1月の振り返り
2010.01.31
今月は集中的にエントリーしました。
どういう書き方がいちばんしっくり書けるか、まさに「自らの所」を探っていたわけですが、後半は『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』をテキストにすることでテンポ良く書くことができました。
振り返りも兼ねて、個人的に思い入れのある記事を5本リストしておきます。
1.再読のススメ
そんな中でも、やはり自分の書き込みは興味深いものです。書かれていることは間違いなくその本から着想を得たことであり、同時にそのときの自分が何を考え、何を課題に感じていたのかが浮き彫りになるからです。本の内容は変わりませんが、時を隔ててそれを読み返す自分は大きく変化を遂げている。その間をつなぐのが余白の書き込みなのです。
2.省スペースでたっぷり収納!回転式本棚7段
1段あたり4区画×全7段=28区画あり、厚さにもよりますが、冊ほど収容できますので、平均して220冊ほどがわずか40センチ四方の空間に収まる計算です。本棚は置けないが中途半端に余っている空間があるなら、220冊収納の余地アリです。
3.習慣を入れ替えるには、きっかけをまず変える
大事なことは、目に見える表面的な振る舞いを真似るのではなく、そのような振る舞いを規定しているところの考え方を真似ることです。獅子舞の動きより中の人の動きに注目すべき、とでも言いましょうか。いずれにしても、そこにリプレイスメントのカギがあるはずです。
4.量稽古しかない
確かに、類型が適切にマッピングされたマトリクス図は美しいものです。でも、そのマトリクス図から学ぶべきは、マトリクス図という結果ではなく、それが描かれるまでのプロセスです。プロセスを学ぶためのショートカットは残念ながらありません。だからこそ、限られた時間でいかに多くのプロセスに触れることができるかが重要になってきます。それは量稽古であり、長期的な成長の糧でもあるのです。
5.ScanSnapのキャリアシート
紙をセットするときにゆがんでいたり、紙自体が薄かったりすると、紙送りの際にずれてしまうのです。上記の失敗は雑誌のスキャンなのでまだいいですが、提出する証明書類の控えのためにスキャンするような場合は、代わりがないのでこうした失敗は許されません。そこで便利なのがScanSnapに付属してくる以下の「A3キャリアシート」。ちょうどクリアフォルダのような材質で、挟み込むことで原稿を保護するのです。
ドラッカーからの学び
以下の5つの問いを得ました。
来月も引き続きこの本から学び取って行こうと思います。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.31 07:20
強みを軸にコイルを作って機会を引き寄せる
2010.01.30
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
23.自らの所を知り、機会をつかむ
自らの強み、仕事の仕方、価値観がわかっていれば、機会、職場、仕事について、私がやります、私のやり方はこうです、こういうものにすべきです、他の組織や人との関係はこうなります、これだけの期間内にこれだけのことを仕上げます、と言える。
ホームとアウェーという言葉があるが、今の自分の仕事がどちらなのかを確かめる。あるいは、仕事を変えようとするときにまた考える。アウェーに向かおうとしているのか、ホームを築こうとしているのか。
常にホームに向かってフォローであり続けなくてもいい。最終的にホームにたどり着くための必要なアウェーと認識できていれば、目の前のアゲインストを受け容れることができる。
ここで言うホームこそが「自らの所」であり、ここに少しでも近づくために日々行動を積み上げる。それがいわゆるキャリアとなる。これは会社員であろうとフリーランスであろうと変わらない。
逆に言えば、1つの仕事を長く続けようと、複数の仕事を転々としようと、本人の中で一貫した筋が通っていれば(あるいは、そうした筋を見いだせれば)、その連綿と続くプロセス全体が「自らの所」となる。コイルの周りに磁界が発生するように、
キャリアについては、次のように総括されている。
「最高のキャリアは、あらかじめ計画して手にできるものではない。自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむ用意をした者だけが手にできる」
強みを軸とした「自らの所」というコイルの周りに、機会が引き寄せられる。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
独立する前にこの本があったら良かったのに、と読みながら何度も思った。
↓以下のセミナーにご参加予定の方は、ぜひご一読を!

