それは本当に自分がすべきことか?
2010.01.29
『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知』より。
96.ボトルネックはトップに
ボトルネックはボトルのトップにある。いかなる組織といえどもトップを超えて優れたものとはなりえない。大きな構想を持つことも、卓越した仕事ぶりを示すこともできない。
これは個人にも当てはまる。やたらと手足を動かしていても思考(トップ)が停止していれば成果は出ない。思考を重ねて最短ルートをはじき出し、一点に集中して行動を注ぎ込むことによって初めて次のステージに進める。
本文後半の次の一言は特に記銘しておきたい。
重要でないことに時間と労力を小出しに使い、重要なことをおろそかにすることは避けなければならない。
当たり前のことのようだが、実践は容易ではないだろう。なぜなら具体的に何をすれば実践したことになるかが明らかでないから。
そこで時間をお金に置き換えればいい。次のように書き換えられる。
「重要でないものにお金を小出しに使い、重要なものを買えなくなることは避けなければならない」
これを実践するためには、家計簿をつけること。しばらくつけていけば、なぜ月末近くになってお金が足りなくなるのか? なぜいつまでたっても欲しいものが買えないのか? その理由が明々白々となる。
何にどれだけの時間を使ったのかをきっちりと記録をすることで、“トップ”の適切な判断を導き出すことができる。“時間簿”の振り返りは週次レビューですべきことの1つである。
参考文献
ドラッカーの本、たくさんある中で、どれから読んだらいいか迷っている人にピッタリの一冊。個人レベルから国家レベルまでをムリなくムラなくムダもなく収録。一通り読み、詳しく掘り下げたいと思えたテーマが見つかれば、そこで初めて該当する一冊に降りていけばいい。
独立する前にこの本があったら良かったのに、と読みながら何度も思った。
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投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2010.01.29 09:15







