24 23:59

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常識という定点

2008.07.22

» 松下幸之助[一日一話]

私たちを取り囲んでいる常識というものは、想像をはるかに越す根強さを持っています。しかし私たちは、その常識を尊ぶとともに、ときには常識から自分を解放することが必要だと思います。

ここで言う「常識」というのはヤドカリの殻のようなものでしょう。それがなければ身を守れない反面、それに頼ってばかりいると、いずれ成長とともに窮屈になってしまいます。

殻は経年劣化していき、宿主は日増しに肥大するからです。


別の見方をすれば、常識という“殻”は時間とともに劣化するとはいえ、そのスピードは緩慢なものですから、人の変化に比べれば普遍のものと見ても差し支えないでしょう。

そうなると、変わるものと変わらないものとの間でギャップが生じます。

例えば、行きつけの書店は1つの“殻”になります。日々移り変わる世の中の情勢や動向やトレンドに合わせて、書店に並ぶ本も入れ替わっていきます。世の中の変化と書店の品揃えの変化とは、そのスピードにおいてギャップがあるでしょうし、そもそも双方がお互いに影響を与えあう独立変数になりえます。

少し先のトレンドを紹介する本が売れることもあるでしょうし、逆にその本がベストセラーになれば、世の中の人の考え方も影響を受けるでしょう。

いずれにしても、書店という“殻”を定期的に観察し続けることは、流れの速い世の中の動きを知る上での定点観測ポイントになるはずです。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.22 12:09

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前向きでない人対策

2008.07.21

教室でも会社でもチームでも会議でもセミナーでも、およそ人が集まるところにおいては、温度差は必然です。

やる気まんまんの人もいれば、そうでもない人もいます。

集まっている人を率いる立場に立つと──教室なら先生、会社なら経営者、チームならリーダー、会議ならファシリテーター、セミナーなら講師──それは如実にわかるはずです。

ウオーキングドクターことデューク更家さんは、「そうでない人」対策について次のようなことを述べています。

とりあえず無視しておいて、向こうの目が輝いてきた瞬間を捉える。そして「良くなってきましたね」と声をかけ、一気に引き込んでいきます。(日経ビジネスアソシエ 2007年12月4日号 p.127)

これは、ウオーキング教室を開くと必ず何人かはいる「懐疑的な人」について、その対策を聞かれて答えたもの。


デューク更家さんは次のようなスタンスで臨むといいます。

 ●どんなに嫌な人でも、絶対に対立しない

1000人の中に1人だけ、そういう「嫌な人」がいたとしても、「その1人と喧嘩してしまうと、1000人との関係が死んでしまうから」というのがその理由。


人は、自分が思っている以上に人から見られているものです。目の前に障害が現れると、どうしてもその障害のことだけで頭がいっぱいになってしまいがちですが、そんな時でも、人から見られている、もっといえば、見てくれている人はいる、と思えれば、ずっと楽になれるのに、と思います。

「嫌な人」に直面したときでも、そのことで苦しんでいる自分のことをどこかで見てくれている人がいると信じて、その人のために、その人に向かって前向きに進みたいものです。


そういう意味では、目の前にいる「前向きでない人」というは、実は自分自身を映す鏡ではないか、と思えてきます。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.21 22:33

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行動を変えるには、その“動力源”に目を向ける

2008.07.17

昨日のエントリーでパーキンソンの法則に触れました。パーキンソンの法則とは次のようなものです。

第一法則 「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

第二法則
「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」


さらに、これら2つをまとめて次のようにも言われています(Wikipediaより)

より一般的に、「ある資源に対する需要は、その資源が入手可能な量まで膨張する」という形で述べることもできる。


ここで、ふと『シャングリラ・ダイエット』という本で紹介されている同名のダイエット手法のことを思い出しました。僕自身も断続的に取り組んでいるダイエット手法ですが、この手法は今回の文脈に即していえば、