2/12(金)名古屋、2/24(水)東京、2/27(土)大阪、にて開催。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.30 22:57
自分はどんな顧客の悩みを解決したいのか?
2010.01.30
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
55.理想のマーケティングとは
消費者運動こそ、企業にとって機会である。なぜなら、マーケティングを企業活動の中心に置かざるをえなくなるさせるからである。マーケティングは基本中の基本の活動である。販売部門を強化してそこにマーケティングを任せるというわけにはいかない。それは専門化すべき活動ではなく、全事業にかかわる活動である。
同じページで、
- 「販売とマーケティングは逆である」
- 「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」
「消費者運動」を個人の仕事に置き換えれば、やらなければならない仕事があるのにいっこうに手がつけられないこと、いわゆる現実逃避(言わばストライキ)となるだろう。
やり方の問題、という切り口もあるが、それは「販売」、すなわち方法論・ハウツー・ノウハウの問題といえる。これとは別に、やらなければならない仕事にスムーズに取りかかれるようになることが「マーケティング」のゴールになる。
ではこの文脈における「マーケティング」とは何を指すか?
それはこちらで書いた「何によって憶えられたいか?」という問い、およびこちらで書いた「顧客の欲求に応えられているか?」という問いと密接に関係している。
この2つを組み合わた「自分はどんな顧客の課題を解決したいのか?」という問いの答えが「マーケティング」ということになる。
何を差し置いても「その人」の役に立ちたい! 「その人の課題」を解決したい!と思える一所(ひとところ)を一刻も早く見つけること。あらゆる経験はこの一所を見つけるためにある、と言っても過言ではない。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.30 21:45
それは本当に自分がすべきことか?
2010.01.29
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
96.ボトルネックはトップに
ボトルネックはボトルのトップにある。いかなる組織といえどもトップを超えて優れたものとはなりえない。大きな構想を持つことも、卓越した仕事ぶりを示すこともできない。
これは個人にも当てはまる。やたらと手足を動かしていても思考(トップ)が停止していれば成果は出ない。思考を重ねて最短ルートをはじき出し、一点に集中して行動を注ぎ込むことによって初めて次のステージに進める。
本文後半の次の一言は特に記銘しておきたい。
重要でないことに時間と労力を小出しに使い、重要なことをおろそかにすることは避けなければならない。
当たり前のことのようだが、実践は容易ではないだろう。なぜなら具体的に何をすれば実践したことになるかが明らかでないから。
そこで時間をお金に置き換えればいい。次のように書き換えられる。
「重要でないものにお金を小出しに使い、重要なものを買えなくなることは避けなければならない」
これを実践するためには、家計簿をつけること。しばらくつけていけば、なぜ月末近くになってお金が足りなくなるのか? なぜいつまでたっても欲しいものが買えないのか? その理由が明々白々となる。
何にどれだけの時間を使ったのかをきっちりと記録をすることで、“トップ”の適切な判断を導き出すことができる。“時間簿”の振り返りは週次レビューですべきことの1つである。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.29 09:15
成長スピードを飛躍的にアップさせる秘訣
2010.01.28
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
1.何によって憶えられたいか
「今日でも私は、この問い、つまり何によって憶えられたいかを自らに問いかけている。これは、自己刷新を促す問いである。自分自身を今日の自分とは若干違う人間として見るよう仕向けてくれる問いである。」
別の箇所で「『今答えられると思って聞いたわけではない。でも50になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ』」という、ドラッカーの学んだ宗教の先生であるフリーグラー牧師の言葉が紹介されている。
自分の専門分野を1つ定め、これを深く探究・追究していくことは自らの刃を研ぐこと。鋭さを保つことによって、一定の注目を維持することができる。
著者は、1年に2度、この問いを自らに問いかけることをすすめているが、日々のレビュー、週次のレビューに加えて、半年ごとのレビューを特別に設けて欠かさずこの問いにさらされるよう、仕組んでおきたい。
良書・良師の良訓に接する機会は無数にあるが、これをきちんと活かしている人はさほど多くない。きちんと活かしている人は意志の強さもさることながら、それ以上に意志の力に頼らなくても済むように習慣の力をうまく利用しているもの。
どんな本からも、どうすれば習慣を定着させることができるか、という問いをもって読み込むことで必ずヒントが得られるはず。
そうして良訓の“受け皿”ができれば、成長スピードは飛躍的にアップせざるを得ない。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.28 17:55
顧客のどんな欲求に応えられているか?
