ホームライティングとアウェーライティング
2008.11.05
引き続きゲラ戦記の渦中にいます。
これまでに共著も含めて6冊の本を書かせていただいていますが、同じ文章でも書く媒体によってその書きやすさがぜんぜん違います。例えば、次の3つでは、番号の順番に書きにくくなっていきます。
1.ブログエントリー
2.ウェブの連載記事
3.書籍本文
下に行くほどにアウェーになっていきます。ホームグラウンドである自分のブログは、どんな人が読んでくれているのかがトラックバックやブックマークなどでだいたい把握できているという安心感があるために、書きやすいのでしょう。
それが連載記事となると、一見のお客さんも見に来られますから、少し構えて書くことになります。それでも、ウェブで読んでくださっているということは、それなりに共通理解のある方である可能性が高いため、まだ書けます。
書籍となると、とたんにキーボードの動きが鈍くなります。一つには、読者の方のリテラシーの振れ幅が非常に大きい(と感じている)ためです。
同じことを書くのにも余計に気を遣うのです。
例えば、何の断りもなく「RSSリーダーでブログを読む」などと書いたら、わからない人もいるかもしれない、ということで、「RSSリーダーというのは・・・」とか「ブログを読む時には・・・」などと、わかっている人には当たり前な説明も改めて書く必要に迫られるのです。
このことについては、以前、佐々木正悟さんとも意見交換をしたことがあるのですが、おもしろいことは彼の場合は書籍よりもブログのほうが書きにくいのだそうです。
だからこそ、毎月のように新刊を出せるのか、と納得した次第です。
▼次にすること:
・引き続き、ゲラ戦記を善戦する
▼明日やめること:
・19時以降の飲食(夕食は19時までに終わらせる)
※「やめること」を書き始めた理由はこちら。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.11.05 23:59





