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「痛みは避けがたいが、苦しみは自分次第」

2010.01.12

昨年から少しずつ走り始めました。

夜に走ったり、昼に走ったり、時間帯をいろいろ変えてみましたが、夜は仕事や飲み会に流れることが多く、昼も人と会う約束が入ればやはり流れます。

安定して時間を確保できるのは朝しかない、という結論。

朝っぱらから走ったら、日中にバテたり眠くなったりするんじゃないだろうか?

そんな不安もありましたが、いざ朝走る生活を始めてみると、むしろ元気が出てくる感じです。特に午前中は走った勢いで、集中して仕事に取り組むことができます。

そして、夜は非常に自然に眠気が襲って来ますから、翌朝の早起きにスムーズに接続します。

走り始めてから、改めて村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んでいるのですが、身につまされることが多く唸りながら読んでいます。

たとえば以下。

Pain is inevitable. Suffering is optional. それが彼のマントラだった。正確なニュアンスは日本語に訳しにくいのだが、あえてごく簡単に訳せば、「痛みは避けがたいが、苦しみはオプショナル(こちら次第)」ということになる。   たとえば走っていて「ああ、きつい、もう駄目だ」と思ったとして、「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目」かどうかはあくまで本人の裁量に委ねられていることである。この言葉は、マラソンという競技のいちばん大事な部分を簡潔に要約していると思う。

 
ほかにもランナーならではの視点と洞察に富む言葉があふれています。ショートカットのない地道なマラソンは、そのまま仕事になぞらえることができます。つまり、仕事のヒントにあふれる一冊とも言えるのです。

走ることについて語るときに僕の語ること
村上 春樹
文藝春秋 ( 2007-10-12 )
ISBN: 9784163695808
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

 
ちなみに今日は村上春樹の61歳の誕生日でした! 
おめでとうございます☆

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.12 23:59

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