2010.01.27
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
54.事業を決めるのはあなたではない
事業が何かを決めるのは顧客である。社名や定款ではない。顧客が満足する欲求が事業を決める。事業は何かとの問いに対する答えは、事業の外部、すなわち顧客が市場の観点から事業を見ることによってのみ得られる。企業が社会の機関である以上、事業の目的は社会に求めなければならない。
会社員からフリーランスになる、という変化は直接的に社会の機関になる、ということ。会社に所属している限り社会とのつながりは間接的にとどまる。“プール”から“海”に飛び出すようなもの。
“海”で仕事をする上で大切なことは、その仕事の成果を心待ちにしている人の欲求を満たすこと。ラーメン屋であれば空腹を満たすこと、歯医者であれば痛みを取り除くこと。
もちろん、ラーメン屋に会話を求める人もいれば、歯医者にホワイトニングを求める人もいる。
そういう人たちは、単に空腹を満たすだけのラーメン屋や、痛みをの取り除くだけの歯医者では満足しない可能性がある。
ラーメン屋だからといって求められているのはラーメンだと思わないこと。歯医者だからといって仕事は歯の治療だけだと思わないこと。
もし、今の仕事がうまくいっているとしたら、それはあなたの提供している商品やサービスが受け容れられているという表面的な解釈からさらに一歩踏み込んで、顧客があなたの商品やサービスでどんな欲求を満たしているのかを考えてみる。
逆もしかりで、うまくいっていないとしたら、顧客のどんな欲に答えられていないのかを考えてみる。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
独立する前にこの本があったら良かったのに、と読みながら何度も思った。
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2/12(金)名古屋、2/24(水)東京、2/27(土)大阪、にて開催。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.27 22:30
かばんに風呂敷を忍ばせる
2010.01.26
出先で急に荷物が増えてしまうことがあります。
そんなとき、大きめの紙袋を調達できればいいですが、それが難しい場合は困ってしまいます。
そこで最近始めたのが風呂敷を持ち歩くこと。折りたためば荷物になりませんし(そもそも布ですから)、持っていることを忘れるほどですが、使う段になると急に存在感が増す。
最近は、おしゃれなデザインの風呂敷も増えており、選ぶのも楽しいです。
包み方にもいろいろあり、奥が深いです。以下の本を読んで試行錯誤しています。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.26 23:59
ScanSnapのキャリアシート
2010.01.25
購入以来、使わない日がないくらいに大活躍のScanSnapですが、ときどき以下のような失敗をしでかします。
紙をセットするときにゆがんでいたり、紙自体が薄かったりすると、紙送りの際にずれてしまうのです。上記の失敗は雑誌のスキャンなのでまだいいですが、提出する証明書類の控えのためにスキャンするような場合は、代わりがないのでこうした失敗は許されません。
そこで便利なのがScanSnapに付属してくる以下の「A3キャリアシート」。ちょうどクリアフォルダのような材質で、挟み込むことで原稿を保護するのです。
枚数が多いと、このシートの出し入れが煩わしくなりますが、ちょっと控えが欲しいだけ、という場合には美しくスキャンできるので重宝します。
もっとも、別にフラッドヘッドのスキャナや複合機を所有しているなら、そちらでスキャンなりコピーなりしてしまう方が手っ取り早いかもしれません。
#どうでもいい話ですが「キャリアシート」という言葉を目にするたびに、就職や転職のことをイメージしてしまいます。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.25 23:59
毎日不満に思っていることを書き出す
2010.01.23
