後になってわかること
2006.03.20
先日のレセプションの席上で以下のようなことをお話させていただきました。
正社員はもちろん、派遣社員、契約社員、フリーランス、SOHOなどなど、10年の間に様々なワークスタイルを経験しました。そうしようと思ったというより、行きがかり上そうなってしまったことがほとんどですが、その立場にならなければわからないことや経験できないことが経験できたのは何ものにも替えがたいと思っています。せっかくなので、皆さんのお役に立てるような形でお伝えして行ければ、と思っています。
ということで、この10年のことを振り返りながら、エッセンスになりそうなところを順次ご紹介していきます。
#小林社長も「どーして会社を始めたのか(1)」というエントリーをアップされていますし。
まずは大学時代の話。外国語学部英語学科というところで言語学を専攻していて、日本語教師を目指していました。当然大学院に行くつもりで大学3年の秋頃までは就職活動のことは考えていませんでした。それが、フタを開けてみたらナゼかソフトウェア会社に就職することに。
でも、まったく共通点が無いわけでは無いのです。つまり共通点があります。それは、日本語教師もソフトウェアエンジニアも、何らかの専門知識を活用してtranslate(翻訳・変換)する、という役割を持っている点。
言語学の知見がソフトウェアの仕事にそのまま適用できるというわけではありませんが、その考え方というかフレームワークは共通しています。例えば、異なる言語であっても、言語というものに共通する特徴というものがあります。言語として成立するための必要条件というか、それがあれば人は「これは言語だ」と認識できるための手がかりのようなものです。
どんなに独特なフォルムであっても、脚があって腰の高さくらいに天板がある構造物を見れば「これはイスかな?」と判断できますよね。そう判断できるのは、頭の中で「イスというのはこういうもの」という定義のようなものがあるからです。目の前にある物体と頭の中にある定義とを照合して、マッチするものが見つかれば、それが何であるかを判断できるわけです。
言語学とソフトウェアと、関心を持っている2つのことについて、その間に共通点を見出すことができれば、根は同じわけですから、どちらも楽しめるはずです。
とはいえ、就職した当時はさほど共通点のようなものを感じてはいませんでした。今こうして振り返ってみて初めて「あぁ〜そうかー」と思えるようになりました。
・・・続きを書いていたのですが、やたらと長くなってしまったので、いったんここでアップします。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2006.03.20 21:18
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