習慣を入れ替えるには、きっかけをまず変える
2010.01.14
人はちょっとしたことで認識を改め、行動を変え、習慣を入れ替えられる(リプレイスメント)ものです。
たとえば、愛煙家が、ニコチンで真っ黒になった肺の写真を見せられたとたんに、ゾッとして即座に吸っていたタバコをもみ消し、あるいは一瞬にして嫌煙家に鞍替えしたりするような場合です(もちろん、効果は人それぞれです)。
最近、僕に起きたリプレイスメントは、以下の動画によってもたらされました。
David Allen氏が帰宅直後に、かばんの中身やポケットの中身をどんどんデスク上のトレイに移しています。
これを見た日以来(それまでもある程度は実践していましたが)、帰宅すると同時にDavidと同じことを真似るようになりました。
以前は帰宅してすぐに、かばんからノートPCを取り出してポートリプリケータ(外部ディスプレイやAC電源、ScanSnapなどが接続されている)にドッキングさせ、PC作業になだれ込んでいました。
それが今では、ドッキングさせるところまではやりますが、その後はかばんの中から今日入手したドキュメントや名刺を取り出したり、郵便物の一次処理(開封して捨てるか残すかを決める)をしたり、と、PC作業を保留できるようになりました。
ドキュメントや名刺類はすぐにScanSnapでPDFファイルあるいはJPGファイルに“圧縮”して、原本は捨ててしまいます。正確には、1ヶ月に一度そこに入っているあらゆるものを処分するための「処分箱」に移し、1ヶ月間“拘置”します。
こうして机周りの紙資料が一掃できたところで、おもむろにPCに向かうのです。
こうすることで、PCに向かいつつも視界の端の方にチラチラ見えている未処理の書類に気を取られる心配がなくなります。心置きなく仕事に没頭できるようになるのです。
習慣を入れ替えてくれる「ちょっとしたこと」は、予告なく突然やってきます。それがもし繰り返し目にしたり耳にしたりできるものであるなら、時々見返したり聞き返してみるといいでしょう。
どこかでスイッチが切り替わるはずです。
大事なことは、目に見える表面的な振る舞いを真似るのではなく、そのような振る舞いを規定しているところの考え方を真似ることです。獅子舞の動きより中の人の動きに注目すべき、とでも言いましょうか。
いずれにしても、そこにリプレイスメントのカギがあるはずです。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.14 23:59