先日、『あたりまえだけどなかなかできない 起業のルール』の著者、四ッ柳茂樹さんの出版記念セミナーに参加したのですが、その中で四ッ柳さんの言葉に次のようなものがありました(※本セミナーにはハッとさせられる言葉がたくさんあったので、少しずつご紹介しています、前回はこちら)。
当事者意識とは、自分だったらどうするかを考えること。
「当事者意識」という言葉を知っている人は少なくないでしょう。でも、これを実践できている人はどれだけいるでしょうか。皆、人のことは文字通りヒトゴトであって、まずは自分です。
でも、誰かの役に立とうとすれば、その誰かがどんなことで困っているかを明らかにする必要があります。つまり、その誰かの意識を乗っ取る、ということです。
攻殻機動隊というアニメ作品に「視覚を乗っ取る」という文字通りのハックが何度か登場しますが、乗っ取ることによって、その人の視線で世界をのぞき見ることができるようになります。
つまり、自分ではわからなかったことが、誰かの視点を介することで見えてくるのです。
「へー、この人の目から見ると世界はこんな風に見えるのか!」
そこで、注意を向けたいのが、そのようにして見えた新しい世界観で何が不満(あるいは不便)に感じるかということ。
例えば、僕自身ときどきやってみるのが、小学生と同じ目線で歩き回ってみること。少し歩きづらいですが、中腰でウロウロするのです。手始めは家の中でもいいでしょう。
すると、大人な自分にとってはらくらく手が届く食器棚に届かない。そもそも棚の中身が見えません。これは不安です。不安はやがて不便になり、不満になるでしょう。
ここで大人の目線に戻って、そんな不満を感じたとき、自分だったらどうするかを考えてみます。一度中腰になってみたことで、不安や不便や不満を疑似体験していますから、よりリアルに考えられます。
四ッ柳さんの言う「自分だったらどうするかを考える」とはそういうことだと考えています。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.23 23:59
iPhone3GS+Pocket WiFiで常時WiFiを実現する
2010.01.21
iPhone3GSを使っていますが、Phoneすなわち電話機能はほとんど使っていないので本日3Gをオフにしました。

普段はPocket WiFi(PW)を持ち歩いているので、通信は問題なくできます。PWのバッテリーがなくなれば充電します。WiFiが圏外でも3Gでつながるケースもありますが、その場合はあきらめます。
WiFiと3Gの両方が使えればカバーできる範囲が広がりますが、それはすなわちずっとオンライン状態ということ。ウェブやメールやツイッターに時間を惜しみなく提供することを受け容れるということです。
それはそれで楽しいのですが、その一方で人生にはオフラインが不可欠だと思っているので、WiFiが届かないエリアに来たら、素直に本を読むことにします(幸いにして読むべき素晴らしい本がたくさんあります)。
PWのバッテリーは公称4時間もつと言われていますが、これは体感値とも一致しています。とはいえ、滞空時間が伸びればどこかで切れてしまいます。都度電源や回線をオフにすれば少しは延命できますが、やはり面倒。
そこで、以下のようなバッテリーを持ち歩いて充電します。
ただし、通信中は充電ができません(仕様)。つまり、電池が切れたら充電が完了するまで(もしくは必要なだけ回復するまで)は通信ができないのです。これは不便。
そこで、E-MOBILE公式にはサポートされていませんが、以下のプラグを間に挟むことで通信中も充電ができるようになります(ホワイトもあります)。
充電中は以下のような感じになります。
なお、もう1つ映っているプラグは以下。
・・・なんだか商品紹介ばかりになりましたが、このラインナップで使い続ける限り、SoftBankの請求金額は下がりますので差額で元が取れるはずです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.21 17:55
レシピよりキッチン
2010.01.20
週に1度、パーソナルトレーナーであるTさんのもとで筋トレをしていますが、時折ハッとさせられる言葉を受け取ることがあります。
例えば、レシピよりキッチン。料理を作るときにレシピがあれば楽においしく作れるため、多くの人がこぞってレシピを買い求めます。でも、いくらレシピという料理ノウハウを手に入れても、料理を作るためのキッチンが料理しやすいものになっていなければ、ノウハウが活かせません。