 ・食欲という「上限」そのものを抑えることによって、
 ・食べるという行為の「膨張」を防ぐ

ということになります。


同書では、食欲の「上限」を「セットポイント」と呼んでいます。これは、エアコンのサーモスタットに似ているとされています。つまり、設定温度になるまでは運転し続け、そこに達したら停止する、という具合に機器を制御する要となるわけです。

同様に、食欲にも「セットポイント」があり、そこに達するまでは食欲は“運転”を続けようとするのです。

 「まだ食べてもいいだろう」

というより、

 「もっと食べなければ!」

くらいの勢いかもしれません。

時間管理においても「セットポイント」に当たるものはいくつかあるでしょう。1つは「締め切り」です。

 「締め切りまでまだ1週間以上あるから、まだ余裕だ」

といった具合です。それが、締め切り間際になると、

 「まずい、気づいたら明後日までだ! 早くやらないと」

ということで、やむにやまれず取りかかることになる、言い換えれば、あらかじめ設定された「セットポイント」に向かって動き始めるわけです。


そう考えると、コントロールすべきは行動そのものではなく、これを制御するサーモスタットにあたる締め切りであることがわかります。

あるいは、「ご褒美」もセットポイントになりそうです。

 「今週中に○○を終えることができたら、週末に映画に見に行っても良い」

といった条件を設定しておくのです。


何にしても、行動を変えたいのなら、その“動力源”に働きかけるのが手っ取り早く確実な方法であると言えるでしょう。


シャングリラ・ダイエット
セス・ロバーツ
フォレスト出版 ( 2008-06-06 )
ISBN: 9784894513051
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.17 18:50

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新聞休刊日を事前に知る方法を考える

2008.07.15

昨日は、新聞休刊日でした。

以下のようなページがあり、休刊日年間何日あるかは確認することができます。


2年ほどさかのぼって数えてみましたが、新聞休刊日は年間10回あるんですね。

で、そんな新聞休刊日をめぐって、Twitter上で金澤さんと以下のようなやりとりが昨日ありました(敬称略)。

大橋:今日は新聞休刊日 http://tinyurl.com/5p2mp3

金澤:あーこれチェックしておきたいですよね。前日にメールかtwitterで欲しいな。。

大橋:ですよね。僕の場合は紙の購読はしていなくて専ら「聴く日経」リスナーなので、朝のチェック時にPodcastに落ちてこないと「あれ?」と思うわけです。

金澤:僕は、朝ポストを開いて、ない!!ってことになると、電車の中での時間が…。。みたいになります。


年間10日程度なら、Googleカレンダーに登録して通知させるようにすればいいかな、と思ったのですが、同じようなことを考える人はいるもので、すでに多数の「新聞休刊日」公開カレンダーが登録されていました。

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ここまでできていれば、Twitterに通知させるのは難しくなさそうですね。
#ちなみに僕はやり方は分かりませんがー(他力本願モード)。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.15 14:26

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「これはブログにも書いたんですけど…」

2008.07.14

先日、ビジネス書の著者である知り合いに久々にお会いして、仕事の進め方その他について意見交換をする機会がありました。その内容については別の機会に改めるとして、今回ここに取り上げたいのは、彼の発した次の言葉。

 「これについてはブログにも書いたんですけど、なかなかいいですよ」


彼が最近始めたという仕事上のちょっとした工夫についての話題だったのですが、僕が、

 「へぇ~、それはおもしろいやり方ですね」

という感想を伝えたところ、上記の一言が返ってきたのです。

この一言は少なくとも次の2通りに解釈することができます。

 1.詳しくはブログにも書いてあるから、ご参考まで~
 2.いま知ったみたいだけど、ブログに書いてありますから!


