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揺さぶらないと実は落ちてこない

2008.12.17

バットマンシリーズ最新作「ダークナイト(DARK KNIGHT)」をDVDで観ました。

ダークナイト 特別版 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2008-12-10
おすすめ度:4.5

ジョーカーのセリフに次のようなものがあります。

・人を殺すときは銃ではなくナイフを使う
・なぜなら、その方が人が長い時間、苦しむから
・そのようにして苦しむと、人は本性を現す

これは、ある刑事に向かって話した言葉で、ジョーカーはその刑事の仲間たちの命をたくさん奪っていますから、その一人ひとりについて、「本性」を見ているといいます。だから、その刑事よりも彼らの本性を──日々一緒に仕事をしていてもわからないようなことを──よく知っているぞ、というわけです。


まぁ、例がちょっと物騒ではあるのですが、「追い詰められると本性を現す」というのは不変の真理だと思います。追い詰めるまでもなく、非日常に身を移すことによって、「メッキ」が剥がれ落ちることはあるでしょう。

何を言いたいかというと、当たり障りのない無難な人間関係でいる限りは、お互いにずっと偽り続けるだけだ、ということです。

自分が友人や知人からどんな風に思われているかは誰もが知りたいことの1つでしょう。でも、確かめる術はそうそうあるものではありません。

 「ねぇ、オレってどんな感じ?」

などと直接尋ねることもできますが、そのように本人から尋ねられるのでは、ホンネは出てこない可能性が高い。むしろ、自分のいないところで、どのように噂されているのかを知る方が真に迫るものでしょう。

さらにいえば、言葉は容易に偽ることができます。思ってもいないことでも、言葉にして相手に伝える(欺く)ことはできます。でも、そんな風にして言葉で“武装”し続けていると、心に響く言葉も響かなくなってしまいます。

自分でも言葉に心を乗せなくなるために、人から言われた言葉にも心を感じることができなくなってしまうのです。


ここで大切になってくるのが行動です。言葉と違って行動では嘘はつけません。

例えば、たくさんの人のいっせいにメールを出したとします。例えば、結婚式2次会の招待状とかパーティーのお誘いとか。

送る相手は友人や知人など、少なくとも自分に近しい間柄の人たちです。でも、そこには大きな温度差があります。自分では親友と思っていた相手であっても、相手はそうは思っていなかったり、逆もあるでしょう。

そういったことが、送ったメールへのレスポンスの早さや内容である程度判断がつきます。

大切だと思っているのなら、返事も早く、そして丁寧な内容であることが多いでしょう。逆に、返事が遅かったり、あるいは無視される、ということもありえます。

もちろん、性格的にメールの返事が遅い人とか筆無精という人もいるでしょう。でも、そういったことも含めて、一斉に送ったメールへの応答率が、自分の評価そのものといっても過言ではないでしょう。

「自分はどういう風に思われているんだろうか」という漠然とした不安や疑問を持っているなら、直接尋ねるのではなく、今回ご紹介したように一斉メールを送ってみたり、知人を介して間接的に自分の評判を聞いてもらったりするほうが公正な結果が得られやすくなりますし、精神衛生上もよいでしょう。


▼次にすること:
・自分の中だけで悩んでいることがあれば、人に相談してみる


▼明日やめること:
・人のことを羨むこと(代わりに自分で誇れるところに改めて目を向ける)
→ 自分で誇れるところ:自分の行動についてメタ認知ができる


※「やめること」を書き始めた理由はこちら

投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2008.12.17 23:28

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