このことは、トレーニングにも言えるといいます。
そもそも僕自身がパーソナルトレーナーに教えを請うキッカケとなったのはランニングをする時の身体の使い方を学びたかったからです。我流で走るだけより、プロによる客観的視点からのアドバイスをもとに改善していく方が成長も早く、実りも豊かになるだろう、と。
そこから出てきたのが「レシピよりキッチン」というたとえ。
当初は走り方やフォームなど、実践的なところをトレーナーに期待していたのですが、実際のトレーニングは筋トレが中心。トレーニングを通して可動範囲を広げ、結果として無理のないランニングフォームを身につけるのが狙いのようです。
つまり、ランニングフォームというレシピよりも前に、そのベースとなる身体というキッチンに注意を払うべきだ、というわけです。
その意味で、一見すると筋トレ自体はランニングにはあまり関係がないように見えて、実は「身体作り」という面で役に立っているのです。
同じ筋トレでも、そこにどのような意味づけを与えるかで結果は変わってくる、といえそうです。
山本ケイイチさんの以下の一冊は女性向けをうたっていますが、男性が読んでも参考になります。特に、トレーニングを通してどのように習慣が変わっていったのかの事例が多く、イメージがわきやすいです。
人がやっていることというのは不思議とマネしたくなるものです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.20 23:59
入力が魔違ってますよ
2010.01.19
先週末に大阪と名古屋に行ってきたのですが、それぞれの都市で1つずつ間違いを見つけてしまったのでシェア。
▼1.お店の名前が変換ミス@大阪

▼2.スモーキーなセミナー会場@名古屋

2は、名古屋セミナーで使用した某会場の室内にあったものです。作成した担当者は愛煙家と思われます。頭の中がタバコのことでいっぱいだったのでしょう。
それにしても「変換ミス」というのは英語のスペルミスよりもやっかいです。「スペル」は合っているのですから。そういう意味では日本語は注意を余計に要求する言葉といえるかもしれません。
日本語の難しさといえば、外国人から見た日本語がこれほどわかりやすく書かれている本(というか漫画)はほかにないでしょう。
以下、MediaMarkerに書いたコメントより。
「お母さん」「ご家族」の「お」と「ご」のつけかたには法則がある? 「さしつかえなければ」と「おそれいりますが」の使い分けは? 「~であります」などの軍隊言葉のルーツは山口の方言? などなど、外国人の視点から見た日本語の謎を解明する一冊。
そもそもの意味を知らずに何気なく使っている言葉の多さに驚かされると同時に、実は間違って覚えている用法に気づかされたりもする。どちらかというと雑学寄りだが、知らないととんだ恥さらしになりかねない内容も多く、楽しみながらも時々ハッとさせられる。マンガのかわいさとわかりやすさもマル。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.19 23:50
量稽古しかない
2010.01.18
先日、『あたりまえだけどなかなかできない 起業のルール』の著者、四ッ柳茂樹さんの出版記念セミナーに参加したのですが、その中で四ッ柳さんの言葉に次のようなものがありました。
起業相談の実績が1000人くらいになったあたりから、パターンが見えるようになった。
少し話せば「あ、この人は次にこういうことを言うんだろうな」とか「この人はこういうところで悩んでいるんだろうな」ということがわかるようになったというのです。
一人一人、抱えている悩みは似ていても、そこには共通点があり、それはある程度パターン化できる、というわけです。
また、別の日にランチをご一緒したプロのアナウンサーの方は、これまでに932組もの結婚式の司会を担当して来られたそうで、やはりここにもパターンがあるようです。カップルの数だけそれぞれに異なる要望はあるでしょう。でも、キャラクターというか夫婦の力関係のようなものは類型化できるのです。
翻って、自分の仕事にもこうしたパターン化の恩恵に浴していることは少なくないように思います。仕事がパターン化ができれば、スピードはアップし、ミスも減るでしょう。
そのための手段となるのがとにかく数をこなすこと。