もちろん、2.のほうはかなりうがったとらえ方というか、こちらが恐縮しすぎな感も否めませんが、先方としても、

 「あぁ~、そういえばブログでも書かれてましたよね!」

などと返される方がうれしいでしょう。そういう意味では、無意識にそのようなことを期待して、「だから普段からチェックしておいてもらえたらありがたいです」というメッセージが込められている、とも考えられます。


このように考えたのは、自分でも彼と同じような立場で同じようなことを言ったことがあるのを思い出したからでした。僕としても、1.のようなつもりで、

 「いま必死にメモしなくても、ちゃんとまとめてあるから大丈夫」

というくらいのニュアンスを添えたつもりなのですが、

 「普段から読んでおいてほしいなぁ」

という、ある意味で傲慢な態度として受け取られる可能性もゼロではないわけです。


今後は、確実に1.の意味として解釈してもらえるように言葉に気をつけようと思います。

・・・という内容の話をブログに書いたので、よろしければ後で見ておいてください。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.14 12:20

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期限、有限、上限、制限

2008.07.11

このところ「上限」や「制約」に関するエントリーを時折書いているのですが、

 ・上限を設けておくことの効用
 ・あえて上限を低めに抑える
 ・あえて制約を設けることの効用

今回もこの流れに沿った内容です。


» コンビニに行くのをやめて変わった事

今年の4月から、コンビニに行くのをやめた。 以前は毎日行って、弁当や雑誌や新発売のお菓子を買っていた。 でも全く行かなくなって3ヶ月が経過した。

きっかけは些細な事だった。
コンビニ弁当に飽きた。
ただそれだけだった。

しかしこの3ヶ月で生活に大きな変化が現れた。


ということで、8つの変化について書かれているのですが、後日書かれた「追記」に次のような一文がありました。

でも、コンビニに行かないっていう制約でこんだけ生活が変わると思わなかった。


インターネットの常時接続に始まり、コンビニやファーストフード店の24時間営業、そして携帯電話のパケット使い放題プランと、続々と便利になってきている昨今ですが、冷静に振り返ってみると、この便利さは「ニーズ狙い撃ち」から「ニーズじゅうたん爆撃」へのシフトによってもたらされているものといえます。

すなわち、「この時間帯にニーズがあるだろう」ということで、特定の時間帯に絞った展開をするのではなく、「いつ来るか分からない」ために、「いつ来てもいいように」ということで常に開いておくわけです。

使う側としては「いつでも使えて便利♪」という満足感が得られる反面、本来あるべきリズムが失われるというリスクをはらみます。このリスクははっきりと意識されることはほとんどなく、今回ご紹介したエントリー主の方が実感されているように、知らず知らずのうちに侵されている、という類のものです。

「本来あるべきリズムが失われる」ことによって生じる望ましくない事態の1つは、「いつでもできるのだから今やらなくてもいいだろう」という先送り志向が優勢になることが考えられます。


少し飛躍しますが、これは「生きる力」を脅かす要因になるのではないか、という気がしています。

身近なところでは、仕事をする上でのフォーカスが定まりにくくなるのではないかと思っています。すなわち、惰性でもってただひたすら仕事をこなすだけの状態に陥り、そうなっていることに自分で気づけなくなる、ということです。

うまくまとまりませんが、そんな感じです。。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.11 15:56

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いま扱っている商品は、完全なサービスのできる範囲内にあるか?

2008.07.10

» 松下幸之助[一日一話]

 どんないい商品があっても、サービスがそれに伴わなかったら、これはお客様にほんとうに満足していただけないと思います。むしろ、サービスに欠けるところがあったならば、お客様の不満を招き、かえって商品自体の信用を落とすことにもなりかねません。だからサービスとは、ある意味では製造なり販売に優先するほどのものだとも考えられます。

 サービスというものは、どんな商売にもつきものであり、したがっていかなる場合でも、完全なサービスのできる範囲で商売をしていくことが大切だと言えます。

ほとんど全文引用ですが、業種・職種にかかわらず、銘記しておきたい指摘といえます。


昨日の「架け橋」にも通じますが、自分ではどんなに良いと思っていても、それが相手にとって価値のあるものでなければ、買ってもらえないでしょう。一度や二度であれば買ってもらえるかもしれませんが、買い続けてもらうのは難しいはずです。

