「フランクリンの十三徳」に学ぶ
2008.09.04
こちらで取り上げた「クレドカード」ですが、歴史上で著名な最初の「クレド」的な事例として、フランクリンの十三徳というのがあります。
以下で紹介しています。
●5分で読むビジネス書:フランクリンが実践した良い習慣の作り方と続け方──『フランクリン自伝』 - ITmedia Biz.ID
- 節制 頭や体が鈍くなるほど食べないこと。はめをはずすほどお酒を飲まないこと。
- 沈黙 他人あるいは自分に利益にならないことは話さないこと。よけいな無駄話はしないこと。
- 規律 自分の持ち物はすべて置き場所を決めておくこと。仕事は、それぞれ時間を決めて行うこと。
- 決断 なすべきことをやろうと決心すること。決心したことは、必ずやり遂げること。
- 節約 他人や自分に役立つことにのみお金を使うこと。すなわち無駄遣いはしないこと。
- 勤勉 時間を無駄にしないこと。いつも有益なことに時間を使うこと。無益な行動をすべてやめること。
- 誠実 だまして人に害を与えないこと。清く正しく思考すること。口にする言葉も、また同じ。
- 正義 不正なことを行い、あるいは、自分の義務であることをやらないで、他人に損害を与えないこと。
- 中庸 何事も極端でないこと。たとえ相手に不正を受け激怒するに値すると思っても、がまんしたほうがよいときはがまんすること。
- 清潔 身体、衣服、住居を不潔にしないこと。
- 冷静 つまらないこと、ありがちな事故、避けられない事故などに心を取り乱さないこと。
- 純潔 性的営みは、健康のためか、子供を作るためにのみすること。性におぼれ、なまけものになったり、自分や他人の平和な生活を乱したり、信用をなくしたりしないこと。
- 謙譲 イエスおよびソクラテスを見習うこと。
フランクリンと同様、これらすべてを同時に実現するのはたいへん困難といえます。それゆえ、今の自分にとって最も優先すべきと思える「徳」を選んで、それに集中して取り組む、逆に言えば、選ばれなかった「徳」については忘れてもいい、というくらいの姿勢でいるほうがいいのでしょう。
その際、自分なりに実践しやすい形に書き換えることをおすすめします。
例えば、最初の「節制 頭や体が鈍くなるほど食べないこと。はめをはずすほどお酒を飲まないこと」であれば、
- 21時以降は一切飲み食いしない
といった具合に、できたかできていないかが明確に判定できるようなルール文にするのです。さらに、「できたかできていないか」を毎日書き込むための表を用意するとなお良いでしょう。
これについては、こちらに載せています。
形式はどうあれ、
- やるべきことが目に見える形になっていること
- やるべきことができたかどうかをチェックする仕組みを持つこと
- この仕組みを回す習慣を持つこと
という3点を満たしておくことです。
▼次にすること:
・「クレド」を実践する仕組みを作る、あるいは見直す
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.09.04 18:58