もしここでパターン化するコツのようなものを誰かから教われば、より少ない手間と時間でパターン化を実現できるのかもしれません。でも、それでは本当の実力は身につかないでしょう。
例えば、カレーを作るときに、野菜を切ったり炒めたり、あるいは鍋に火をかけて野菜を煮込んだり、といったフルスペックの作業をスキップして、コンビニでレトルトカレーを買ってきてしまえば、レンジで温めるだけでカレーライスにありつくことはできます。
でも、レトルトカレーを使っているうちはイチからカレーを作る力は身につかないでしょう。つまり、パッケージ化されたパターンや必勝法ばかりを使っていると、自分でイチから勝ちパターンを作ろうとしたときに行き詰まるのです。
確かに、類型が適切にマッピングされたマトリクス図は美しいものです。でも、そのマトリクス図から学ぶべきは、マトリクス図という結果ではなく、それが描かれるまでのプロセスです。
プロセスを学ぶためのショートカットは残念ながらありません。だからこそ、限られた時間でいかに多くのプロセスに触れることができるかが重要になってきます。それは量稽古であり、長期的な成長の糧でもあるのです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.18 23:59
変われない限り、買われない
2010.01.17
人と比べると、どうしても自分の至らぬ点ばかりが目についてしまいがちです。ほころびが見えれば、それを何とかしたくなるのが人間ですから、そこで歩みが止まってしまうのです。
マイペースでも前に進み続けられる人というのは、進み続けられるからというより、自分の中に揺るぎない軸があるからでしょう。
そうしたブレない軸を作るうえで、文章を書き続けること(Twitterでもブログでも紙の日記でも何でも)は有効な手段です。
頭の中だけで考え続けるのはこんがらかった毛糸の玉をもてあそぶようなものですが、外に書き出すことによって、少しずつですが確実に毛糸玉は小さくなっていくはずです。
そういう意味で「買われる」とは凝り固まった頭をほぐしていった先にあるものと言えるかもしれません。
すなわち、変われない限り、買われない。
▼関連エントリー:
ノウハウに振り回されそうになったら思い出したいこの質問
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.17 23:59
習慣を入れ替えるには、きっかけをまず変える
2010.01.14
人はちょっとしたことで認識を改め、行動を変え、習慣を入れ替えられる(リプレイスメント)ものです。
たとえば、愛煙家が、ニコチンで真っ黒になった肺の写真を見せられたとたんに、ゾッとして即座に吸っていたタバコをもみ消し、あるいは一瞬にして嫌煙家に鞍替えしたりするような場合です(もちろん、効果は人それぞれです)。
最近、僕に起きたリプレイスメントは、以下の動画によってもたらされました。
David Allen氏が帰宅直後に、かばんの中身やポケットの中身をどんどんデスク上のトレイに移しています。
これを見た日以来(それまでもある程度は実践していましたが)、帰宅すると同時にDavidと同じことを真似るようになりました。
以前は帰宅してすぐに、かばんからノートPCを取り出してポートリプリケータ(外部ディスプレイやAC電源、ScanSnapなどが接続されている)にドッキングさせ、PC作業になだれ込んでいました。
それが今では、ドッキングさせるところまではやりますが、その後はかばんの中から今日入手したドキュメントや名刺を取り出したり、郵便物の一次処理(開封して捨てるか残すかを決める)をしたり、と、PC作業を保留できるようになりました。
ドキュメントや名刺類はすぐにScanSnapでPDFファイルあるいはJPGファイルに“圧縮”して、原本は捨ててしまいます。正確には、1ヶ月に一度そこに入っているあらゆるものを処分するための「処分箱」に移し、1ヶ月間“拘置”します。
こうして机周りの紙資料が一掃できたところで、おもむろにPCに向かうのです。
こうすることで、PCに向かいつつも視界の端の方にチラチラ見えている未処理の書類に気を取られる心配がなくなります。心置きなく仕事に没頭できるようになるのです。