自分が買う側の立場になったときのことを思い浮かべてみればわかるでしょう。繰り返し買いたいと思える商品、あるいはお店というのは、気持ちよく買い物ができるという要件を満たしているものです。それは、店員が笑顔で応じてくれるかどうか、という文字通りの“サービス”というより、待たされることなく、間違いなく、不愉快な思いをさせられることなく買い物ができることです。

例えば、ファーストフード店やコンビニでの店員の対応は、多くの場合マニュアルに沿った紋切り型のものですが、さほど問題を感じない(ことが多い)のは、支障なく買い物ができているからでしょう。もちろん、中には無愛想な店員もいるかもしれませんが、そうであったとしても、正確かつスピーディーに対応してもらえれば、気にならないはずです。

そういう意味では、サービスとは加点法ではなく減点法で評価されるものといえるでしょう。すなわち、あるべき評価項目が先に決まっていて、そこからいかに漏れなく履行できるかが問われているわけです。

これは、出題範囲が決まっている資格試験に近いかもしれません。それがゆえにマニュアル化によって対処できる、というより、マニュアル化が手っ取り早いのでしょう。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.10 13:34

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聴衆との間に関係性の架け橋をわたしているか?

2008.07.09

» 生命保険 立ち上げ日誌: 気鋭のベンチャー経営者たちに学ぶプレゼン術

6. 「他人事」ではなく「自分ごと」とrelateしてもらえるか?

その際のポイントは、「共感・共鳴」「自分ごと」="relevance" のネタ仕込み

  「あー、確かにそういうことあるある」
  「確かに、こういうのがあったら超便利だよね」

と思ってもらえるかではないか。

これに対して、

  「理屈では分かるんだけど、自分はいいや(他人事)」

と思われるようだったら、アウト。


プレゼン術のポイントが10個紹介されているのですが、中でも目に留まったのが6つめのポイント。

一対一で話している時とは違い、一対多で話をすることになるプレゼンにおいては、意識して多数の相手と自分との間に関係性の架け橋をわたす必要があります。


これで思い出したのが、ジャパネットたかたの高田社長のプレゼン術。

» 【12】ジャパネットたかたの本当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

 高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに心を砕くのが常だ。

 「家族だんらんかあ。懐かしいなあ。ばあさん、わしの年金の積み立てで買ってもいいかなあ」

 あのハイトーン、ハイスピード、長崎なまりもすごいけど、高田社長が本当に優れているのは「幸せのイメージを伝える力」なのだ。


このあとで、700万画素のデジカメを紹介した際の優れたプレゼン術が語られているのですが、これこそ「架け橋」といえます。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.09 19:27

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あえて制約を設けることの効用

2008.07.08

最近読んだ次の4つの記事には共通点があります。それは、制約を設けることによってブレイクスルーが得られること。


「わたしはこのようにして電子メールの魔の手から逃れた」 | Lifehacking.jp


問題は、彼はスペイン沖のカナリア諸島に住んでいて、ニューヨークの社員と、オランダの社員と時差を越えてやりとりをしなければいけないという点です。

コツとなるのは「デフォルトの通信手段が電子メール」という状態にメスをいれて、「じゃあ、この件は掲示板に会話を移すね」「じゃあ、この添付ファイルはみんなが使うかもしれないから SNS に貼っておくよ」という具合に、必要に応じたツールを最も能率が高い形で使うということのようです。

置かれた環境が制約であり、発想はおのずとそこから抜け出す方向に向かう。


メールを制限すると、上質なコミュニケーションが増える? | Lifehacking.jp


この会社では、あえて「金曜日はメールでの連絡を禁止する」ことによって電話による連絡、直接の会話などを促進しようと考えたのだそうです。2ヶ月半の実践で、最初は反対していた人もこのポリシーが賛同するようになり、月曜から木曜の間も意味も無くメールを送るのではなく、近くにいるようだったら電話をしたり、直接合うような習慣が社員にうまれたということでした。

あえて制約を設けることによって、思わぬ効用が生まれる。


シロクマ日報 > ネットワークから閉め出される幸せ : ITmedia オルタナティブ・ブログ


なぜ有機農業が取り組まれたり、都市農業が行われるようになったのか。その背景には、ソ連崩壊とアメリカの経済制裁があります。キューバは社会主義国家として、他の共産諸国との経済的な結びつきを深めていました。しかしそれが仇となって、ソ連/共産圏の崩壊の影響をもろに被ってしまったわけですね。さらに隣国アメリカによる経済制裁が行われていたこともあり、必要な物資が手に入らない危機的状況に突入してしまった――そこで機械や農薬を必要としない有機農業に取り組まざるを得ず、さらに都市部に住む人々も農業に参加していった、という経緯があったそうです(この辺りの経緯に興味のある方は、こちらのページに詳しい解説があります)。

環境の変化によって、制約が生まれ、それが行動を促す。


アイデア創発の素振り:「はてなタクシー」に学ぶ――新事業アイデアを見つける方法 (2/2) - ITmedia Biz.ID


この「はてなタクシー」という発想方法を要約し、この連載スタイルで表現するなら、3つのステップになる。 1. 既存事業の基本的条件をリストアップする。 2. どれか1つをなくす。その状態を端的に表現する(例:道を知らないタクシー運転手モデル) 3. その事業が意味をなすとしたら、どんなものだろうか。アイデアを出す。  あなたに、ブレインストーミングのメンバーがいるのであれば、この3ステップを踏まえて、ブレストしてほしい。もしあなたが一人でアイデア出しをしているのであれば、ノートに向かって、この3ステップを行ってほしい。

欠かせない要件をあえて外すことによって、制約を作り出し、発想を喚起する。

行き詰まった時こそ、制約の力を活かすべき時かもしれません。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.08 14:23

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仮眠の効果は3分後にやってくる?

2008.07.07

ランチ後などに10分でも15分でも仮眠をとることで、午後の仕事がはかどった、という経験をお持ちの方は少なくないと思います。個人的にも、毎日ではないですが、特に前日の睡眠が不足した場合にはこれを補う意味もこめて仮眠をとるようにしています。

確かに仮眠をとると、あたかも霧が晴れるかのように頭がスッキリするのですが、場合によっては余計に眠くなって仕事に差し支えることもあるように感じています。こうした「欠陥」があると、人はそこから遠のくようになります。たとえそれが些細なものであっても、です。

例えば、毎日使うメールソフトが3日に1回の割合でハングアップして、高い確率でデータが破損するというリスクがあるとしたら、おそらくそのメールソフトを使い続けるのはためらわれるでしょう。一度でもそのような被害を受ければ、必要以上に警戒するようになるからです。障害の発生確率を過大評価するようになるのです。

とはいえ、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざの通り、その頻度が十分に低ければ、“警戒レベル”もさほど高くせずにすみます。例えば、僕自身が使っているBeckyというメールソフトは、時折ハングアップすることがあります。その頻度はきちんと測ったわけではありませんが、月に2回程度というところです。

それでも、次の理由で今のところBeckyから離れるつもりはありません。

 1.ハングアップしても、その時点で編集中だったメールは草稿箱に残る
 2.ハングアップの引き金となる事象がだいたい把握できている

つまり、ハングアップによるダメージは、強いて言えば一時的に作業が中断させられることにとどまり、データが失われることはないのです。また、どんな操作をしたときにハングアップするのかもだいたい把握できているので、