習慣を入れ替えてくれる「ちょっとしたこと」は、予告なく突然やってきます。それがもし繰り返し目にしたり耳にしたりできるものであるなら、時々見返したり聞き返してみるといいでしょう。
どこかでスイッチが切り替わるはずです。
大事なことは、目に見える表面的な振る舞いを真似るのではなく、そのような振る舞いを規定しているところの考え方を真似ることです。獅子舞の動きより中の人の動きに注目すべき、とでも言いましょうか。
いずれにしても、そこにリプレイスメントのカギがあるはずです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.14 23:59
弾み車に拍車を掛ける
2010.01.13
前回に引き続き、村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』より。
ただ黙々と時間をかけて距離を走る。速く走りたいと感じればそれなりにスピードも出すが、たとえペースを上げてもその時間を短くし、身体が今感じている気持ちの良さをそのまま明日に持ち越すように心がける。長編小説を書いているときと同じ要領だ。もっと書き続けられそうなところで、思い切って筆を置く。そうすれば翌日の作業の取りかかりが楽になる。アーネスト・ヘミングウェイもたしか似たようなことを書いていた。
継続すること──リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし弾み車が一定の速度で確実に回り始めるまでは、継続についてどんなに気をつかっても気をつかいすぎることはない。
特に最後のパラグラフは、まさに仕事そのものと言えるのではないでしょうか。回り始めるまでは回り続けられるようになることなどとても想像できないものです。
仕事にとどまらず、人生そのものと言ってもいいかもしれません。
やったことに対して、相応の成果をすぐに要求するのが人間です。赤ん坊が泣きわめくことで母親の愛を手にするかのように。
大人になることの意味は、このタイムラグを伸ばしていくことなのではないでしょうか。それが延びきった瞬間が、人が本当の意味で大人になるとき、すなわち親になるとき。
いつか弾み車に拍車がかかる日を想いながら、日々走っています。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.13 23:59
「痛みは避けがたいが、苦しみは自分次第」
2010.01.12
昨年から少しずつ走り始めました。
夜に走ったり、昼に走ったり、時間帯をいろいろ変えてみましたが、夜は仕事や飲み会に流れることが多く、昼も人と会う約束が入ればやはり流れます。
安定して時間を確保できるのは朝しかない、という結論。
朝っぱらから走ったら、日中にバテたり眠くなったりするんじゃないだろうか?
そんな不安もありましたが、いざ朝走る生活を始めてみると、むしろ元気が出てくる感じです。特に午前中は走った勢いで、集中して仕事に取り組むことができます。
そして、夜は非常に自然に眠気が襲って来ますから、翌朝の早起きにスムーズに接続します。
走り始めてから、改めて村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んでいるのですが、身につまされることが多く唸りながら読んでいます。
たとえば以下。
Pain is inevitable. Suffering is optional. それが彼のマントラだった。正確なニュアンスは日本語に訳しにくいのだが、あえてごく簡単に訳せば、「痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第)」ということになる。 たとえば走っていて「ああ、きつい、もう駄目だ」と思ったとして、「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目」かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである。この言葉は、マラソンという競技のいちばん大事な部分を簡潔に要約していると思う。
ほかにもランナーならではの視点と洞察に富む言葉があふれています。ショートカットのない地道なマラソンは、そのまま仕事になぞらえることができます。つまり、仕事のヒントにあふれる一冊とも言えるのです。
ちなみに今日は村上春樹の61歳の誕生日でした!