 「こういう操作は危険だな」

という勘が働くため、“事故”の頻発は避けられていることもあります。


この考え方を仮眠に応用するなら、安心して仮眠をとるためには、少なくとも次の2つの条件を満たす必要があります。

 1.仮眠をとったら、期待する効果が高い確率できちんと得られること
 2.どんな状況下でも一定品質の仮眠がとれるように訓練しておくこと

2.については条件を変えながら試行錯誤を繰り返すほかありませんが、1.については、自分なりに仮眠というブラックボックスの機能を知っておくことです。

その1つが、「仮眠の効果は3分後にやってくる」です。

まったくもって個人的な体験をベースにした話ですので、誰にでも当てはまるわけではないかもしれませんが、仮眠後の自分の体調を自己診断してみると、起き抜けこそ、

 「もう少し寝たい」

と感じるものの、起き出して仕事に戻ってほどなくすると、ふいに頭がスッキリしてきて、気づくと仕事に没頭している、ということが多いことに気づきました。

つまり、仮眠の効果は少し遅れてやってくるのではないか、という仮説です。もしこれが間違っていたとしても、起きるときにこの“特性”を思い出せれば、

 「起きてしまえば、頭がスッキリしてくるはずだ」

という経験からくる確信の後押しを得て、起きやすくなるのではないか、と思っています。少なくとも僕自身はこの仮説に沿って仮眠の効果を実感しています。ある意味、プラシーボ効果といえるかもしれませんが…。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.07 22:55

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少し早めの夏休みで、

2008.07.02

今日から南の島に来ています。

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前回のハワイでもそうでしたが、今回のグアムも、有料ですが、ネットにつながるホテル泊のため、ブログも仕事もほどほどにできそうです…。

本来であれば、PCレスで休みたいところですが、PCがないと逆にストレスになるため、身を置く環境を変えるところに重きを置いています。


ともあれ、今日から土曜日の晩までこちらで過ごします。ちなみに、グアムと日本の時差は1時間(日本の15時はグアムの16時)です。


<関連>
ハワイに来ています
休暇の効用
ハワイと日本の時差対策
ハワイから日本に帰ってくる時の時差ボケ対策
ひとけあんまりない、ピトケアン諸島

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.02 14:57

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あえて上限を低めに抑える

2008.07.01

最近、メインで使うノートPCを買い換えました(ThinkPadX300というレノボの機種です)。通常は買い換えるたびにスペックがアップするものですが、今回の買い換えでは一部のスペックが落ちました。

具体的には、ディスクの容量です。90GBから64GBと約3分の2になります。

普通に考えれば、このようなスペックダウンは到底受け入れがたいところでしょう。でも、今回購入したPCは、SSDと呼ばれる、フラッシュメモリドライブをハードディスクの代わりに搭載しており、スピードと燃費の向上を実現しています。

» SSDとは 【フラッシュメモリドライブ】 (Solid State Drive) - 意味・解説 : IT用語辞典

SSDはHDDのようにディスクを持たないため、データの読み書きの際に読み取り装置(ヘッド)をディスク上で移動させる時間(シークタイム)や、ディスク上の目的のデータがヘッド位置まで回転してくる時間(サーチタイム)が存在しない。このためデータの読み書きがHDDに比べて劇的に高速化されている。またHDDのようにモーターを使ってディスクを回転させる必要がないため、消費電力も大幅に少なくなっている。さらに、衝撃によって破損しやすいディスク駆動部分が存在しないため、耐衝撃性もHDDに比べて高いと言える。 … 続きを読む  ただし、同じ容量で比較するとフラッシュメモリはハードディスクに比べて高価なため、大容量化して利用するのが難しいという欠点がある。このため、HDDとSSDを併用し、HDD内のの頻繁にアクセスされるデータのみをキャッシュとしてSSDに格納しておくといった使い方も考案されている。

新しいPCにデータを移行するにあたり、実に久しぶりにデータの“棚卸”を行いました。驚いたことに、半分近くを占めるファイルを整理することができました。何となく「使うかも知れない」という理由で残していた過去の仕事の資料やデータですが、結局5年以上使われることなくPCからPCへと受け継がれていることがわかり、今回の整理でお役ご免となったわけです(もちろん、完全に削除するのではなく、持ち歩くPCからは切り離して、自宅サーバに移管します)。

64GBという上限が生まれたことで、こうして整理の機会に恵まれたわけです。ここから学べることは、あえて上限を低めに抑えることで、マンネリを打破するきっかけが得られる、ということではないでしょうか。

「たくさんあるからよかろう」ということで不必要にリソースを浪費していることは他にもありそうです。

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.07.01 12:02

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