おめでとうございます☆
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.12 23:59
省スペースでたっぷり収納!回転式本棚7段
2010.01.10
日々増え続ける本。
本棚に収まり切らなくなり、やむを得ず床の上に平積み状態。そんな“平積みタワー”がいくつも林立し、執務スペースを圧迫。
さらに必要になった本に限ってタワーの最下層に埋もれていたりすれば、取り出すのも一苦労・・・。
そんな折、ふと伊東屋でのある光景が脳裏によぎりました。それは、モレスキンタワーとでも言うべき、回転式の収納ラックです。ラックをぐるぐる回しながら好みのモレスキンをブラウズするわけです。
瞬間「これだ!」と思いついて、
「回転式 本棚」で検索してみたところ、ビンゴでした。
ヒットしたのが以下の商品。
「コミック収納」とありますが、ビジネス書も問題なく収まります。回転も思った以上にスムーズで、ぐるぐる回しながら、いろいろなタイトルが目に入ってきて、発想が刺激されます。
ぐるぐる回していると、だんだん飽きてくるので、いろいろ本を入れ替えたくなります。場所の入れ替えもありますし、新陳代謝も当然あります。
約220冊ほど収容できますが、細かく区画が別れているために一般の本棚よりも「制約感」が強いです。要らない本は積極的に外していこう、という気にさせられるのです。まさに新陳代謝が促進される感じ。
ひんぱんに入れ替えることで、文字通り本の回転も早まります。
▼回している様子。
1段あたり4区画×全7段=28区画あり、厚さにもよりますが、冊ほど収容できますので、平均して220冊ほどがわずか40センチ四方の空間に収まる計算です。
本棚は置けないが中途半端に余っている空間があるなら、220冊収納の余地アリです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.10 23:58
リピートせざるを得ないエコターン
2010.01.06
そんなに頻繁ではありませんが、アスクルで細々としたオフィス備品を購入しています。
以前は、ほかの通販業者同様、段ボール入りで届いていたわけですが、昨年秋ぐらいから「エコターン」という取り組みが始まりました。
具体的には、以下のような再利用可能なパレットあるいはヌノ袋で届けられるようになりました。


・ECO-TURN配送(読み方”エコターン”) 実施のお知らせ
で、このパッケージを受け取った瞬間に脳裏によぎったのは、空きパレットや空き袋がある限りは「これを回収してもらうためには、何かを注文しなければいけない」というリピートのフックになる、ということ。
富山の薬売りではありませんが、客先に何らかの自社アイテムを“常駐”させることで、リピートせざるを得ない状況を作り出すというのは常套手段だな、と。
他にも、個人的に利用している“常駐”型サービスは以下です。
・ウォーターサーバーで富士の湧水、水の宅配
・格安宅配のecohai|株式会社エコ配
・Senseo (センセオ)
▼関連エントリー:
・リピーターになってもらうための7つのチェックポイント
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.06 19:38
再読のススメ
2010.01.04
年末年始の読書は、過去に読んだ本の読み返し(再読)がメインでしたが、自分でもすっかり忘れていたページ余白への書き込みに再会することができました。
本棚の整理をしていて、たまたま手に取った本だったりすることが多く、さながら同窓会のような懐かしさと意外さの混じり合った楽しい時間。
そんな中でも、やはり自分の書き込みは興味深いものです。書かれていることは間違いなくその本から着想を得たことであり、同時にそのときの自分が何を考え、何を課題に感じていたのかが浮き彫りになるからです。
本の内容は変わりませんが、時を隔ててそれを読み返す自分は大きく変化を遂げている。その間をつなぐのが余白の書き込みなのです。
下の写真にあるように、ページの角を折り返し(=ドッグイアー)てはいますが、これだけでは自分がなぜそのページを折り返したのかはわからなくなってしまいます。そのときの思考の道筋や、行く末についても可能な限り書き残しておくことで、時の風化を免れます。

今回の再読を通して、本に書き添えられた自分のメモに大いに啓発されると同時に、行動のバックログを少なからず解消することができました。そもそも、メモは後で行動するための布石だったわけですから。
新刊で新鮮な情報に触れるのもいいですが、一度読みおえたものの消化しきれていない本があるなら、再読することをおすすめします。きっと良き再会があるはずです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.04 07:06



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